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線維筋痛症 その悪魔の正体

凄まじい全身の痛み。
今年の春に診断されてから回復までの道のり。
自分に起きた痛みの正体は思ってもみないものだった。

知らないうちに抗不安薬が処方されるケース。

2016-11-30 18:37:29 | 線維筋痛症



 先日、久しぶりに
 断薬.comさんを拝見させていただいたら
 また新たに離脱症状から
「線維筋痛症か慢性疲労症候群ではないのか」と診断された方がおられました・・
 病名が付いてしまうと、今度は治療と称して別の薬が処方されるので本当に大変です。
 この方も結局、離脱症状から現れた症状からこの診断が出たようです。
 症状を拝見すると、本当に自分と同じで驚くほど似ています。

 (この方はご本人が薬の離脱症状だと気が付いておられ
 後に線維筋痛症では無いと診断されています。)
 私の場合は、自分で気が付かず・・そこがそもそも間違いだったのですが(>_<)。
 でもやっぱり、
 薬の離脱症状から線維筋痛症ではないか?と言われる事があるという事です。

 きっかけはめまいがして
 耳鼻科に行かれ薬(メイラックス)が処方されたらしいのですが
 抗不安薬と知らずに飲んでいてどんどん不調になり
 初めは一気断薬されたらしいのですが、酷い離脱に見舞われて
 今度はセルシンに置き換えての減薬にされたようです。

 この方耳鼻科で抗不安薬が処方されていますが、
 歯科でも処方される事があります。
 だとすると、抗不安薬だと知らずに飲んでいて
 その後薬を止めるときに「離脱症状」として線維筋痛症様の症状が現れ始めても
 本人は気が付かない場合もあるのでは???
 内科でも同じです。


 そもそも線維筋痛症って何なんだろう?って思います。
 圧痛点なら、常用量離脱の症状でもあったし、
 本当にそっくりで見分けがつくのでしょうか?

 線維筋痛症が血液検査でわかるようになったと
 北大チームが開発したのは知っていますが、
 例えば線維筋痛症と診断されていなくて
 薬の離脱症状の出ている患者に対して同じ検査を行ったらどうなるのか・・?
 そこが知りたいです。

 また、線維筋痛症患者として検査されたのなら、その時点で何らかの薬は飲んでいると思われますが
 例えば薬を服用していなくて、診断はされたが症状だけが出ている場合に先に検査した場合もどうなのか?
 

 この検査の比較は単純に「健常者」と「患者」ですから・・。

 しかも調べたのは

 線維筋痛症患者26人
 関節リウマチ患者21人
 脊椎関節炎患者37人

 健康な人  16人

 なんだかな~・・。


 以前医師にベンゾ薬剤を使用して
 色んな症状が出た場合でも検査は無いのですか?と尋ねたら
 ベンゾを服用している事はわかるけど、症状がベンゾからのものだとわかる検査は無いって
 おっしゃってたけど、この検査してみたらどうなんだろう・・ってずっともやもやしています(^-^;。

 色んな意味で医学の進歩は有り難いと思うのですが
 肝心な事は避けられているのも事実。
 医療サイドの人間が損するような事には絶対にならないし、
 そういう方面の検査は遅れがち・・
 患者の事を考えて薬は作られていると思いますが、
 その薬で被害が出た場合の医師側の逃げ道はちゃんと用意してあって、
 患者が勝てる要素なんてほぼ無いに等しいですよね。
 薬害訴訟の本も読んだりしたけど、
 勝つなんて本当に奇跡に近い事なのだと思う。
 薬にしてもそうですが、医療ミスについても・・
 それを証明するのがどれほど大変な事か。

 ひねくれた考えかもしれませんが・・。
 薬物過敏症候群などもこれといった決め手になる検査が無いですが、
 多分この分野の研究は、もし仮に進んでも公にならない気がします。
 なぜならその分野はタブーだと思えるからです。
 
 
 
 
 
 検査は医師ではなく臨床検査技師が行います。
 このテキスト・・
 実は子供が臨床検査技師を目指していた学生時代に使っていたもの。
 そうです、以前は子供が医療側の人間でした。
 ちょっと何かヒントになりそうな事が載ってないか
 引っ張り出してみましたが・・チンプンカンプン

 今は違う職に就いていますが、
 今でもあれこれ医療について話すことがあります。
 検査技師やってた時は、殆ど何も教えてくれませんでしたが
 (言ってもわからないからですよね
 今回自分が病気になってから、改めて色んな話を聞いてみたら
 「そんな検査ありなん?」なんて何回も言った覚えがあります(>_<)。

 患者がモルモットに感じられてしまう・・。
 
 どんな分野もそうですが、
 利益の絡まない分野はありません。
 
 まして医療業界はとてつもなく大きな砦。
 守られているのは患者ではなく、
 医療側の方なんだとつくづく思います。

 ベンゾ被害が拡大している今・・
 あちこちで裁判が行われていますが
 薬と症状との因果関係を見つける検査なんて無いに等しいのです。

 虚しい気持ちになりますが、
 だからこそ、自分の身は自分で守るしかないんですよね。 
 たった一回の人生です。

 大事にしないと・・・



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離脱期をどう乗り越えるか 後期

2016-11-29 15:05:59 | 線維筋痛症


 やっと後期・・
 ここは回復期と書いた方が良いかもしれません。

 今までいろんな症状が次から次に押し寄せていたのが
 ようやく「治るんだ」と思えた時期です。
 そして確実に回復を感じられる時期。


 頑張りが反映されるようになる。
 ここにきてストレッチもウォーキングもどんどんこなせるようになってきて
 しんどくても辛くても、
 頑張ったらその分後で体が楽になるのではりきってやっていました。

 一番いいのは何といっても運動です。
 これについては多くの離脱経験者の方が同じように書いておられますので
 間違いないと思います。

 それと汗をかく事。
 運動して汗をかくのがいいですが、サウナなども効果が高いそうです。

 中期でも軽めの運動が出来るならしても良いのかと思いますが
 あまり無理したら余計にしんどくなるので
 体と相談しながら・・ですかね。


 
 あと、気を付けると良いのがです。
 これ、服用中もですが、薬を飲まれている方は
 油は良いものを使用される事をお勧めします。

 ベンゾもそうだし
 西洋薬の殆どは脂溶性だと言われていて
 脂肪組織にとり込まれる事で威力を発揮します。

 断薬したら、血中からは数日で消えても、脂肪の中に薬物は残り続けてしまうのです。
特に脳へ作用する薬は脂溶性である事から
 そこに蓄積されやすい状態になっていると言えます。
 そう・・大事な脳ですが・・
 ここも殆どが脂肪・・(>_<)。
 

 薬は水溶性だと門脈から肝臓へと運ばれ、そこで代謝されますが、
 人体にとって薬物は毒とみなしているため、肝臓で無毒化されると
 薬効自体の効果が現れなくなってしまいます。
 ですから、殆どの薬は脂溶性になっているんですね。

 要らなくなった後・・
 つまり断薬後に薬物が残り続けると良くない事は安易に想像できると思います。
 脂肪は体の至る所にあるので、
 そこから薬を抜かないといけません。

 それがデトックス効果のある運動やサウナがおススメな訳です。
 そして体の中の油は入れ替える必要があります。
 車と同じでオイル交換だと思えば良いのです。
 向精神薬を抜くのが難しいのは、脂肪細胞に入り込んでいるためですが
 脂肪代謝を活性化させて、古い脂質を新しいものに置き換える事で
 薬を抜く(解毒)が可能になるんだそうですよ。


 その為に使用するのが
 オメガ3などの油です。
 他にもオメガ6,やオメガ9など・・

 私は亜麻仁油を使っていますが、毎日スプーン1杯を直接飲むようにしています。

 亜麻仁油は「世界最古の健康食品」と言われているそうです。
 

 普段使用の油は・・たまたま以前から使っていたものですが
 こちらの油も良いようです。
 太白胡麻油
 


  

   
 
 料理はこちらのゴマ油を使っています。
 ごま油と言っても白くて色はありません。(色のあるのも売られています)
 このごま油、非常に手間のかかる製法で搾油されているのです。
 この油を勧めておられる離脱経験者さんもおられました。

 余談ですが、ちなみにこの油・・
 天ぷらなどに使うと仕上がりが全然違うのですよ
 腕が上がったかな~っと勘違いしてしまうほどの違いです。

 大きなサイズもあるのですが
 自分が使っているのは450gのもの。
 使いすぎを防ぐために、このサイズにしています。

 何はともあれ、悪いものはとっとと体から出す!!
 そうです、追い出すのです。

 その効果があったのかどうか・・
 実際わからないですが、
 断薬前のあの酷い状態から、今3カ月立つんですが・・
 嘘みたいに消えてきていますし、効果はあったと自分では思っています。

 夫も「8月、9月と死にかけてたとは思えない」って言ってるんで・・(^-^;。


 ウォーキングにしても油にしてもそうですが・・
 結構地味な事でも毎日続けると、やっぱり効果があるんだと思います。
 ウォーキングがしんどいようでしたら
 半身浴を頑張ってみる!とかでも良いんじゃないでしょうか。

 あと面白いのが
 運動なんですが、イレギュラーな動きをすると良いというか・・
 頭を使わず、体を動かすのも効果がありました。
 うちはワンコがいるので(今10カ月の子犬)
 お散歩でも鳥を見つけたらはしゃぎだす、
 ミミズ見つけたら飛びつ着く・・
 そのたびにこっちもウロウロ・・。
 この予期せぬ動きが脳にとっても良いと思いました。
 しんどいのですが、動いた後スッキリ感があるのです。
 普通に歩くより効果があったように思います。
 多分、イレギュラーな動きをしているときは
 頭で何も考えていないからではないかな・・と勝手に思っています。
 
 私は家の中で風船飛ばして
 それをポンポンつきながら動いたりもしていました(^-^;。
 自己流で編み出した変なダンスもありますが・・
 それはあまりに恥ずかしいので書かないでおきますね。

 
 少しづつ体調の良い日が出てきたら
 あとは回復に向かうのみ・・・のはずですが・・
 実際はそう簡単に消えて無くならないのが離脱症状なのだと思います。

 右肩上がりに回復・・といかなくても
 たまに離脱の波が襲い掛かってきても
 この頃になると、精神的には少しづつ安定してくるように思います。
 私もまだまだ「こりゃだめだ」と嘆く日もありますが、
 それでも寝たきりになった日の事を思えば・・
 本当に天と地の差があります。

 私の場合、薬への精神的依存はもともと低かったので
 そこの部分をクリアする必要が無い分
 まだ楽だったのかもしれません。



 初期や中期には
 回復期なんて来ると思えないほど大変でしたけどね・・
 治っていくものですね。

 人間には治癒力がある・・
 薬に頼る生活が長くなると、その事を忘れがちになります。

 でも・・頭で考える事と、実際体が望むことは違うんじゃないか・・
 そんな事を改めて考えています。

 この時期どう乗り越えるか・・
 ここまできたら、もうそれも実際はあまり考えなくていい様に思います。
 ただ、食事の事や運動などは
 今後自分が生きていく中で、やっぱり気を付けた方が良いわけで、
 何事も習慣にしてしまうのが一番良いのです(^-^)。
 だから、今実践している事はずっと続けていくつもり。

 ストレス耐性が弱くなっていると感じる時期ですが
 それも日にち薬で治るはずです。
 

 日常の中に体の不調を感じる時間が減ると
 自然に元の生活に戻るような思考や行動パターンになっていくと思います。
 9月には考えられなかった事が
 今はできるようになっていて、初めは良かった~っと喜んでいましたが
 それもいつの間にか当たり前になると、次に出来る事を望むようになって・・
 その繰り返しで気が付くと、「いつの間にか離脱症状出なくなった~」と思えるのでしょう。

 何はともあれ、前に進むのみ!
 これしかありません。


 

 

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離脱期をどう乗り越えるか 中期

2016-11-28 16:15:26 | 線維筋痛症

 

 さて・・この前の続きですが
 どこからどこまでが初期で
 中期とはいつからの事だろう??

 前回の記事で常葉まり子さんの本について書きましたが
 私も実感として、それぞれ「初期」「中期」「後期」と
 あると感じています。

 激しい症状のオンパレードで
 廃人同様まで追い詰められた初期・・
 この時期に終わりが来るなんて
 離脱真っ只中のあの頃は到底考えられませんでした。

 常に怖かったのは
 ステロイド断薬と被っていた為
 さらに重篤な症状が待ち構えているんじゃないかという恐怖に
 さらされた事。

 薬を止めて、もし線維筋痛症が悪化したら??
 この不安もずっとありました。

 ただ・・
 初期で寝たきりになった時、
 寝ているしかできなかったのが逆に幸いして(?)
 タブレットを布団に持ち込んで
 徹底的に調べてみる事にしたのです。
 ずっと症状は出続けているので
 そんな中眼も痛いし、手も痛いんだけど
 本当の事が知りたかった。
 治るものなのか、本当に線維筋痛症なのか・・・
 
 そしたら、出るわ出るわ・・
 離脱症状で検索するだけでも同様の症状が一杯・・

 そして、この離脱期に線維筋痛症と診断されている方々がいる事を知ったのです。

 本当に線維筋痛症とそっくり・・
 医師に区別がつくのでしょうか?
 血液検査に出ない事も、他の検査でも異常が出ない事も・・
 また圧痛点に痛みが出るところも・・どこをどう見分けるのでしょうか?
 

 常用量離脱症状からこのような症状が出る事を幾度と書いてきていますが
 この断薬後の離脱期でもさらに輪をかけたように症状が出始めます。
 それを多くの人たちが医師に伝えているにも関わらず
 多くの病院では離脱症状について否定的とは一体どういう事なんだろう・・。
 
 私が初期の苦しみを乗り越える事ができたのは
 ネットがあったからです。
 ネットで情報を入手することができたのが大きいです。
 もちろん鍼のおかげもありますが、
 この苦しい離脱症状にいつか終わりが来ると思えたのは
 先にご経験された方々の情報があったからこそだと思うんですよ。
 そこを知ることができたから、
 どうにか自分も「苦しくてもいつかは終わる」と思えたのだと思います。

 初期の苦しい状況からいつになったら
 「中期」になるのだろうとずっと考えながら過ごしていました。
 実際は、ピリオドで区切れるようなものではなく
 初期と中期、後期はそれぞれ重なっています。
 初期の終わりになると、たった一日でも「あれ?今日マシかも・・」という日がありました。
 たった一日・・
 そうです。
 たった一日です。
次の日からまた元に戻ったように症状だらけ。

 でもその一日があるおかげで
 「もしかしたら治るかもしれない」と思えた事を今も覚えています。

 症状が長引くと、どうしても自信がなくなります。
 ほんの少しの希望でもあれば、
 どうにか乗り超えていける・・

 オーバーだと思われるかもしれませんが、
 それくらい追い詰められていくものなんだと思います。

 私の場合、その「一日」は
 9月にたった一回あっただけでした。


 そして、中期に入ったと思えたのは
 その「一日」が一週間に一度現れ始めた時です。
 それまでは疑心暗鬼で「本当に治るのか」「いつ終わるのか」不安でしたが
 やっぱり自分の考えていた事は間違っていなかったと思えた瞬間でもありました。

 それでも中期はまだまだ大変でしんどい事が大半です。
 たまに楽になる日が出始めると
 今度は逆に「なんでまた痛みがでるんだろう」
 「なんでこんなに色々症状が続くのか」などなど・・
 本当に勝手な話ですが、辛い症状が多いが為に
 どうしてもゆっくり構えていられない心境になってしまうのでした。
 
 大の大人でもこれだもの・・。
 こんな事、子供だったら耐えられないと思います。
 
 この中期は「初期」の症状はあるけれど
 緩和される日が少し(ほんの少しですが・・)出てくるという感じでした。
 
 ただ、体の症状は少しづつ緩和されると
 今度は打って変わって精神的苦痛が大きくなっていきました。
 これについても常葉まり子さんが書いておられるのですが、

 「身体症状が強い際は、精神症状が体の辛さによってマスクされる傾向がある。
 身体症状が弱まると、精神症状が急激に強くなったような錯覚を起こすが
 これは身体症状が楽になった事で精神症状に注意が向くようになった結果である」と。


 そして、
 「これも回復のプロセなのだ。
 こうした波を繰り返しながら離脱者は回復に向かう」
とも・・。

 このメッセージのお陰で、
 こうした症状が出た時もどうにか落ち着いていられました。

 ただ、何度も言いますが、
 この時期症状はまだまだキツイです(>_<)。
 
 無性に泣けてきたのもこの頃でした。
 体の辛さもさることながら、
 躁鬱の症状が出始めて、どうしようもなくなってしまったのです。
 ステロイドの断薬から精神症状が現れる事はあまり知られていないかもしれませんが、
 この薬も断薬後に精神状態がおかしくなる事があります。
 どちらも被っているので、尚更酷かったんでしょうか・・・

 この「中期」ですが・・
 たった一回でも楽になったら
 必ずそこで希望を持つ事だと思います。

 楽になる日が出てきたというのは、
 体が頑張って頑張って闘っている証拠です。
 体に入り込んだ本来不必要なものを排除し、
 元に戻るべく闘っているんだと思って耐え抜きました。

 そして、離脱期に気を付けなければならないのは
 とにかく「栄養」ではないでしょうか。

 これだけの症状と闘っているわけですし、
 体を良い状態に戻してやる為には
 相当エネルギーも必要です。
 ビタミンやミネラルは多めに摂取するのが良いと思います。

 ただ、サプリなどは初期や中期にはあまり効果がありませんでした。
 これは最後に診ていただいた医師からも
 離脱期にあまりサプリは勧めないと聞いていたのもありますが、
 実際、使ってみても効果は得られませんでした。
 後期になると、それらも効くようになったので
 使用時期が良くなかったのでしょう。
 
 離脱期はとにかく神経がむき出しになったような感覚で、
 あらゆる部分が過敏になってしまい、
 サプリを使用したら、逆に具合が悪くなる事もあったくらい・・
 合うものがあれば良いのかと思いますが、
 いずれにしろ添加物や化学物質などは避けた方が良い時期だと思います。
 本当にちょっとした事で悪化していましたから。

 そして、運動などは出来たらする・・くらいで良いように思いました。
 この時期もまだ頑張れないんです。
 頑張ると、ダウンしやすくて後悔する事も多かったです。
 早く治りたいから、無理してしまいがちですが・・
 体と相談しながら・・ですね。

 私も中期は頑張りたくてもまだまだ・・って感じでした。

 この初期、中期、後期の期間は服用期間や薬にもよるだろうし
 個人差も大きいのだろうと思いますが、
 調べてみたら離脱期間は平均10カ月ほどだそうです。
 完全に治るまでにはもっとかかる気がしますが・・
 「元の状態に近づいた」と感じられるのが10カ月ほどなのでしょうか。
 それより長くなる事もあれば、もっと短い場合もあるのでしょう。
 

 よく服用期間と同じだけかかると言われているみたいで、
 長く服用されていると、これも心配の種だと思うのですが
 平均期間が10カ月というのは励みになるんじゃないでしょうか。
 いずれにしろ、減薬や断薬は個人で勝手に行って良いものではないですし
 ちゃんと担当医に相談されてから始められるのがベストだと思います。
 理解のある良い医師に巡り合えたら・・
 それが難しいのが辛いところですけどね・・
 
 私の場合は服用中に色々悪化しすぎていたので
 どうにもならなくなっての断薬ですから・・
 本来はゆっくり減薬→断薬です。

 実はこの時点で医師からまた別の薬を勧められるという事がありましたが、
 お断り致しました。
 ここで飲んだら、今まで耐えてきた事がムダになります。
 辛いから飲む・・これを止めない限り抜けきれない。

 本当は欲しいんですよ。
 飲みたくないけど、楽になりたい気持ちもあって。

 それでもこの線維筋痛症が薬のせいだと自分でもわかる為には
 やっぱりちゃんと断薬して見届けないと。
 そう思い耐えていました。

 この時期、痛みはまだまだ残っていて
 風が吹いただけで痛くなる事もありました。
 頭の締め付け感が半端なく、これは初期からでしたが
 相当苦しいものでした。
 脳が破裂するんじゃないかと本気で思ったほど・・・。

 鍼の効果は断薬後にその威力を十分発揮されていたと思います。
 服用中とは違った感覚で、
 ダイレクトに効く感じでした。
 やっぱり邪魔するものが無くなると、凄く効きます(^-^)。
 薬を飲んでいると効きにくいと良く言われていますが、
 個人的には服用中もそれなりに効いていたと思います。
 通院している治療院は、1時間ほどかけて頭の先からつま先まで
 一体何本の鍼を使うんだろう??っていうくらい行ってくださいました。
 とくに離脱期には「脳」への刺激が大事なのだそうで頭や顔も結構鍼だらけに・・(^-^;。
 断薬後は行くごとに回復するのが実感としてあったので
 やっぱり凄いものだと思いましたね。
 鍼は先生との相性などもあるのかもしれませんね。
 色々喋ってると気が楽になって、リラックスして施術を受けていたので。

 
 そういえば、
 カフェインや甘いものは避けた方が無難です。
 私の場合は体が全く受け付けず(本当はコーヒーも好きだし甘いものも大好きですが)
 少し摂っただけで、恐ろしいほど強い揺り戻しがきてしまいました。

 過敏になり過ぎてる体にはそれすら毒になるようで
 でも、体がそれを教えてくれているんだという事がわかりましたので
 そこから避けるようにしてみたのですが
 これが効果抜群だったのです。


 甘いものは体を冷やしてしまいますし
 副腎にもよくありません。
 これはコーヒーや紅茶などカフェインを含む飲料も同じです。
 弱っている体には本当に毒だと思います。

 これらを絶ってから、
 回復力が上がったのは間違いありません。

 なぜわかるかと言うと、
 実は一度「もうそろそろ摂ってもいいかな~」なんて
 軽い気持ちでコーヒーとお菓子を食べたら
 次の日から暫く寝込む羽目になってしまったからです(>_<)。

 唐辛子などの刺激物もダメでした。

 とにかく食べたものがダイレクトに体に反映されるようで
 わかりやすいと言えばそうなんですが、
 好きなものが食べられないストレスも増えたりして・・

 この時期ですが、人と比べちゃいけないんだろうと思います。
 と言いますのも、離脱症状の出方や期間は本当に人それぞれだと思うので
 「なかなか治まらない」
 「なんで自分だけこんなに続くのか」
 そんな風に思える事もあるかと思います。
 私も他の方のブログを読んだりして、同じデパスでも全く離脱症状の無い方・・
 コンスタンにしても、殆ど無症状で離脱を終えられた方など色んな人達が居る事を知りました。
 多分、自分は一気断薬に近い形だったので酷かったんだと思うのですが。
 
 色んな意味で余裕が無いので、
 とにかく他人と比較して落ち込みがちだったように思います。
 だから、余計な疲れを増やさない為にも他の人と比べない事!
 これも重要です。

 ●食事に気を付ける
 ●運動できたらやってみる
 ●症状や回復期間を人と比べない
 ●必ずいつか終わりが来ると希望を持つ

 自分でも「後期(回復期)」が本当に訪れるのか・・
 信じられない感じで過ごしていました。

 でもじっと耐えているだけだと思っていたのは大きな間違いで
 本当に体の中では大変化が起きています。
 自分で気が付かないだけで、
 色んな症状を出しながらも体は確実に回復に向かっているのだと思いました。

 
 今、この時期が過ぎたからわかる事です。
 



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離脱期をどう乗り越えるか 初期

2016-11-25 08:45:43 | ベンゾ&ステロイド ...




 私が服用したのは
 ベンゾジアゼピン系のデパス、コンスタン
 そしてステロイドのリンデロン

 当初デパスの副作用だとは気が付いていませんでした。
 ここから色んな症状が現れ始めたわけですが・・

 これらの薬を止めたら、一体どのような症状がでるのかは
 今までに書いてきましたが、
 自分が経験して思うのは、副作用も常用量離脱も
 元の病気に覆いかぶさったような症状として現れるので
 どこまでが自分の病気なのか・・
 どこからが副作用、常用量離脱なのか・・
 服用中は分からない事が多いと思います。
 
 ただ、全てを止めてみたら
 結構はっきり認識できるようになります。

 そして、それらとまた違った症状が出始めるのが離脱症状・・
 全ての方に同じように出るわけではないですし
 服用していた薬の量や種類にもよるかと思います。
 年齢や体質にもよるでしょう。
 でも、多くの方に何らかの「離脱症状」が現れるという事もわかっています。

 この時期の過ごし方というか・・
 これについて殆どの医師はろくなアドバイスができないように思うのです。
 「離脱は起きない」「元の症状の悪化」だと言いくるめるのが
 仕事と勘違いしているケースが多いし
 実際は知らないわけがないのに、そこに関してあまりにも無関心なのです。
 
 それで、自分が断薬する際に、
 何かいいアドバイスの載った本は無いかな?と探してみた事がありました。
 
 そして、ある本を本を見つけました。
 
 それは、常葉まり子さんの書かれた「向精神薬の減薬。断薬メンタルサポートハンドブック」です。
 今は販売されていません。

 この本の内容がホント素晴らしいのです。
 私も本は入手できなかったのですが、
 「常葉 まり子」で検索すると、
 この本の内容をブログなどにアップして下さっている方々がおられました。
 著作権の問題もありますから本当はアップはNGだと思いますが・・
 ありがたかったです。
 なので、ここでリンクはしませんが
 気になる方は上記のお名前を入力して検索してみて下さい。

 これから減薬・断薬しようと計画されてる方にも
 心構えとして知っておくと凄く良いと思います。

 自分に起きた断薬後の症状はほんと地獄でしたが、
 これは自分にだけ起きた事じゃない・・
 本当に多くの方がこのような症状に見舞われるのだと
 改めてわかりました。

 常葉まり子さんはお仕事の傍ら、
 ライフワークとしてメンタルサポートをされているそうです。
 多くの患者さんに直接お会いする機会が多いので、
 減薬・断薬その後の経過について直接肌で感じられ、
 その苦しみを理解されていたのだと思います。
 それはやはり壮絶なんですよ。
 だからこそ、こうして本にされているわけです。

 内容は本当に、自分が経験しないと書けない本だなと思いました。
 でも、ご本人が経験されたことじゃ無く
 患者さんと向き合ってこられた経験の中で書かれた本ですが
 よくここまで適切に経過を書いて下さったな・・というのが
 私の感想です。
 本当は医師にこそ読んで欲しい本です。

 断薬後・・初期、中期、後期とあり
 その期間にどのような事が起こり、どのように心構えしたら良いのか・・
 そんな事が書いてありました。


 ここからは自分の経験をもとに書いていこうと思います。
 
 初期

 この時期・・
 断薬直後より日が経つにつれ色んな症状が出てきました。
 (細かな症状は今までも書いていますので割愛させていただきます)

 激しい症状ばかりでしたので
 本当に治るんだろうかという不安がとても大きかったです。
 とにかく大きな離脱の波が次から次にやってきて・・
 寝たきり状態になってしまいました・・。

 でも、あれこれ考えても仕方ない時期なんだと今ならわかります。
 本当にどう頑張っても自分の意思ではどうする事も出来ませんでした。
 
 禁断症状そのもです。
 この時期に再服用してしまうケースも多いらしいのでそれも納得です。
 自分の場合、ベンゾのコンスタンとステロイドでしたが
 ステロイドを一回だけ服用してしまいました(>_<)。
 それぐらい耐えがたかったです。
 これが人間に起こりえる事なのか?と何度も思いました。

 離脱は向精神薬もステロイドも症状の内容は違えど
 このように「初期、中期、後期」と経過する過程は同じな気がします。


 一気断薬でなければ、自分のように酷い症状は免れるのかもしれません。
 だからゆっくり減薬、断薬が良いと思います。

 離脱症状はもとの病を超えて激しい症状が出る事が多いので
 断薬されるなら、ある程度安静期間を設けられるように
 スケジュール調整が必要だと思います。
 お仕事されておられる方は、この初期の時点で離職されてしまわれるケースもあると
 知りましたので、より慎重にされるのが良いでしょうね。

 そう言えば、働きながら断薬された方のブログも拝見したら
 とても励みになりました。

 こちら

 相当な精神力をお持ちの方だと思います(>_<)。

 辛いのは、何一つ思うようにいかない事・・
 精神もだけど、体も・・・・・
 自分の体でありながら、借り物のようでした。
 ただただ身に起きる症状に耐え抜くのみ。
 これしかできないのです。

 でも、この「耐える」はとっても重要です。
 この初期の時期に一番やらなければならないのは
 ただ「耐える」ことのみで良いんだと今ならわかります。


 「耐える」事が可能なら
 次のステップである「中期」にも行くことができる。
 当たり前じゃん!と言われるかもしれませんが
 この「耐える」がどれほど大変か・・・

 向精神薬の断薬が難しいのは
 この初期にギブアップされるケースが多々あるからだと思います。

 それでも、情報として
 前もって医師から「こんな症状がでるかもしれないが
 それは離脱症状だから、頑張って乗り越えたらいつかは消えるよ」と
 言われたらどうだろうか?
 そしたら「そうか、この時期乗り越えたら治って行くんだな」と
 思えるかもしれません。
 頑張れる人たちが増えるかもしれない。

 でも現実は「離脱症状なんか無い!」
 患者に無関心な医師が薬を処方するな!と言いたいです。


 この時期を頑張っておられる方・・
 自分で偉い!と自分を褒める事です。
 「あれもできない」
 「これもできない」と自虐しない事!

 離脱初期は
 「何もできなくて当たり前」
 「辛くて当たり前」
 「痛みがでて当たり前」

 そう思っていれば良いんだと思います。

 この時期はとにかく「今日はちょっとマシかな」と
 思える日は皆無でした(自分の場合)。
 ただただ辛い!
 痛みも、だるさも不眠も・・・

 でも、止めたからこそ
 だからこんな症状が出る。
 前に進んだからこそ・・です。

 それは元の生活に戻る為に必要な事なんだ。
 薬漬けにならない為に絶対に必要な事なんだ!と
 言い聞かせる事。

 自分にはそれしかできませんでしたが、
 どうにか「初期」を乗り越えたのでした。


 次回、中期を書きます。




 
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薬による冷えをどうするか。

2016-11-24 17:13:00 | ベンゾ&ステロイド ...


 化学物質が体内に入ると、
 知らないうちに体が冷え切ってしまっている事があります。
 長期服用による冷えは実は深刻なケースも・・

 これはベンゾ&ステロイドだけじゃなくて
 他の薬を使用しても同じです。
 市販の薬や痛み止めの注射なども同様です。
 

 痛みを取るために、薬で血流を悪くして痛みを緩和する・・
 その目的自体は仕方無い事で、
 ただ「血流を悪くする」弊害がどうしても現れ始めます。
 ここをどうするか・・
 
 冷えは実感出来る事もあれば、
 全くわからないうちに起きてる場合もあるんですね。

 薬を使用していると内臓にも負担が掛かりますが、
 そこで、内臓冷えも起こり始めます。
 この冷え自体がまた痛みを生む原因にもなるそうです。


 薬を飲む→痛みを緩和する→冷えを生む→また痛みが生まれる
 

 痛みを抑える事は血流を悪くするという事なので、
 ここで温めると血流が改善されるので、痛みが出現する事があるのもわかると思います。

 お風呂に入ると痛みが増した・・など経験された方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 例えば、減薬・断薬すると体内の冷えは放っておいても徐々に改善されていきます。
 この時点で体を温めるとプラスの効果になりますが、
 服用中だと(体が冷え切った)マイナスの状態から温める事になるので、
 温めてもプラスになりにくいんですね。

 という事は、
 普通に考えている以上に温めないといけないという事です。
 面倒ですが、仕方がないですね。

 
 私も服用中、かなりの冷えを実感していました。
 もともと冷え性でしたが、それに輪をかけて冷える(>_<)。
 春から夏に服用していたにも拘わらず、足先はいつも冷えた状態に・・

 それで半身浴をする際、ずっと使っていたのが
 クナイプの入浴剤でした。
 ドイツでは薬用に指定されている入浴剤なのですが、
 これ、かなり温まります(^-^)。
 いくつかの商品を試して使っていますが、
 どれも凄く良いです♪
 ハーブの香りもそうですが、天然岩塩が結構大きなツブツブで
 お湯にゆっくり溶けていきます。
 温まるし、香りの効果でリラックスできるしいう事無し。
 入浴剤で効果が得られたと実感できたのは
 こちらの商品が初めてでした。
 つい長風呂になってしまいますが、デトックス効果もあるし
 ほんとおススメです。

 ただ、この柑橘系の入浴剤・・
 今使用しているものなんですが、
 私、ゆず湯とかにもかぶれてしまうのでちょっとダメでした
 それで、使用量を半分に減らしてみたらいい感じに♪
 半分でも凄く効果があります。

   
 
 スーパーではあまり売られていないと思いますが
 大き目のドラッグストアでも手に入ります。
 一回ずつの使い切りサイズもあるので、
 自分に合うものを試しながら大き目サイズを買うと良いかも。
 お値段ちょっと高めかもしれませんが、
 この効果だと納得できると思います。


 あと、日中の体の冷えに・・
 入浴したくても体が辛くてできない時なんかにも
 じんわり温まるのでおススメなのがこちら

 その名も湯たんぽブーツ


   
   (ちゃんと揃えて並べたかったのですが、
    お湯が入ったままでコロンと横に倒れてしまいそうに・・

 買ったのは去年の冬なのですが・・
 今年の春から夏も(エアコン冷え)
 ずっと使っていました。

 ソファで寝転がって休んでる時や
 椅子に座ってる時に足元がポカポカ・・。
 まるで足湯に浸かってるようで、
 じっくり全身が温まります。
 私かなり熱めのお湯を入れて使ってますが、
 結構丈夫ですヨ。
 
 ちょっとアマゾンのレビュー覗いたら
 評価良いみたいです(^-^)。

 長いタイプもあって、迷ったんですが
 お値段見てドン引きしてしまい(笑)、
 ショートにしましたが、これで十分じゃないかな・・。
 
 コタツに入れば同じなんじゃ??
 それも考えたのですが、
 なんか足湯に近い感覚なので
 もっと芯から温まる感じでしょうか・・。
 コタツだと乾燥しますが、これ使っても乾燥はしないと思いますから


 体を温める際は
 必ず水分補給をお忘れなく。



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ステロイド離脱時の諸症状2

2016-11-23 10:24:24 | 線維筋痛症



ステ断薬後、
皮膚にも異常が現れ始めました。

手足の皮膚がボロボロに剥け始めたのです。
それもかなり強烈な痒みと痛みが伴って・・(>_<)。
2~3週間続いたかと思います。

ステロイドを使用していたら
それより効き目の薄い薬が効かなくなっています。
というか、暫く薬は何も使いたくなかったので、
とにかく何も使わず我慢・・

でも落ち着いてきたら、
以前よりきれいになってる
なんで?良くわからないのですが・・
もしかしたら・・
実は春に調子が悪くなり始めてから、
色々と食事の見直しをしてきました。

その後薬を使用するにあたり、
体重が増えやすい事がわかりましたので、
体重管理も兼ねて、徹底的に見直しをしたのです。
寝たきりになった時も
夫や実家の母がなるべく体に負担にならないようにと気を遣って
あれこれ作ってくれていました。
と言っても、手間のかからないシンプルなメニューが殆どで
素材を生かしたレシピは体への負担も少なくて済んだのかなーって思っています。

その甲斐あってか、
闘病中に体重が増えたという事はありませんでした。
ステロイドで物凄く食欲が出てしまいましたが・・
どうにか体重を抑える事には成功していたのかなと思います。
ただ・・どんどん脂肪?の付き方が変わってくるんですよね。
上半身に肉が集中するというか・・
ほんと変なバランスになっていました。

断薬後、一時ものすごく体重が落ちてびっくりしましたが、
それはあっという間に終わってしまいました・・残念。

そうだ、顎関節症のような症状も出てましたね。
これもコンスタンの離脱症状なのかもしれないですが、
ステ断薬後に現れてきました。
顎が痛くて仕方ありませんでした。
この時期に口腔外科に行ったら
間違いなく「顎関節症」と診断されたのでは・・

歯茎がガタガタして、
歯が抜けるんじゃないの??という感覚。
それと、これは副作用で出てきたものですが、
服用中、歯茎が真っ青になっていました。
内出血ですね。
あまりに酷いので、その事も医師に伝えましたが、「ああ、そう」と一言だけ・・。
様子見で飲んでるだけなら、その時点でも服用中止にしてくれても良いはずです(>_<)

でも、顎関節症の症状と歯茎や歯の感覚も・・
後遺症として残るのかと思いましたが
全くそんな事はありませんでした。
これもちゃんと治まっていきました。

以前書いた抜毛も相当なもので・・
ほんと外に出るのが実は嫌になるほど。
でも、2~3日前に鏡で良く見てみたら
短い毛が一杯生えてきているではありませんか・・
嬉しい事ですが、伸びるまでに相当時間が掛かりますね
憂鬱です。

胸が圧迫される痛みもありました。
これはステ断薬直後から出てきましたが凄く痛い。
腹痛も相当痛かったと書いていますが、
あれも不思議ですが、時間によってはパッタリ痛みが止まるのです。
胸の痛みも同様に。

ベンゾの離脱と被っている分、
変な症状が出るんでしょうか・・・・・

離脱症状はベンゾも同様ですが、
3歩進んで2歩下がる・・みたいな感じです。
治ってきたかと思うと強烈な揺り戻しが来て
また少し停滞・・
鬱っぽくもなり、痛みが出始めるとセットで気分が悪くなっていました。


ステロイドも殆ど一気断薬に近いかたちで断つことになったので、
当初は生きた心地がしませんでしたが、
人間の体ってホント凄いと思います。
体の中から一気に「悪いものは全部だしてやる!!」って感じで
お掃除が始まるような感じで、
色んな部分がそれぞれ機能回復に向けていっせいに動き出すような・・
そんな感覚です。
まさにそれは体を作り替える作業。
だから物凄くエネルギーを使います。
栄養は摂っても摂っても足りない感じです。
断薬後はどんどん栄養補給してあげるのが良いんでしょうね


それと自分が思っているだけなのかもしれませんが
ステロイドの方が感覚的にストレートに現れるものが多いような気がしました。
例えばお腹が痛い、毛が抜ける、皮膚がボロボロになる・・など

ベンゾの場合、想像を絶する離脱に見舞われる事があるので・・
何というか、「こんな事が人間に起きて良いのか!」という症状。
それこそ脳の誤作動によるものが多いんだろうけど
離脱だと知らなかったら、ほんと気が狂ったと思ってしまうと思います。

これも一気断薬に近かったから余計そんな症状が現れたのかも・・。
ベンゾもステロイドもまずは減薬が基本ですもんね。






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経過観察日記10

2016-11-22 17:11:38 | 線維筋痛症
~11月~

 やっと今の時間に追い付いてきました。
 
 リアルタイムで書けないと、
 その時の心情なども何となくわかりずらいというか・・
 自分でもその時々でもっと色んな葛藤があったのに
 なかなか日記だけでは記憶に留めておく事は難しいですね。

 10月の後半からかなり元気を回復していますが・・
 実はこの回復ぶりは鍼の先生から見ても「早すぎー」なのだそうです。
 私の通っている治療院は、色んな患者さんがお見えになりますが
 精神薬の減薬、断薬にとても理解があって、
 10代ですでに薬の依存症になっている子供さんや
 鬱症状から薬を飲み始めた方・・
 皆さん、鍼治療しながら頑張って断薬されていらっしゃるのだそうです。
 薬を減らして、本来持っている治癒力を高める。
 
 ただ、ベンゾ系の薬は依存度が高いうえ、
 体内のあらゆる部分に入り込んでいる事、
 また脳へのダメージも相当なようで、
 頭(脳)の回復にとても時間がかかるんだそうです。
 そういう私も頭がまだまだなのですが・・
 先生が「早すぎー」という理由には、
 とにかく良く喋るからです(笑)。
 「喋る」って、脳の機能回復の目安にもなるみたいですヨ。
 
 確かに服用時、断薬後と口数は少なめでした。
 痛みや倦怠感以外にも、とにかく頭が回らなくて
 言いたいことが上手く言えなかったので・・
 それを思うとだいぶ良くなっているのでしょう。

 そして、
 もともとあった腱鞘炎と肩の脱臼あとの痛みはどうなった?という点ですが、
 寝たきりになった事や、手をあまり使えなかったので
 すっかり治っています(^-^;。
 肩の脱臼あとの痛みは、一旦ちゃんと治っていたのに
 仕事で無理して悪化したもので、負担を少なくしたら治りますよね・・
 腱鞘炎についても同じですね

 当時忙しくて、安静にしているなんて考えられませんでした。
 それで痛み止めとしてデパスを使ってしまい
 これほど悪化していったんですが、
 本当に馬鹿な選択でした。


 また「意欲」に関しては
 断薬後3カ月が過ぎようとしている今でも
 実はあまり回復していません。
 心身ともにかなり疲弊していて、
 気持ち的になかなか元のようにはいかないのが辛いところです。
 時折フワッと変な不安感が襲い掛かる事もあります。
 断薬後の一月は殆ど毎日この嫌な気分に苛まれていました。
 それを考えると、だいぶ回復していると思います。 
 こうしてブログも書けるようになったことですし(^-^)。

 何かを決めようにも以前のように意欲をもって取り組む事が出来ないし、
 ストレスにも異常に弱くなったように感じています。
 ちょっとした事でパニックになるので車の運転は近距離のみ・・。
 
 
 ただ悲観はしていません。
 服用中に現れた激しい痛みや倦怠感・・
 それらが過ぎ去った事で、
 周りの状況や自分に起きている事も冷静に受け止める事ができるし
 何より、「離脱症状」は時間が掛かっても必ず良くなると思うからです。
 そんな風に思える事こそが、回復してきている証拠なんだろうと思います。

 
 
 
 
 




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経過観察日記9

2016-11-21 17:25:12 | 線維筋痛症


~10月以降~

 8月いっぱいでステ断薬も終わり・・
 9月はその離脱で大変な思いをしました。

 コンスタンの離脱とも被っていたので、
 本当に一日一日をどう乗り切るか・・
 そんな感じで過ごしておりました。

 色んな症状が次から次に現れるので、
 「本当に治るんだろうか・・」
 この不安がとても大きかったです。

 離脱の波は小さなものから大きなものまで様々・・
 心が折れそうになる事もしょっ中でした。

 そんな時間を過ごして、10月に入った時・・
 やはり離脱症状は相変わらずで、
 もしかしたら薬じゃなくて、
 別の理由から線維筋痛症になったのかもしれない・・
 そんな風に思う事もありました。

 でも・・
 1週目・・2週目・・
 まだ痛みが残っていて、突然物凄い揺り戻しがあったのですが、
 鍼に通うと瞑眩反応(症状が改善して良くなる兆し)があったあと、
 加速的に良くなる・・を繰り返していました。
 鍼の先生からは、
 「まだまだ揺り戻しがキツイと思うけど、早めに悪いもの出しちゃいましょう」と
 いう事で、その頃は週に一度はお世話になっていました。

 ステロイドの断薬後、猛烈な眠気が現れていたのですが・・
 眠気はあるけど・・眠れない・・
 結局ずっと不眠なのです(>_<)。
 鍼に行くとぐっすり・・。

 3月におかしくなり始めてから、
 ずっと不眠に悩まされていて、
 それでもステロイド止めたら、眠れるようになると思い込んでいただけに
 止めても不眠は相変わらずな事にかなりショックを受けました。

 それが・・
 2週目の終わりくらいから
 細切れでも4時間ほど眠れるようになり・・
 その後どんどん睡眠時間が増えていきました。

 眠る為に努力した事がいくつかあります。

 ●朝日を浴びる事と運動。
 ●夜は10時までに明かりを消して寝るようにする
 ●PCやテレビ、スマホなども10時以降は触らない。
 ●アロマを使ってリラックス
 ●食事に刺激物を入れない
 ●半身浴で必ず30分以上お湯に浸かる。


 ベンゾの離脱もそうですが、
 朝日を浴びる事と運動はとにかく効果が高いと感じました。
 離脱症状が出る中、運動するのってほんと根性要ったのですが・・
 犬もいる事だし・・
 どうにか少しづつ外に出る時間を増やして行きました。
 初めは数メートル歩くのもやっとだったのが、
 次第に増えていき・・
 10月の終わりには一日平均7~8キロ歩けるまでに回復
 ステロイドのせいで、副腎の機能が落ちているため、
 必死で歩きました。

 歩く事は、副腎の回復にとても良いのです。
 足の裏に副腎のツボがあって、
 そこが刺激され、副腎に伝わるのだそうですよ(^-^)。


 ステ断薬とベンゾ断薬に関して、
 色んな事を試してみました。
 それもまたまとめて今度書きますね。

 半身浴される方もいらっしゃると思うのですが・・
 私も以前からやっていたのですが、
 ちょっとやり方が悪かったようです。
 鍼の先生にアドバイスをいただいたのは、
 「体温に近い温度で30分~」だそう・・。
 私がやっていたのは40度くらいのお湯でした。
 それだと体に負担になるんだそうです。
 夏だったので、36~37度くらいのぬるめのお湯に浸かっていました。
 今は寒くなってきたので、38度くらい。
 この38度が上限です。

 健康な方なら、それほど気にしなくてもいいのかもしれませんが、
 化学薬品をとり込んだ体内は、考えられないくらい冷えているらしいのです。
 その冷えを少しでも取り除いてやらないと、
 血流は悪くなるし、老廃物も出ていかないし・・で、何も良い事がありません。
 熱くすると30分浸かるのって大変かもしれませんが、
 ぬるくして浸かると30分なんてあっという間ですよ。
 じっくり浸かる事で、体内の深部にも熱が行き渡るようになる・・。
 汗もかきやすく、老廃物を出しやすいのでおススメです。
 入浴剤も効き目の高いものがありますから、
 また今度ご紹介させていただきますね。

 病院に行かなくなってから・・
 苦しい離脱症状が不安で不安で仕方なかったのですが、
 ずっと鍼には行ってたので、
 それが大きな心の拠り所になっていました。
 どこにも頼れなかったら、不安過ぎて乗り切れなかったと思います。
 色々愚痴りまくっていましたので、
 さぞ先生にはご迷惑だった事でしょう・・・苦笑。

 そして、自分でできる事を多少無理してでもやる・・
 無理するって良くないと思うんですが、
 少しでも回復の兆しが見えたら、
 やはりちょっと無理してでも体を使った方が早く離脱から解放されると思います。
 人間の体は使わないとダメなんですよね。
 そうして使い込んでいくと本来持っている治癒力もどんどん働き出し
 いい方向に行くんだと思います。


 

 
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ベンゾ離脱で起きる症状~もう一人の医師の話から

2016-11-19 15:45:10 | 線維筋痛症



私がこのブログを書くきっかけになったのは、
最後に診ていただいた医師の言葉があった事・・
それ以前に自分自身でも疑っていた事を書きましたが、
実はそれ以外にもやはり薬では?と思う出来事がありました。

これ、書くのをずっと迷っていたのですが、
やはり書いておこうと思います。

ベンゾジアゼピン系のコンスタンを断薬、
そしてステロイドの断薬に至ったわけですが、
ステ断薬後に実はある病院で骨密度の検査を受けた事がありました。
その時、整形外科の医師に相談に行ったのですが
その病院は初めにストレートネック、腰椎ヘルニアと診断された病院でもあり、
また2014年の11月に脱臼した際にもお世話になった病院です。
ただ、当初の医師はおられず別の医師でした。

その時の状況(ステロイドを服用していて、今まで骨密度を測った事が無い事、
またそれまでに服用していた薬や、線維筋痛症と診断されている事など)を
一通り話して、後日骨密度の測定に伺う事になったのですが・・・

その時、その医師から
膠原病やリウマチなどについて詳しい先生がおられるので、
その先生が担当の日に次回の予約を取って下さる事になりました。
(こちらB先生と呼ばせていただきますね)

で、骨密度を測定していただき、
その後そのB先生に診察していただいたのですが、
骨密度に関しては何の問題もなくホッとしたのは良いのですが、
そこでとんでも無い話を聞いてしまったのです。

B先生:骨に関しては全く問題ないよ。
    ステロイド飲んでて心配だったでしょう?
    でも大丈夫ですからね。
    なんでステロイド飲んでたの??

私:  原因不明の痛みがでて・・
    初めは手の腱鞘炎・・それが肩の脱臼のあとの痛みにつながったようになったんですが・・
    でも、その頃一度こちらの病院でストレートネックと腰痛ヘルニアがあると言われて
    痛み止めを処方していただきましたが、それが効かなくて・・
    それでペインクリニック(リウマチ科)で見ていただく事になったんですが、
    痛みが増すばかりで・・線維筋痛症と診断されステロイドを飲む事になりました。

B先生:線維筋痛症と言われたの??

私 :  そうなんですよ。でも今全ての薬を止めたら、
    どんどん痛みが無くなってきてるので
    コンスタンとステロイドの常用量離脱症状だったと思ってるんですが・・

B先生:大変だったね。
    薬から色んな離脱症状が出る事はあるからね。
    でも、線維筋痛症なら治らないよ。

私:  えー????(どういう事よ??)
    線維筋痛症だと治らないんですか?

B先生:あれは色々入りこんじゃってるから、医者が治すのは無理なんだよ。

私:  何が入り込んでるんですか???

B先生: いやいや・・それはちょっと言えないけどさ・・

私:  えー!!教えて下さいよ!何が原因なんですか?殆どが原因不明って言われているんですが・・

B先生: だめだめ。今薬はすべてやめたんでしょ?それでもし今後痛みが再発したり何かあったら
    またおいでよ。


そこで会話は途切れたのですが、ちゃんと聞き出せば良かったと今も後悔しています(>_<)。
その「色々入り込んじゃってるもの」・・って・・
医師が話せないとなると、やっぱり薬じなんじゃないの??と、
その時思ったのです。
もちろん色んな原因からなる事があるでしょう。
でも、医師の中ではやっぱり「薬による被害」をわかってる人たちが居るって事なんじゃ・・?
治せないと言ったのは依存性が形成されるからなのでは??


どこかでそれに関する記事が見つけられないか今も探してるんですが・・
というか、数多くあるにはあるのですが・・
これ医療側の人間は言えないですよね?もし本当なら。

で、わかりやすい記事が無いかなー?って探したら
さっき鍼灸の先生が書かれている記事を見つけたのですが、
これがまた驚愕ものでした。

常用量離脱症状から、やはり線維筋痛症と診断されたり、
また他の病名が付いたりしているようなのです。

ブログも数種類あって、ざっと目を通してみましたが
facebookの記事が一番わかりやすい気がしたので、
ちょっとリンクさせていただきます。

こちら。

ベンゾ離脱から思わぬ診断がされてしまう事がある・・
この方のHPやブログもとても参考になる記事が多く
私もまたじっくり読ませていただこうと思ってます。


HPはこちらから


鍼灸の先生って、
私の鍼の先生なんかもそうですが、
もともと医学部に入られて途中から鍼の方に変わられた経緯をお持ちの先生なんかもおられます。
その先生が「薬の怖さを知って、医者になれないと思った。」って・・
そんな方もいらっしゃるんですよね。
なので、医学に対して物凄く実は良く知っておられる場合もあると良いますから。
西洋医学の医師たちが語れない裏側も実は知っているのかもしれません。





昨日は犬たちと山へ。
と言っても毎日海か山・・。
飽きそうなものですが、自然は偉大ですね。
飽きることが無いんです。

この池の周りをぐるっとお散歩。
お天気が良くて気持ちよかったです♪




今、家の屋根や外壁塗装のやり替えをしなくちゃいけなくて・・
ついでにちょこっとプチリフォームをお願いしようと思っているのですが、
これがなかなか決められない・・
頭が回らない時にこういう事決めるのって良くないですよね。
まぁ予算がいくらでもあれば話は早いのでしょうけどね






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ステロイド離脱時の諸症状1

2016-11-18 08:20:06 | 線維筋痛症


ちょっと、ステロイドについては言いたいことがこれまた沢山あります。
なので、経過観察とは別に書いておこうと思います。


まず、何でステロイドなのか??これも今だにわかりません。
ほんの様子見で使うはずだったものが、なぜ5か月も???

線維筋痛症は原因不明と言われていますが、
中には細菌からのものもあるらしいです。
リリカやサインバルタが効かなかった経緯からステロイドを・・と医師が判断したのですが、
(リリカやサインバルタについては
ちょっと飲んですぐやめたので効くも効かないも本当のところはわかっていません
ステロイドを飲んでもとにかく飲んでも痛いままだし、
効いてないですと何度も伝えたんですが却下され、
そのまま服用してしまいました。・・

当初の痛みがデパスによるものだと気が付いていなかった自分もいけないんですが、
とにかく効かない・・。
それより服用直後からだるさが異常に出てきてて・・
しかも不眠(これも以前書きましたが、夜に飲む指示があったため余計に眠れなくなった)
この不眠を補うためにコンスタン(ソラナックス)が処方されるという悪循環。

ステロイド・・
よく副作用としてムーンフェイスになる事が知られているかと思います。
私の場合プレドニンではなくリンデロンでしたが、
やはりムーンフェイスが出てきました。
ただ・・ムーンフェイスは後になってステ断薬後に気が付く程度・・
その代わり野牛肩になって、こちらの方がひどかったです。
肩や背中が固まったような痛み・・
どれだけストレッチしようが、数分後にはまたガチガチ・・
それが更に痛みを助長させていたんですが、
驚くことに、この症状は断薬後わずが1ケ月で消え去りました(>_<)。
これが無くなるだけで、どれだけ楽になるか・・・
私の場合だと、コンスタンの断薬からの離脱症状も被っているので、
この症状が本当に消えて無くなるかとても不安だったのですが・・
凄い勢いで無くなっていったのです。


ムーンフェイスもあっという間に元に戻ります。
ただ、本当に驚いたのは肩回りや首、顔に脂肪が付くだけではなく、
動きもかなりセーブされていたという事。
朝起きるとき、布団の中でガチガチになった首、肩を入念にほぐすのですが・・
それでもガチガチでなかなか起き上がれないでいました。
何でこんなに硬いのか・・痛みも凄いし、
本当にどうなってるんだろうと思っていました。
この前も書きましたが、まさに亀の甲羅を背負って歩いてるような感覚・・。
これも線維筋痛症が進んだからだと錯覚・・(>_<)。

ステ断薬で改めて感じましたが、
体は無理に薬で抑え込むと、内から自分で治そうとする治癒力も当然働くわけで、
その反発も凄いという事。
断薬したら、元に戻ろうとする力が凄くてびっくりしたのを覚えています。
通常では考えられないほどあっという間に体重が落ち、
食欲も普通になっていきました。

ただ、それと同時に・・
本当に体の至るところに薬が影響していたわけですから、
目に見えない部分の回復には相当時間が掛かるのだろうと思います。

経過観察日記7で「偽リウマチ」と書いていますが、
これも本当にリウマチのような症状が出ます(>_<)。
この変なネーミングは調べていて見つけました。

これをまたよく知らない医師に伝えると、
「リウマチ」にされて、薬を投与され兼ねないのでは・・と思いますが。
血液検査では異常なしである事を確認したら、
この「偽リウマチ」を疑っていいと思います。
これが出た時点でまた「線維筋痛症の悪化」と捉えてしまうと、
もうどうしようもなくなります。
これらの見極めも重要ですが、痛みの最中はなかなかわからないものです。
なので、同じようにステロイド使用されておられる線維筋痛症の方が
今後断薬される時に、このような痛みが出たとしても
簡単に「線維筋痛症の悪化」「リウマチの発症」などと思わず、
まずは冷静になられて、観察していくのが良いんだろうと思うのです。
こういうケースも多々ありますので。
このリウマチ様の症状は多くの方に出現するようですので、
普通の医師なら分かると思います・・。
気になるなら早めに血液検査して安心したいですよね。
これらの症状は、これも個人差があって
軽い方ならすぐ治るようですが、重い場合は数年かかると言われているようです。
私の場合どうなのかわからないですが、
当初はかなり全身に出てきて、毎日痛い痛いと唸っていましたが、
一月ほどずいぶんしたら治まってきました。
今は殆ど気にならない程度で、たまに痛いかな?という感じです。
殆ど意識せずに済んでいます。


感覚が研ぎ澄まされる・・
この異常な感覚は今も続いています。

コンスタン離脱の影響で皮膚の感覚異常があるのですが、
それと別にステ断薬からの感覚異常も出てきました。

まず味覚・・
これは凄いですよ。
体に悪いものを口に入れようとすると、今まで何とも思わず口にしていたものの味が
「不味い」と感じるように・・。
化学調味料や添加物などが多いものは口に出来なくなってきました。
先日、ある菓子パン(スーパーでよく売られているもの)を夫が買ってきたので、
一口もらったのですが・・もう食べ物に感じられなくて・・
なんか薬の味?添加物だろうけど、小麦の味もしなくてびっくりでした。
お水も外食した際に驚くような味に感じた水があったり・・

音に対しても同じで、凄く良く聴こえる。
これは良い事ばかりじゃなくて、イライラの原因にもなっていて
ちょっとしんどいのですが・・。

そして、筋肉痛もよく離脱時にあるのですが、
これは症状がきつい割には2~3週間で消えたように思います。
全身バットで殴られたような痛みでしたけど(>_<)。
ただ、服用期間や種類や量によっても離脱症状は違うはずですから、
全ての方が同じように感じるわけでは無いと思いますが。


あと、気になるステロイドミオパチーですが・・
(こちらは服用中に出た副作用です)
これが恐ろしいと思ったのは
ここから更に進むと横紋筋融解症という症状が出始める場合があるらしいのです。
というか、そこに片足突っ込んでいたんじゃないだろうか??と思ったり。

横紋筋融解症とは・・
筋肉を作っている骨格筋細胞に融解や壊死が起こり、
筋肉の成分が血液中に流出してしまう病気です。


これ、色々な薬の副作用で起こります。
~お薬の副作用としての横紋筋融解症~で検索されると徳島県薬剤師会様のHPが見つかります。
この中で紹介されている薬の成分を見ると・・
結構色んなものに入っているではありませんか。
何気に服用した薬から症状がでるなんて、恐ろしいですね。
リンクしませんので、気になる方は上記で検索してみて下さい。

症状としては、
・手足のしびれ
・脱力感
・手足・方・腰・全身の筋肉の痛み(筋肉痛、圧痛)、こわばり
・全身がだるい
・尿の色が赤褐色になる


 最後の項目を除いては、線維筋痛症とよく似ている気がしますね(>_<)。

ALT(GOT)、 ALT(GPT) 、ALP 、LDH、 CK(CPK)、 ミオグロビン
血液検査で上記の項目に異常がでたら、その疑いがあります。
私の場合、殆どの項目で異常値が確認されているのですが、
その中でCK(CPk)は上昇が認められませんでした。

けれど、以前ある本を読んだ時、
CPKの上昇が見られなくても、
とても重篤な横紋筋融解症になられた方がいるのを知っていたので、
当てにならないんじゃないかな・・。(スイマセン)
それとベンゾ薬での副作用でもこれらの症状が出てしまうことがあるので、
自分の場合、ステロイドミオパチーではなく
ベンゾから出たミオパチーの可能性もありますね・・。


薬剤性の場合、もとの薬の服用を止めたら治っていくようですが、
中には進行性のものがあるらしく・・
調べていて怖くなったんですが・・(>_<)。

私の場合だと、ステロイド止めてから
筋肉が溶けるような感覚は徐々に無くなり、
最近やっと筋肉が少しつき始めている感じです。
靴がブカブカになったのも戻ってきています。
(肉が付いたからなのかもしれませんが・・)
でも、運動しても今はまだ動きの可動域が元に戻っていないので
ろくな運動ができないのが辛いところ。
腕がを上げても痛みはないのですが、なんか動きにくい感じ・・
これも時間が掛かるようなので仕方ないですね。


もとは腱鞘炎と肩の脱臼あとの痛みが・・
いつしか筋肉が溶けて無くなる心配までしなくちゃいけなくなるなんて・・
その後診断されたストレートネックや腰椎ヘルニアについては
後に「その程度だったら痛みなんて殆どでないはずですよ?」と言われてしまうレベル・・
だから、今まで起きていた痛みとはやはり無関係という事ですね。


ステロイド離脱時の諸症状はまだあるので、
この続き、また今度書きますね。



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