++おさんぽ日和+++

美味しいモノと、楽しいコト、暑い国でちょっとずつ。。

ミュージカル「ME AND MY GIRL」

2008-06-18 | レビュー
母と宝塚観劇。
「ME AND MY GIRL」

明るくて楽しくって大っ好きな作品。
なんといっても音楽の素晴らしさ!

OVERTUREが流れただけで涙ボロボロ。





どのナンバーも良いけど、「顎で受けなさい」の歌がとても好き。
凹んだ時はいつも、頭の中をこの歌がエンドレスで流れてる。

「考えりゃみんな くだらないことだ
ガタガタしても 死ぬの待つだけ
生きてれば どんな目に会おうとも
顎で受け止めて ニヤリと笑おう
顎で受け止めて ニヤリとしてから スマイル」

「顎で受ける」っていうのは英語的表現ぽくて、あんまりピンと来ないけど
サリーが健気に歌うあのシーンが思い出される励ましソング。

この作品で出てくるダンスはタップが中心。
でもタップって、あんまり日本人に馴染みがない。
タンタカタンタカ大勢でタップ踏まれても、
「ほーぅ。ステップ、揃ってるんですネ・・」くらいの印象しかなく、
「ダンス見たーっ」ていう満足感は得られない。

だけど1幕のラスト、ランベスウォークは別!
じっと座ってられず、ついつい体を一緒に動かしちゃう。

ここでも泣けて泣けて、でも涙を拭かないとよく見えないから
タオルで顔拭きながら口ずさむ慌ただしい私。

主要キャストが客席に降りて来るのでそれも見たいし、本舞台のフォーク使った踊りも見たいし、キョロキョロ忙しくて結局ちゃんと見れないーっ。
いやー。あそこはホントに名場面ですぞ。

あー面白かった!!
終わったとき素直にそう思える作品。
丁度帰国中に上演しててくれてラッキーでした。



舞台って見てる間はモチロン最高の気分だけど、見る前が一番幸せかも。
終わっちゃうと寂しいもん。
フィナーレの時はとても切ない。
昨日の今頃は幕開きだったのになー終わっちゃったんだよなー、と未練がましく思い出してみたり。

舞台は生モノ。
キャストと観客がほんの3時間の間、一緒に笑ったり一緒に泣いたり。
あっという間に終わっちゃうし、二度と同じものは見れない。

そんな風に儚いものなんだけど、見たときの感動はずーーっと心に残ってんですよネ。
そこが舞台の醍醐味だとつくづく思います。








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2 コメント

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Unknown (さやか)
2008-06-21 13:48:03
ぺんこちゃん、覚えてますか?
私がお世話になり始めたころ、練習の一部にタップのさわりを教えてくれたこと。
前向きにかかと打って、戻しながらつま先打って、その状態からかかとを下ろすってステップだった気がします。
おほほ。記憶力がいいでしょ?
タップもミーアンド舞ガールもいいよね。
宝塚にはまった思い出の作品だったので、こちらの劇場で観られたので、とってもハッピーでした。
まさに、ひとつのラッキーより二人のハッピー。
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Unknown (ぺんこ→さやかさま)
2008-06-21 19:57:45
さやちゃんお葉書ありがとーぅ!!
さやちゃんの可愛い字、懐かしかったです。

タップ教えたっけ・・?エラソーに??
あの頃ちょこっと習ってたのよねー。
タップも出来たらカッコいいよね。
ミーマイ大劇場で見れたの?
私もあの作品は大好きで、楽しいのになぜか涙が止まらなかったの。
前回からもう10年くらい経ってるんだよねぇ。
見た人がみんなハッピーになれる作品だよネ♪
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