大阪市北区で行政書士・海事代理士・マンション管理士を営んでいる原田行政書士法務事務所の駅ブログ

主に学生時代から撮り続けている全国の駅の写真等をブログで毎日公開しています。

阪急電鉄宝塚線 中山観音駅!

2020年02月29日 | 

兵庫県宝塚市中山寺2丁目にある中山観音駅は、梅田駅と宝塚駅とを結んでいる阪急電鉄宝塚本線(24,5km)の駅です。 もともとは箕面有馬電気軌道(阪急電鉄の前身)の駅として、1910(明治43)年3月10日に開業しました。

8両編成対応の相対式ホーム2面2線を有する有人駅です。。
駅舎(改札口)は宝塚寄りの地下にあるほか、上りホーム(梅田方面行きホーム)側にも駅舎(北口)があります。

2018(平成30)年度の1日の平均乗降人員は11,665人で、これは阪急電鉄の全83駅中62位です。 また、宝塚線の駅では19駅中13位です。

この中山観音駅は、安産祈願で知られる中山寺の門前に位置し、阪急電鉄の中で最古の駅の1つです。
また、当駅から南東へ約700mの所に、JR宝塚線の中山寺駅があります。

中山観音駅が属する宝塚本線は阪急電鉄のルーツというべき路線で、箕面有馬電気軌道として1910(明治43)年3月に開業した当初、阪神本線や京阪本線のように2大都市間を結んでいるわけでも沿線に大きい都市があるわけでもないこの路線は、畑以外何も無いようなところを走ることから「ミミズ電車」と皮肉られて採算性に疑問の声も多かったが、同社の専務(実質の会社代表で、後に社長となる)であった小林一三は路線が開業するやいなや沿線開発を積極的に推し進め、住宅地や遊楽施設をつくり上げて乗客獲得に成功し、日本の私鉄経営モデルの模範となりました。

  <中山観音駅の年表>

 ・1910(明治43)年3月10日:箕面有馬電気軌道(後の阪急電鉄)の駅として開業
 ・1918(大正7)年2月4日:社名が阪神急行電鉄に改称され、同社の駅となる
 ・1943(昭和18)年10月1日:太平洋戦争中の陸上交通事業調整法に基づく戦時企業統合政策により、京阪電気鉄道を合併して京阪神急行電鉄となり、同社の駅となる
 ・1960(昭和35)年 :地下駅舎が完成
 ・1973(昭和48)年4月1日:社名が阪急電鉄に改称されたことに伴い、同社の駅となる
 ・1981(昭和56)年 :地下駅舎の改札部分を東へ約20m移動する改築
 ・1983(昭和58)年6月20日:地下駅舎化
 ・1992(平成4)年4月1日:「ラガールカード」の自動改札機での取り扱い開始
 ・1995(平成7)年1月17日:阪神・淡路大震災の被災で雲雀丘花屋敷駅~宝塚駅間が不通になったことにより、営業休止
 ・1995(平成7)年1月19日:雲雀丘花屋敷駅~宝塚駅間が復旧したことにより、営業再開
 ・1996(平成8)年3月20日:「スルッとKANSAI」対応共通磁気カードの自動改札機での取り扱い開始
 ・2004(平成16)年8月1日:ICカード「PiTaPa」の利用が可能になる
 ・2006(平成18)年1月21日:ICカード「ICOCA」の利用が可能になる
 ・2011(平成23)年9月1日:喫煙コーナーを除いて駅構内終日全面禁煙化
 ・2013(平成25)年3月23日:IC乗車カード全国相互利用開始によりKitaca、PASMO、Suica、manaca、TOICA、nimoca、はやかけん、SUGOCAが利用可能になる
 ・2013(平成25)年12月21日:駅名が中山観音駅に改称される、駅ナンバリングの導入

 
(駅 名 標)

 
(梅田方面を望む)

 
(中山観音駅駅舎・南口)

 
(駅 舎 内)

 
(中山観音駅駅舎・北口)

 
(北口駅舎内)


 撮影年月日:2016(平成28)年12月11日