須磨観光ハウス~花月と猫の物語

1937年(昭和12年)に神戸市迎賓館として誕生した須磨観光ハウス「花月」と猫ちゃんたちを応援するブログです。

猫を探せ!

2021-02-19 07:42:07 | 猫の物語
一時「ウォーリーを探せ」という本が流行りましたね。ボーダーシャツにメガネの男の子ページの中から探す本です。

花月前の橋の上から谷を見上げましょう。「猫を探せ!」はて?どこにいるでしょう?



花月の両側には浅い西の谷、深い東の谷があり、花月猫ちゃん達はどちらの谷筋にも登ったり降りたりしています。鹿も四足、馬も四足、猫も四足。。。そんな感じですかね。

次は橋の上です。「猫を探せ!」どこでしょうか?これは簡単ですね。



最近は花月猫ちゃん達と段々仲良くなって、呼べばお迎えに来てくれますが、嬉しい反面、あんまり来てほしくない気もします。この公園内の坂道は、花月や茶店の車、業者さんや関係者の車、お客さまのお車、それ以外の車はあまり通らないのですが、ゼロではありません。交通事故が心配ですので、花月猫ちゃん達には道に出てほしくないのです。



また聞いた話ですが、夜中に猫を獲る悪い人達がいるそうです。監視カメラなどを強化して、一人でも多くの人が集まって、須磨浦公園の猫を守ろうという動きも出ています。

怪しい車が時々停車しているようですね、そんな人がいるなら本当に悲しいですが、もし本当なら(怒)動物虐待は違法ですよ。見つけ次第通報です。





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モフのお父さん・・・かなっ?

2021-02-18 19:47:41 | 猫の物語
チロ&バン兄弟のどちらかが、ボブと花ちゃんのお父さん候補であることは間違いないと思うのですが、もう一匹、DNA判定しなくてもいいぐらいのお父さん候補がいるんです!その猫の名前は「ミカオ」といいます。



ミカオは10歳を越えているでしょうか?かなりの風格があります。
マッシュルームカットが美川憲一さんにそっくりだという理由で「ミカオ」と命名されたそうですが、ミカオの名前を知るまでは個人的に「おかっぱ猫」と呼んでました。

観光ハウス近くには、「花月」と同じく80年を越える歴史を持つ「茶店」があります。ミカオは「茶店」の半外飼い猫で、中と外を自由に出入りしています。



茶店の店主ご家族は、鉢伏山登頂口の「茶店」から、西の高台のさらに西側「喫茶コーナー」あたりまでに住んでいる猫ちゃん達の面倒を何十年もみてこられました。猫好きな優しい店主ご夫妻と穏やかな息子さんが、長きにわたって須磨浦公園一体の猫全てに愛を注いで来られたこと、猫ちゃん達に変わって感謝!!本当にありがとうございます。実は、この茶店の入り口にある「猫ご飯」は、大ボス縞次郎もいただいているらしく、優しい「子ども 食堂」のようで、いつもほのぼのします。


チャームポイントの美川憲一カットだけは全く似ていないのですが、この「ミカオ」と身体の黒丸配列、黒くて短い尻尾、短足などなど、モフがそっくりなのです。マネちゃんや若女将は「モフのお父さん」と呼んでいますが、皆さまいかがでしょうか?



いまはまだ少年の風貌のモフも、10年経つとミカオの風格が出るのでしょうか?モフちゃんにはあまり変わってほしくないような気もしますが、最近モフは毛の具合で少年ではなく「仙人」のように見えることもあります。これからどうなることでしょうね、気長に見守りましょう。




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花ちゃんとボブ

2021-02-16 23:34:26 | 猫の物語
ジジの子供、ボブが大きくなっているようですが、残念ながら怖がりであまり会えません。ボブの妹、花ちゃんの写真と動画を、花ちゃんのお母さんが送ってくださいました。



動画を観ると、元気そうです!とても大きくなりましたね。手足が長~いです。花月猫ちゃん達はモフを筆頭に短足が多いのでちょっと珍しいかな。頭も傾いていないので障害は出なかったようですね。



命が危険な状態から脱して「ふわグレー八割れ」が「花ちゃん」と命名された時の喜びは忘れられません。しかし、なんと!「八割れ」じゃなかったんですね。

さて兄ボブ・妹花ちゃんを比較してみましょう。色は違えど・・・よく似ていますね。どこが違うかな??

花ちゃんの鼻みてください。これ「チロ」???後ろ足、白い部分の比率も似ていますね。

ボブのお父さんは「バン」だと思っていましたが、もしかしたら「チロ」かもしれませんね。チロとバンの大きな違いは鼻の色だけです。チロとバンの二匹は兄弟ですので元々とてもよく似ているのです。だから、どちらかの子供だとしてもおかしくない、また猫は種の存続のため多重婚ですので両方の子供であってもおかしくないですね。

さてさて、花・ボブとチロ・バンの比較をご覧ください。やっぱり、お父さん候補はチロに軍配が上がりそうでしょうか??

    
(左から花、ボブ、チロ、バン)

最後に花ちゃん得意のポーズ、「へそ天」だよ!!



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花月のお料理(53)~ブリのスモーク

2021-02-13 23:52:02 | 花月のお料理
料理長ご持参の可愛い器に何度も楽しませていただいておりますが、今度の器も逸品です。こんな器どんな時に使うんでしょうか?・・・創作料理と同様、食器の使い方にも、創意工夫が表れるんですね。



この器、今回は蓋を開けてサプライズ!!新メニュー誕生の瞬間です!



マネちゃんと大好きな仲居さんが、「まだダメ、カメラの用意、ハイ、構えて、サプライズ~」と盛り上げてくださいましたので、上機嫌で蓋を取ると、なんと!中からふわっとスモークが上りました。薫製のいい香りです。いぶし好きにはたまりません。



本日の主役はブリ。主食材は季節に応じて鯛やタコにも変えられそうですね。ネギを敷いていますが、野菜もスモークに合うものなら何でも使えそうです。



この器、スモーク料理のための器??
もう一度戻ってこの器が本当は何のため使われるのか考えてみました。想像ですが、盛夏の会席料理で下に氷を入れて冷たい料理を出すのかな?と思いました。
料理長の腕、創意工夫・・・料理次第で器に命が吹きこまれ、違う使い方が生きる・・・これって素晴らしいと思いませんか?






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花月のお料理(52)~れんこん饅頭・板ワラビ被せのお椀

2021-02-12 07:26:20 | 花月のお料理
はい、また新しい食材を知りました。

わらびもちって夏によく食べますね。だけど「このつるっとした食感、どっかで食べたなぁ?なんだったかなぁ?」と思いながらもすぐ分からなかったので、結局、料理長にお尋ねしました。



アンサーは「板蕨(ワラビ)」。板ワラビは、蕨のデンプンを板状に固めて乾燥させた乾物だそうです。見た目はプラスチックの板みたい・・・黒っぽくて透明感があります。戻した板ワラビは刺身、酢の物、お椀などに使われます。使い方は以前に書いた「水前寺海苔」に似ていると読みました。



今回、海老入りのれんこん饅頭を、メタリックな板ワラビで上から軽く巻いたお椀をいただきました。れんこん饅頭は柔らかめでお出汁と絡み、味が増幅します。そこにつるっと板ワラビ、小さなお椀の中に広がる二つの別世界を楽しみました。

お椀の蓋はハマグリの貝合わせかな?遊び心溢れた一品でした!






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