須磨観光ハウス~花月と猫の物語

1937年(昭和12年)に神戸市迎賓館として誕生した須磨観光ハウス「花月」と猫ちゃんたちを応援するブログです。

キッチンカーを導入して自慢の「神戸牛肉蕎麦」を販売したい!~クラウドファンディング募集

2021-10-18 09:30:25 | 花月のお料理
須磨観光ハウス花月&敦盛そば&神戸牛の老舗・神戸屋精肉店のコラボでクラウドファンディングに挑戦しました!

キャッチフレーズは! ✨↓↓↓↓↓↓↓↓✨

新型コロナの影響で大打撃を受けた神戸の「須磨観光ハウス 味と宿 花月」の新たなチャレンジ!地元の食材を使った新メニュー「神戸牛肉蕎麦」をたくさんの方に味わっていただくために「キッチンカー」を導入してお客様の元へお届けしたい!
《💛詳細はこちら💛》✨↓↓↓↓↓↓↓↓✨ ぜひご一読ください!!




決意のご挨拶! ✨↓↓↓↓↓↓↓↓✨
🍀🍀🍀
はじめまして!今年で創業69年目を迎える「花月」でございます。
コロナ禍で毎年恒例のお花見が2年連続中止となり大打撃を受けました。
状況を打開すべく、お客様を「待つ」だけではなく、お客様のもとへ「お届け」するため
「キッチンカー」を導入したいと考え、クラウドファンディングに初挑戦させていただきました。
販売予定の新商品「神戸牛肉蕎麦」を先行してお家で楽しんでいただけるように
リターンとして用意しましたので、是非ともご支援のほどお願いいたします!
🍀🍀🍀



花月のお料理(70)~ 松茸土瓶蒸し・お造り・鰻市松煮ほか

2021-10-12 10:43:30 | 花月のお料理
いつまでも暑い日が続いていますが、そうこう言う間に10月中旬になりました。花月猫の異動が激しく、嬉しかったり悲しかったりすることの多かった夏が過ぎ、一年で最も過ごしやすい季節を迎えました。

実は二か月前の8月14日、暑気払いのお料理をいただいたのですが、ご紹介ができていません。この時は事実、全て絶品でした!!この度、緊急事態宣言が解除されて、花月でもお酒を召し上がっていただけることになりました。このお料理は夏の終わりから初秋のしつらえで、本来はきちんと季節を先取りされたものです。ご紹介が遅くなってしまって申し訳ありません。ということで、食レポの内容がかなりぼやけてしまっているので、写真をたくさん紹介したいと思います。

まずはやはり!松茸土瓶蒸しです。海老、鱧等、松茸の香りと出汁でいただく、もはや説明不要ですね。林修先生が京都巡りをする番組で「大人は鱧と松茸を一緒に食べる」と言っていらっしゃいましたが、既に実行済。この組み合わせって大人の味なんですね。


枝豆豆腐の雲丹載せ・・・色がきれい!枝豆とウニの香りがよかったです。


お造り・・・本マグロ、カンパチ、タイなど。この涼しげなしつらえに感動します!花月のお料理、お肉も選び抜いた素材ですが、お魚についても目利きの二人が選んだものですので、間違いないんです。


実はマネちゃん、かつてフランスでプロスキーヤーだったお話はしましたね。他にもたくさんの顔を持っていらっしゃいます。その一つが「釣り師」なんです。そりゃそうですね、生まれも育ちもこの「花月」、須磨浦の真ん前で一番楽しいことは何?そう、子供の時からずっと釣り、釣り、釣り・・・。釣りは人生の一部なんですって。そして料理長も既に釣りに目覚めたみたい・・・「花月」にいたら仕方ない、これは宿命です。嘘だと思うなら来て見てください。花月からの海の絶景にきっと誰もが圧倒されるはずです。

そして、今回の一押しはこれ!!「鰻の市松煮」です。鰻と野菜、煮込みの味付けと組み合わせが絶品!!「自己アピールは口でなく腕で」と思っていらっしゃるのか、料理長は「そもそも鰻が美味しいからね、鰻をつかった料理は何でも美味しいから・・・」と謙遜なさいました。しかし!それは違います!!以前の記事で、「鰻は東京の方が美味しい」と紹介しましたが、鰻を使ったお料理となると、それは料理人の腕次第なんですよ、料理長、ありがとうございます。皆さまに食べていただきたい逸品です。


銀鱈の西京焼き


天婦羅・・・鱧肉でアスパラガスを巻いた絶品。松茸、三つ葉の天婦羅です。

アワビの肝ソース煮加茂茄子添え


トウモロコシご飯・・・豆ごはんの青臭さもなく、更にスイート。

最後に直近のクマちゃん。ちょっと太りました。足腰も丈夫になり、気持ちも明るく、元気でやってます。クマちゃんの「家猫シリーズ」早く書かないとね。。。トホホ。。。。。


花月のお料理(69)~鱧づくしコース

2021-09-04 21:19:02 | 花月のお料理
少し遅くなってしまいましたが鱧のお料理・・・さっぱりした食感、特別な思い出、「夏」というきらびやかな季節感ゆえに、様々な感情を呼び起こす「鱧料理」は、関西で愛される食材です。

既に、淡路島のエピソード等も紹介しましたので、今回は「鱧づくしコース」のお写真をふんだんにお楽しみください。
トップにあげた小鍋用の鱧・・・とても綺麗でしょう!肉厚でジューシー、素材の味が美味しゅうございました。
鱧はお造り、湯引き、天ぷら、鍋などどんな料理でも美味しく味わえますが、「花月」ならではの鱧づくし・・・料理長の美しい盛りつけ、花月の食器等、どうぞご覧くださいませ!!

「伊勢海老と鱧の水品よせ、アワビ添え」
アワビの肝を使ったクリームソースが絶品、夏野菜はシャッキリ、百合根もほっこり、さっぱりしながら濃厚な食感。美味~い!!!!!



「鱧とトマト麩のお椀 じゅんさいと魚素麺入り」
鱧の白とトマト麩の赤、色目が美しい絶品。



「甘海老・鯛・カンパチ・鱧の焼き霜お造り」
焼き霜が特別感!ですが、写真失念💦ごめんなさい。

「鱧の木の芽照り焼き」「鱧の子の水品よせ」
スッキリさっぱり。色、香り、食感、これこそ夏のお料理です。



「鱧の紫蘇揚げ」
揚物もさっぱりとした仕上げ。岩塩でいただきましょう。



「鱧寿司」
この押し寿司、もはや言うことなし!



今回は美食にかまけてしまって写真が酷いのですが、どうかお許しくださいね~。美味しかった~!!!






花月のお料理(68)~神戸牛ネギ巻の桜チップ薫製

2021-07-25 18:40:08 | 花月のお料理
花月の神戸牛について、私の自慢話を聞いてください!

少し前の話ですが、牛肉のお料理を食べてから「うん!?」。以前老舗料理店で食べたすき焼きのお肉と「同じお肉屋さんのものでは??」という質問をマネちゃんにしてみました。はい、大当たり~。最近、一番自慢しているエピソードです!



神戸ブランドの牛肉は美味しさで有名ですね。花月は昔から神戸で一流といわれるお肉屋さんと取引しているのですが、何軒かある一流のお肉屋さんで取り扱っているお肉の持ち味は微妙に違うと思います。

花月のお肉はジューシーでありながら、ねっとり感がなく、さっぱりしています。濃厚なお肉なのに、口当たりが軽い・・・いくら食べても胃が重たくならないのですが、気がついたらお腹いっぱい、晩御飯いらんわ~という感じなんです。

今回、神戸牛を使ったこのお料理は、まさに素材の味を生かしたお料理といえるでしょう。上質のネギを上質のお肉で巻いて、桜チップで薫製したもの・・・たぶん料理長の隠し技がどこかにあるのでしょうが、それを感じさせないあっさりした仕上がりです。ネギのピリッとし香味と、薫製の甘味が元々上質な神戸牛を引き立てた仕上がりになっています。



お肉は素材、どこで食べても同じという方がいらっしゃいます。料理法が多岐に及ぶ魚と違って肉は結局肉なんだ、調理の影響力はあまりないんだ、というご意見です。それも一理ありますが、それだけではつまらない。よいお肉を優れた調理法でいただくと、肉という素材が本来持っている旨味は更にアップします。

夏に食べるさっぱりお肉料理、しかも神戸牛、舌がとろける一品でした。

       ジャスミンとモフはともに看板猫。仙人スタイルのジャスミン

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花月のお料理(67)~鯛入り生姜ごはん・わらび餅

2021-07-23 20:06:58 | 花月のお料理
短期間ですが東京に住んだことがあります。また毎週通った時期もあります。関西人の私が関西より美味しいと思った食べ物は3つだけ。東京の方々、暴言をお許しあれ!
1:鰻、
2:天ぷら、
そして!!!3:谷中生姜です。

飯田橋の近くにいたので、神楽坂へはよく出かけました。そこで初めて食べた「谷中生姜」の美味しさにビックリ。「このショウガ、生のままウマッ、味噌をちょっと付けてめちゃめちゃお酒に合うやん!!」と感動したことを覚えています。通称「葉生姜」ともいうそうです。谷中生姜は谷中というぐらいですから、東京荒川付近の農家の特産品で「盆ショウガ」といわれる贈答品だったそうですが、関西でも探せば手に入るみたいです。そりゃ本物!美味美味!

マネちゃんに「普段、何食べているの?」とよく聞かれます。私の食生活が不明だと思う方がたまにいらっしゃるのが不思議です。ま、どうでもいいことで申し訳ありませんが、私は「一物全体食」や「食材そのまま食」が好きで、調理された一品に、更にソースや醤油はかけませんし、生野菜にドレッシングやマヨネーズを使うことはあまりありません。ということで、生姜は好きな食べ物の代表格です。

谷中生姜に限らず、今の時期は特に、さっぱりした生姜はそうめんや唐揚げ、何に使ってもとても美味しく感じますね。今回の鯛入り生姜ごはん、ほぐした鯛のほのかな甘さと、針生姜のさっぱりした風味がふっくらご飯に・・・ほらほら、皆さまの鼻を通り、味覚が脳内に登ってきたのでは?



そしてデザート、この美しいわらび餅を見よ!!食べるのが惜しい、美しい碧玉のようなわらび餅です。




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