家電量販店大手で経営再建中のベスト電器は20日開いた取締役会で、同日付で深沢政和社長(65)が取締役に退き、小野浩司取締役(54)が社長に就く人事を決めた。深沢氏は1月に社長に就任したばかりで、わずか2カ月でのトップ交代となった。
同社は1月、子会社「さくらや」の清算を決めるなどの事業再構築計画を発表、浜田孝社長(当時)が業績不振の責任をとって退任した。その後も経営陣の間で意見相違があったといい、新たな決算期となる今月に入っても今期の収支計画が策定できない状態となっていた。
深沢氏は辞任を自ら申し出たという。
同社は1月、子会社「さくらや」の清算を決めるなどの事業再構築計画を発表、浜田孝社長(当時)が業績不振の責任をとって退任した。その後も経営陣の間で意見相違があったといい、新たな決算期となる今月に入っても今期の収支計画が策定できない状態となっていた。
深沢氏は辞任を自ら申し出たという。