お勧めスポットリサーチファーム by 半田貞治郎

半田貞治郎が実際に行ってみた・調べていってみたいなどなど気になったスポットをブログに載せていきます。

旅する若者を創る-じゃらんRC(1) 実体験促す「マジ部」

2014-09-30 21:49:51 | 観光

リクルートライフスタイルのじゃらんリサーチセンター(JRC、沢登次彦センター長)が主催する観光振興セミナーが各地で行われた。全国の宿泊旅行動向や国内観光に関する課題解決の実証事業の成果などを発表した。8月上旬に大阪市内で行われたセミナーには、行政関係者や観光事業者など多方面から200人以上が出席した。

 このうち、青木理恵研究員が発表したのは、国内旅行需要創出のカギとなる「若者層」の旅行意欲を喚起する取り組み。若者層マーケットの現状は、約1億5600万人の国内宿泊観光旅行市場において20-34歳は3316万人、シェアにして2割少しに過ぎない。50歳以上は8394万人、53.8%に達し、このままでいくと国内宿泊旅行はジリ貧だ。

 若者層の旅行人口の減少率は人口の減少以上のスピードで進んでおり、特に20-34歳の男性では人口減少率12.9%に対して22.2%も減っている。反面、女性に限ればその差は1.5ポイントと小幅だった。「20-34歳の男性を旅する人にしなければなりません」と青木さん。

 JRCが18-22歳を対象に行ったインターネット調査で、今どきの若者像を浮かび上がらせた。スマホの所有率は83.0%で9割がSNSを使用している。趣味やレジャーに使える金は月1万円未満が半数で、そのレジャーもショッピングやカラオケなど「街遊び」が主。一方で、新しいことに挑戦する力や好奇心は強く、SNSなどにより同世代間のネットワーク=口コミ力も強い。金はないが時間はあるのが特徴だ。

 そんな彼らを旅へと誘う仕掛けが「マジ☆部」。口コミ力が強い彼らに、スマホ上のバーチャルな世界ではなく実体験をさせることで、仲間を連れ立って本人も生涯に渡って顧客になるような需要創出につながると仮説を立てた

リサーチ:テック サイバーファーム ウェア 半田貞治郎


世界の京都を"おもてなし"で支える みやこ女将の会、設立20周年で祝宴

2014-09-30 21:48:10 | 観光

京都の旅館の女将でつくる「みやこ女将の会」(堀部寛子会長=炭屋旅館)が今年設立から20周年を迎え、9月3日に京都市中京区の京都ホテルオークラで20周年記念の祝宴を開いた。

 祝宴は若柳吉幸吾さん(奥村幸江さん=松園荘保津川亭)の祝舞「七福神」で始まった。実行委員長の西村清子さん(洛中悠庵花伝)は「本日を契機に京都の女将一同、日本の心、おもてなしの心、奥深い本物の京都をご案内する覚悟で、これからも精進してまいります」とあいさつ。

 堀部会長は、JTB旅ホ連のサブ組織として20年前に会が発足し、現在は女将らが交代でバスに乗車して京都観光の案内を行う「いとをかし 女将おすすめ号」が好評であることを紹介した。「お客様と一緒にバスに乗ってお話をすることで、旅館を身近に感じると言っていただきます。これからも1人でも多く旅館にお泊まりいただけるよう頑張りたいと思います」と語った。

 京都府の山田啓二知事は、アメリカの旅行専門誌「トラベル+レジャー」が7月に発表した「ワールド・ベスト・アワード2014」の人気観光地ランキングで、京都が1位になったことを報告。

 「京都の観光を支えていただいているのは、観光大使の女将の皆さんです」「どんなに素晴らしい建物や料理であっても、おもてなしがなければ1位にはなれません。女将の会の皆さんのご努力は京都の活力を支える原動力です」と称えた。

 京都市の藤田裕之副市長も「女将の笑顔と雅の世界、おもてなしの姿が高く評価されたものだと思います」。JTB西日本の光山清秀社長も「女将の会の皆さんが20年間続けてこられた活動が世界一の推進力になった」と賛辞を送った。

 会場に用意されたスクリーンに、写真で同会20年の歩みを紹介。瀬川万迪美さん(旅館あづまや)のユニークなナレーションで歴史を笑いとともに振り返った。

 約3時間にわたる祝宴は同会名誉会長の西村明美さん(柊家旅館)のあいさつで幕をとじた

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全国丼連盟、「丼ツーリズム」で地域振興、福井県を初の「聖地」に認定

2014-09-30 21:47:11 | 観光

日本全国の丼料理とともに観光やドライブを楽しむ「丼ツーリズム」を提唱している一般社団法人全国丼連盟(全丼連)はこのほど、ソースかつ丼などの発祥の地として知られる福井県を、日本初の「丼の聖地」として認定したことを発表した。福井県が他の都道府県に先駆けて開始した「福丼県プロジェクト」が、丼ツーリズムの趣旨に合致していることを受けて決定したもの。

 全丼連は今年6月に設立された新たな団体で、丼ツーリズムの推進や、丼を通して地域活性に取り組む自治体などの紹介が主な活動。理事長は一般社団法人日本ハンバーグ協会会長の西村俊彦氏が、会長は吉本興業所属芸人の「とにかく明るい安村」さんが務める。事務局は情報サイトの「All About」を運営する株式会社オールアバウト内に置く。

 9月29日からはウェブサイト上で、丼ツーリズムや丼料理による地域活性に取り組む自治体の募集を開始。16日には、評価や口コミとともに丼料理の有名店を検索できる「全国丼マップ」もオープンしている

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ものづくりと思い出づくり ホテルセイリュウ、修旅利用に人気の理由

2014-09-29 20:45:17 | 観光

大阪府東大阪市の石切温泉ホテルセイリュウは近年、修学旅行の宿泊場所として多くの学校から選ばれている。

ものづくりのまち・東大阪 職人の技と心意気に触れ

人気の一因は大阪と奈良を隔てる生駒山の麓に建つ、その立地にある。大阪平野が一望でき、天然温泉も備え、特に夜景は圧巻。そして奈良、京都、大阪など関西の主要観光スポットへ貸切バスで30分圏内という交通至便なことも加わる。例えば大阪城まで約20分、奈良・東大寺まで約30分で京都市内までも約40分行くことができる。

ホテルセイリュウ
修学旅行の利用が多い
ホテルセイリュウ

立地に増して大きな要因になっているのが、ものづくり観光。専門性の高い中小企業の町工場が集積する東大阪市を中心に、同ホテルは「一般社団法人大阪モノづくり観光推進協会」の代表窓口でもある。

東大阪市には、人工衛星「まいど1号」の仕掛け人である青木豊彦社長が経営するアオキ、銅鐸や銅鏡の復元に成功した船舶バルブなどのメーカー上田合金などオンリーワンの製品を作りあげる工場が多い。

工場訪問では、こうした航空機部品や型製造などの先端技術の話を聞いたり、銅鏡磨き体験などのプログラムが用意され、職人の仕事ぶりを間近で見学することができる。日本の発展を支えたものづくりの最先端の現場を体験、体感できる希少な場として人気を得ている

 

さらに、修学旅行生が泊まって良かったと思える「思い出づくり」を手伝っていることも同ホテルが支持を集める理由。

大阪の食文化体験とおもてなし

一校一館対応やフロア貸切、大浴場貸切も可能で、食事会場は和洋大宴会場を利用するなどゆったりと食事ができるスペースを確保している。

ホテルセイリュウ
大宴会場での食事で
子どもたちをおもてなし

特に、食事は大阪らしさを強調。大阪下町の味「洋食屋さんメニュー」▽荷物にならない思い出「大阪会席」▽和食も洋食も楽しめる欲ばりメニュー「和洋折衷定番料理」▽元気もりもりパワーアップ食堂楽の「肉食べ放題料理」▽くいだおれの町大阪を満喫!たんとよばれておくんなはれ「自慢の料理バイキング」▽異国体験!「創作中国料理 青龍」―の6コースから選べる。オプションで夕食時に大阪名物のたこ焼き体験、手巻き寿司体験もできるようにもなっている。

修学旅行の受け入れは15年前から始め、年間1万2千人にも達している。同ホテルでは「ものづくりの体験を通して働くことの大切さや楽しさ、意義を感じてもらうきっかけを提供したい。そしてホテルセイリュウでしか味わえないおもてなしの心をお伝えしたいですね」と話している

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華やぐ天橋立 10月19日に「きものまつり」 京都府丹後

2014-09-29 20:44:26 | 観光

京都府宮津市の天橋立周辺で10月19日に開く「丹後きものまつり」のPRに、第17代プリンセス天橋立の永井千映子さん、丹後織物工業組合の安田智幸さんと西村友美さん、宮津市産業振興室の井上一希さんがこのほど、トラベルニュース社大阪本社を訪れた。

丹後きものまつりは、丹後ちりめんの産地であるエリアの魅力を発見し世代を問わず着物を着る機会を提供しようと毎年秋に実施している。今年で15回目を迎え、府内外から1千人以上の申し込みがある。

今年も、海外旅行や高級着物などが当たる大抽選会や着物姿の似顔絵、野点、人力車、運河めぐり観光船などのイベントが行われる。事前申し込み制で、着物で参加すれば主要なイベントの参加は無料になる。男女の出会いを演出するまちコンも予定されている。

永井さんは「着物を着ると言葉遣いや振る舞いが変わります。1年に1度、着物に触れて観光も楽しんでください」。

西村さんは「三世代でご参加いただく方もいます。お誘い合わせの上ぜひお越しください」。

井上さんは「この地域ならではの産業と観光が結びついている特別なイベントです」。

安田さんは「日本三景の天橋立が和装で一層華やかになります。最近は男性の参加も増えてきました。男子もがんばっています」とアピール。

京都府丹後の皆さん
京都府丹後の皆さん

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