![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/4b/10db4cd4e800ba38a4511fe51d26364c.jpg)
今日は黄砂が大阪を包み込んだそうです。
うちのショップの前は、風の通り道で、突風が吹き込んできます。
今日も信じられないものが、その突風によって飛ばされて、それはもうえらい騒ぎ。
綺麗に並べられた鉢物なんか、起こしてはひっくり返るの繰り返し。
最後は諦めて、そっと寝かしてやりました。
そんな風が吹く店なんやけど、最近人が集まってきます。
入れ替わり立ち代り、お客さんから懐かしい友人。
仕事の途中で休憩にくるので、すっかり道の駅状態。
思い切って食べ物でも販売してやろうかって・・・そんな勢いです。
昔こんな話しを聞いたことがあります。
「人を暖かくするのは、一杯のスープではなく、人をもてなす心」だと・・・
タイトルにもあるように、「ホスピタリティ」って言葉は、「ホテル」「ホスピタル」「ホステス」。語源は全部一緒!ラテン語の「ホスピス」だそうで、その意味は・・・さっきも書いたんやけど、『人を暖かくもてなす』って意味だそうです。
日本と西洋のサービス観はぜんぜん違っていて、特に日本はサービスのあり方を深く理解していない・・・そんな気がします。
ここで東京ディズニーランドの伝説をひとつ。
あるレストランに、30代の夫婦が訪れました。
2人席に通され、オーダーを取りにキャストがテーブルに。
すると何故か3人前のオーダーが・・・
それもひとつは子供用のオーダー。
キャストはゲストに聞き返します。
「すみません。失礼ですがお二人様ですよね?」
『ハイ。実は私どもには娘がいまして、今日ここに来る事を楽しみにしておりましたが、病気が回復せずに亡くなってしまいまして、せめて娘の分までと思って』と
するとキャストがすかさずこう言います。
「失礼いたしました。ではこちらへどうぞ」
案内されたのは入り口です。
あっけに取られるご夫婦に、満面の笑顔で・・・
「お3人様ですね。こちらへどうぞ」
案内された席は、家族が座る4人テーブル
メニューは3人分並べられ、あらためて3人分のオーダーを聞くキャスト。
あまりにもできすぎた話しで、信じられないと思う方もいるでしょうが
これが事実かどうかは・・・どうでもいいことです。
ナニが大事なのか、ナニをしなければいけないのか・・・
きっとこのご夫婦はうれしかったに違いありません。
少なくても、ぼくならうれしくて涙が出ます。(実際泣きながら書いてます)
人を暖かくもてなす心は、人の心を灯します。
人目につくような、大袈裟なサービスが、本当のサービスなんでしょうか?
一流のレストランでは、お客様の会話を途切れさせないように、お皿を交換していくそうです。
全く気づかないように、至極自然に・・・
ディズニーランドにリピーターが押しかけるのも、それがイチバンの理由なんでしょう。
花を通して、最高のサービスとは?
それはきっと最高の笑顔を、さり気なく花と一緒に包み込むことやないんかな?
花が主役よりもでしゃばらず、かといって引っ込みすぎず、程よいポジションで花を添える。
そう・・・花は「添える」もの。
その領域を超えたときは、きっと押し付けになってるんやろうな・・・
さり気なく、そして心に残る花を創るには、きっとこの言葉がイチバン適してるんやないかな?
「ええ塩梅」
日本には、心に染み込む、ええ言葉が溢れてる・・・
そう思いませんか?
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うちのショップの前は、風の通り道で、突風が吹き込んできます。
今日も信じられないものが、その突風によって飛ばされて、それはもうえらい騒ぎ。
綺麗に並べられた鉢物なんか、起こしてはひっくり返るの繰り返し。
最後は諦めて、そっと寝かしてやりました。
そんな風が吹く店なんやけど、最近人が集まってきます。
入れ替わり立ち代り、お客さんから懐かしい友人。
仕事の途中で休憩にくるので、すっかり道の駅状態。
思い切って食べ物でも販売してやろうかって・・・そんな勢いです。
昔こんな話しを聞いたことがあります。
「人を暖かくするのは、一杯のスープではなく、人をもてなす心」だと・・・
タイトルにもあるように、「ホスピタリティ」って言葉は、「ホテル」「ホスピタル」「ホステス」。語源は全部一緒!ラテン語の「ホスピス」だそうで、その意味は・・・さっきも書いたんやけど、『人を暖かくもてなす』って意味だそうです。
日本と西洋のサービス観はぜんぜん違っていて、特に日本はサービスのあり方を深く理解していない・・・そんな気がします。
ここで東京ディズニーランドの伝説をひとつ。
あるレストランに、30代の夫婦が訪れました。
2人席に通され、オーダーを取りにキャストがテーブルに。
すると何故か3人前のオーダーが・・・
それもひとつは子供用のオーダー。
キャストはゲストに聞き返します。
「すみません。失礼ですがお二人様ですよね?」
『ハイ。実は私どもには娘がいまして、今日ここに来る事を楽しみにしておりましたが、病気が回復せずに亡くなってしまいまして、せめて娘の分までと思って』と
するとキャストがすかさずこう言います。
「失礼いたしました。ではこちらへどうぞ」
案内されたのは入り口です。
あっけに取られるご夫婦に、満面の笑顔で・・・
「お3人様ですね。こちらへどうぞ」
案内された席は、家族が座る4人テーブル
メニューは3人分並べられ、あらためて3人分のオーダーを聞くキャスト。
あまりにもできすぎた話しで、信じられないと思う方もいるでしょうが
これが事実かどうかは・・・どうでもいいことです。
ナニが大事なのか、ナニをしなければいけないのか・・・
きっとこのご夫婦はうれしかったに違いありません。
少なくても、ぼくならうれしくて涙が出ます。(実際泣きながら書いてます)
人を暖かくもてなす心は、人の心を灯します。
人目につくような、大袈裟なサービスが、本当のサービスなんでしょうか?
一流のレストランでは、お客様の会話を途切れさせないように、お皿を交換していくそうです。
全く気づかないように、至極自然に・・・
ディズニーランドにリピーターが押しかけるのも、それがイチバンの理由なんでしょう。
花を通して、最高のサービスとは?
それはきっと最高の笑顔を、さり気なく花と一緒に包み込むことやないんかな?
花が主役よりもでしゃばらず、かといって引っ込みすぎず、程よいポジションで花を添える。
そう・・・花は「添える」もの。
その領域を超えたときは、きっと押し付けになってるんやろうな・・・
さり気なく、そして心に残る花を創るには、きっとこの言葉がイチバン適してるんやないかな?
「ええ塩梅」
日本には、心に染み込む、ええ言葉が溢れてる・・・
そう思いませんか?
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こんなに深く考えてくれている花屋さんってどれくらいいるんでしょうか。
感動しました、早く東京進出してくださいね!
お待ちしております。
ほんとに私もそう思います。
暖かくもてなす・・・
簡単そうで、一番難しい事なのかもしれませんね。
心の中にほんとうに心があるかどうか?
そこで決まるような気がします。
人として忘れてはいけない事の一つですね^^
今日の文章も素敵でした!!
あ~~ざ~~す!!
ありがとうございます。
きっと口や態度に出さないだけで、他にも沢山・・・深く考えいるお花屋さんがいると思いますよ。
ただ、こういう場があって、たまたま書いただけのことです。
東京進出・・・いいですね~。
でも、まだまだ地元でくすぶってるんで、遠い未来のお話ですわ。
でも・・・待っててください。
進出の前に、HPでご利用ください。
>エルさん
こんばんわ。
「暖かくもてなす」・・・簡単なことが世の中でイチバン難しいことなんですね。
簡単に「思いやり」なんて言葉も使いますが、意味をわかって使っているのか、不思議でなりません。またこの「思いやり」についても、語りたいと思っています。(偉そうですみません)またコメント待ってます。
>近道っちゃん
あ~ざ~す!って
こっちこそ、あ~ざ~すっ!やで。
いつもいつもありがとう。
ええ塩梅なコメント・・・
かってにTB張っちゃいましてすいません。
ホスピタリティのブログかいてたら花師さんに出会いました。花師さんの創るさりげなく心に残る花に出会いたいものです。
TBありがとうございます。
本当にうれしいです。
いつもいつもホスピタリティとなんぞや!って、考えさせられています。
ただ今信じてしていることは、最高の気分になってもらうのではなく、最良の気分を味わって欲しいです。
花は添え物です。添え物ですから、心のどこかにそっと添えていただけるだけでいいんです。
あの頃に書いたものに、TBをして頂いたことで、もう一度読み返すことができて、また忘れていた物を思い出せた気持ちです。
本当にありがとうございました。