Fire's Outシリーズ2作目。
連続する失火による老人の死亡。被害者には運の悪かった火の回りの速さと、周辺住民には不幸中の幸いの延燃被害の少なさも共通。一つ目の被害現場でパンジーを手向けていた老人が次の被害者だった・・・違和感を感じた雄大は2つ目の現場で花を手向けに来た紫色の老嬢と出会う。そして「パンジーの老人」と一緒にいた少年が気になったり・・・連続失火の裏には意外な事実が・・・そんなですか?
三四郎ぢゃんと思わず噴き出したが「あがとりい」がちゃんと小林まことの許可を得ているのかとか小さいところが気になったりww 3人衆にも一人加わりました=中学生が。雄大との対比具合では、守も裕二も新規加入の裕孝も味わい深い。他駄目な新人香川もおなじみメンバーたちも、民子さんもキャラクターは本当に粒ぞろい。中華料理やバイトの江さんは2号ですww
で本線・・・ミステリィ的な要素より家族とか親子とか?そちらの深い問題とドラマに主軸がありますね。いろんな形のそれらが詰め込まれて、てんこ盛りと言っていいのか・・・駄目な親子も素敵な関係もどちらも刺さります。そして雄大成長します。読み応えたっぷりでした。三作目も購入済みで楽しみ。
非常に面白かったです。
前作感想
「鎮火報 Fire's Out」 日明 恩
スピンオフ作品の感想
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