東京電力福島第1原発事故を受け、日本原子力研究開発機構は5日、高速増殖炉原型炉もんじゅ(福井県敦賀市)で、シミュレーターを使った電源喪失時の対応訓練を実施した。
巨大地震で原子炉が緊急停止し、津波で非常用発電機も機能しなくなったと想定。参加した職員11人は警報が鳴り響く中、冷却材のナトリウムの温度や流量を確認、自然循環が作動し原子炉が冷やされるのを監視した。
冷却材として一般の原発が水を使うのと違い、もんじゅは管理の難しい液体ナトリウムを使用。電源喪失時には、ナトリウムが温度差に従って系統内を自然循環するように設計されており、電源がなくても原子炉の熱は系統から大気中に逃がされるという。
もんじゅちゃんがまたやらかしかと思ってちょっとドキッとした;
まぁ訓練もなにも、あんな事態になったらそれで終わるだろうけどね。