「会ってほしい人がいるの」と娘に言われれば、まあそう言うことか。話を聞いてみれば、相手は17年前まで住んでいたマンションの向かいの部屋の男の子、街で偶然再会して、付き合って・・・と言う事らしい。まだ妻が生きていた頃・・・あの男の子は確かにいい子だったし、好青年になったんだろう・・・でも彼の母親のことで少しだけ気になることが・・・と娘の結婚を前に悩む父の話?
相変わらず、クローズアップされる登場人物たちはもれなくカッコイイ。で、いろいろあっても最終的にはそりゃきっちりいい話に落とすのが小路作品ですね。そこまでネタが上がってても興ざめさせないのもお見事。
面白かったです。