京都府京都市右京区嵯峨中又町にある車折神社駅は、四条大宮駅から嵐山駅までを結んでいる京福電鉄嵐山本線(7.2km)の駅です。 もともとは嵐山電車軌道の車折神社裏駅として、1919(明治43)年3月25日に開業しました。
2両編成対応の相対式ホーム2面2線を有する無人駅です。
当駅のすぐ側にある芸能の神様として知られている車折神社にちなんで、駅の柵や柱は朱色に塗られています。
車折神社駅が属する京福電鉄嵐山本線は、嵐山を始めとする洛西エリアの観光地への行楽路線であるとともに、繁華街である四条通りへ出るための足ともなっています。
そして、通常は1両の単行でワンマン運転を行っていますが、ラッシュ時や観光シーズンには2両編成となり、乗客が車両間を乗り移れないため、2両目前方の運転台にも乗務員が乗車して運賃収受を行います。
<車折神社駅の年表>
・1910(明治43)年3月25日:嵐山電車軌道の車折神社裏駅として開業
・1918(大正7)年4月2日:京都電燈が嵐山電車軌道を合併したことにより、京都電燈嵐山電鉄部の所属となる
・1922(大正11)年6月30日:駅名を車折駅に改称する
・1942(昭和17)年3月2日:戦時中の配電統制令により、京都電燈が解散して鉄軌道事業を京福電気鉄道に譲渡したことに伴い、同鉄道の駅となる
・2007(平成19)年3月19日:駅名を車折神社駅に改称する
・2007(平成19)年3月19日:駅ナンバリングの導入
(駅 名 標)
(踏切上から嵐山方面を望む)
(踏切上から四条大宮方面を望む)
(四条大宮方面行きホーム)
(嵐山方面行きホーム)
撮影年月日:2019(令和元)年12月22日