はるかのカフェテリア

15歳蒼君、僧帽弁閉鎖不全症、腎不全、肺水腫(10回)、膵炎→12/25天使に
14歳紅亜、肝細胞がん(疑い)のブログ

映画鑑賞 「怒り」ジャパンプレミア

2016年09月15日 | 映画・観劇
★★★★★

9月14日に国際フォーラムで行われた「怒り」のジャパンプレミアに当選したので、参加してきました~

映画の前にキャスト人のトークから始まりました。
参加されたのは
渡辺謙さん、森山未來さん、松山ケンイチさん、綾野剛さん、広瀬すずさん、宮崎あおいさん、妻夫木聡さん、監督の李相日さんです。

事件の発端は八王子での夫婦殺人事件の犯人が逃げたことによっておこる、東京、沖縄、千葉を舞台に、それぞれの人間の愛情と疑心暗鬼をテーマにしたサスペンスです。
犯人の似顔絵が絶妙に森山さん、松山さん、綾野さんに似ていて、最後まで誰が犯人かわからずはらはらします。
それぞれの地域でそれぞれのストーリーがオムニバスに描かれていて、関わりあった人が犯人かもしれないという疑心暗鬼の中で、それでも信じたいけど信じられない…人間の奥底にある葛藤がすごくよく描かれていました。
見ると、とても考えさせられる映画でした。
しかし、八王子で殺害された主婦。
理由が…あれだったら確実に私も殺されてます
あの場合の選択肢って
(1)主婦と同じ行動
(2)無視(でもあんな風にいられたら無視なんてできないし、無視したら無視したで恨まれそう…
(3)通報
(2)(3)の場合、報復されかねないから、やっぱり普通は(1)だと思うんですよね…
それで殺されるって…
見下されたってそれこそ逆恨みだと思うんですけど…
私が犯人側の人間で、あの状況で主婦の行動をされたら感謝こそすれ、殺すなんてありえないんですけど、
それは幸せに生きているからってことなんですかね…
人と関わり合いになるのがどんなに怖いのかってことを一番に考えさせられる映画でした。
私のとらえ方がちょっと違うかもですがw
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする