クラウディオ・アバドさんが、亡くなりました。朝日新聞の記事です。
『世界最高峰の指揮者、クラウディオ・アバドさんが20日朝、伊北部ボローニャの自宅で死去した。80歳だった。
胃がんを患い、闘病を続けていた。
カラヤンの後継者としてベルリン・フィルハーモニー管弦楽団を率い、ミラノ・スカラ座、ウィーン国立歌劇場といった
世界に冠たる名門歌劇場の音楽監督を歴任。
名実ともにクラシック音楽界の巨匠といえる存在だった。
1933年、イタリア・ミラノに生まれた。
カラヤンに見いだされて、65年のザルツブルク音楽祭で国際的に知られるようになった。
68年にミラノ・スカラ座の首席指揮者、72年には音楽監督に就任。
86年にはウィーン国立歌劇場の音楽監督に。90年、カラヤンの後任として、ベルリン・フィル芸術監督に就任した。
軽やかなイタリア音楽から重厚なドイツ音楽まで幅広いレパートリーを手中にしたが、
色彩感に富むマーラーの交響曲でとりわけ名演を残した。
ブーレーズをはじめ現代音楽の作曲家たちとも親交を結んだ。日本との縁も深く、何度もオペラや管弦楽を指揮した。
2002年にベルリン・フィルを退任後、世界のトップ奏者を集めたルツェルン祝祭管弦楽団を率いた。』
2013年8月、ルツェルン音楽祭の舞台に立つクラウディオ・アバド
2013年8月、ルツェルン祝祭管弦楽団とのリハーサルにのぞむクラウディオ・アバド
有名な方が亡くなると、自分との関係を思い起こすのは、私の悪い癖です。
クラウディオ・アバドさんのCDを持っていないか、整理棚を探しました。
有りましたね。まずは、1980年頃に作られているモーツァルトS40&41が出てきました。
CDがまだ高価の時代でしたが、私が買ったのだから廉価盤だったのでしょう。
モーツァルトのCDを初めて買ったのかも知れません。
聞き直しても私には、素敵に聞こえます。
これからモーツァルトのCDを集めようと思ったのかも知れません。
解説書には、
WIEN-BURGTHEATER
WIEN
などの絵もありました。
次は、フリードリヒ・グルダ(Friedrich Gulda)とのモーツァルトピアノ協奏曲 20.21.25.27番
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(Vienna Philharmonic Orchestra)です。
DGの2枚組の廉価盤。
これも何度も何度も聞き直したモーツァルトです。
グルダさんに興味を引かれ、その後バッハの平均律クラヴィーア曲集買ったと思います。
珍しくオペラも持っていました。
ロッシーニの「シンデレラ」です。1972年に録されているようです。
何かの評を読んで、廉価盤になって発売されたので買ったと思います。
ある評論家氏は『まだ充分に若かったアバドは、ロッシーニの音楽をほとんど肉体的に持っていて
何か解釈したり工夫したりするより先に、歌わせ、走らせている。』と、書いていらっしゃいます。
もう一度、《歌わせ、走らせている》のを味わってみます。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます