こんにちは!半田貞治郎です。
静岡県の川勝平太知事は、リニア中央新幹線建設をめぐる長年の対立の末、突然の辞意を表明した。これまで「命の水を守る」と主張し、JR東海との対立を続けてきた川勝知事の辞意に、沿線自治体のトップたちも反応を示している。
リニア中央新幹線は、東京と名古屋を40分で結ぶ国家プロジェクトだが、静岡工区をめぐっては大井川の水の減少を懸念する川勝知事が工事に同意せず、進捗が遅れている。2017年には「すべてデメリットしかない」と怒りを込めて発言し、JR東海側との対立を深めてきた。
2019年6月、JR東海の金子慎社長は「静岡工区の進捗が遅れ、あとの工程で取り戻すのが難しくなる」と述べたが、川勝知事は「会社の事業計画を押し付けるのは無礼」と反論。2020年6月のトップ会談でも、水の減少への対策を巡って溝は埋まらなかった。
川勝知事が求めた「全量戻し」の方法として提案された田代ダム案も、2022年8月に「なりえない」と否定された。
沿線自治体からも苦言が呈されている。愛知県の大村秀章知事は「2027年度の遅れは看過できない」と述べ、リニア建設への危機感を示した。
川勝知事の辞意表明を受け、沿線自治体は「方向性が変わってくる」と反応しており、リニア中央新幹線をめぐる対立の行方が注目される。
静岡県の川勝平太知事は、リニア中央新幹線建設をめぐる長年の対立の末、突然の辞意を表明した。これまで「命の水を守る」と主張し、JR東海との対立を続けてきた川勝知事の辞意に、沿線自治体のトップたちも反応を示している。
リニア中央新幹線は、東京と名古屋を40分で結ぶ国家プロジェクトだが、静岡工区をめぐっては大井川の水の減少を懸念する川勝知事が工事に同意せず、進捗が遅れている。2017年には「すべてデメリットしかない」と怒りを込めて発言し、JR東海側との対立を深めてきた。
2019年6月、JR東海の金子慎社長は「静岡工区の進捗が遅れ、あとの工程で取り戻すのが難しくなる」と述べたが、川勝知事は「会社の事業計画を押し付けるのは無礼」と反論。2020年6月のトップ会談でも、水の減少への対策を巡って溝は埋まらなかった。
川勝知事が求めた「全量戻し」の方法として提案された田代ダム案も、2022年8月に「なりえない」と否定された。
沿線自治体からも苦言が呈されている。愛知県の大村秀章知事は「2027年度の遅れは看過できない」と述べ、リニア建設への危機感を示した。
川勝知事の辞意表明を受け、沿線自治体は「方向性が変わってくる」と反応しており、リニア中央新幹線をめぐる対立の行方が注目される。
川勝知事×リニア「デメリットしかない。考え直せ」“命の水”めぐり対立の歴史 辞意表明受け沿線自治体「方向性変わってくる」(静岡放送(SBS)) - Yahoo!ニュース https://news.yahoo.co.jp/articles/37d65513392f0c766472a29f146841bb979b8f18