そば屋のカレーライスが割と好き

まあカレーライス自体が好きなのだ。カレーっつうのは なかなか不味く作るのが難しいらいしく、外食で"なんじゃこりゃあっ！！"っつう不味いカレーを食ったことは過去に二度ほどしかない(その二回は食い物ごときのことで心底へこんだ)。

そんな中でもそば屋のカレーライスっつうのは最後の砦。他のメニューが不味くてもカレーなら結構いける。そば屋だったら出来れば・・・そう美味ければ「カレーうどん/南蛮」系の方が全然良いのだが、結構当たりはずれがある。でも不思議なもんで、「カレー南蛮系がいまいちな店」でもカレーライスなら結構食えるものだ。

で今日は家から歩いてすぐのところのそば屋のカレーセットを食った↓


いや・・・決してこの店が不味いというわけではない・・・確かにカツどんと親子どんはなんか不味かったが・・・そばはそれなりに食える。水が不味くって興がそがれるので最近行ってなかったが今日行ったらそんなに不味くなかったし・・・ああ、そうそう天ぷらは結構美味かった！！まあどう考えてもほめてる文章ではないので店名は出さない方が良いな。

で、カレーなんだけど思いっきり安っぽい仕上がり。小麦粉の味がダイレクトに出ている様なルーと言い、昔ながらの「安物カレー」。微妙に醤油が効いてて辛さよりしょっぱさが先に来る。

が、しかし、

なんかすきなんだよなあ～。シャリシャリのたまねぎと鶏肉の相性もなかなか。きっと"誰にとっても美味い"と言う一品ではないんだろうけど、花男にとってはたまに食いたくなる味。セットで食って結構腹いっぱいになるし、これで700円っつう値段もそこそこリーズナブルです。

「Vibra is Back」 by 近田春夫 & VIBRASTONE 1989

40歳近い方には「あ～あ♪レディーバスボン♪」っつうCMソングでお馴染み(?)近田春夫率いる人力ヒップホップバンド、ビブラストーンズのデビューライブアルバム。もう16年前の作品なんだなあ～これ。

他2枚ほどスタジオ録音のも持ってる。91年発売の小泉今日子なんかもちらりと参加して良い味出してる”エントロピープロダクション”と94年発売の重低音強化して更にぶっといグルーブで攻める”NATIONAL”でどっちも凄くカッコよい。ほか”フーディスト村”っつうアルバムも出てたらしいがこれは未聴。でもどれか一枚と言われると、最初に聴いた衝撃っつうことも含めてこのライブ版かなあ。

演奏は”HIP HOP”って言うよりは”荒くれFUNK”と言う印象で曲によってはかなりGO-GO色が強い。でもって、ギターがすっげえカッコイイ！！JAGATARA出身のOTOと岡田陽助っつう人がやってる。「ゴリッ」としたカッティングと言い「ぐいんぐいん」で「ぐしょぐしょ」に畳み掛けるギターソロと言い・・・二本のギターのアンサンブルも最高。ブラス隊も良い。やっぱ生FUNKには必須だなあ。ドラム・ベース・パーカッション(＋リズムギターで)のリズム隊は終始ぶっといグルーブを出し続ける。曲の方もJB’Sっぽかったり一瞬CHICの”La Freak”になったり、ちょっと「また逢う日まで」入ってたり・・・遊びを見せながらぐんぐん突き進んでいく構成が気持ちよい。どの曲も一瞬入ってくるメロディアスな感じがまたすっごく良いアクセントになってるんだよね(ブラス隊の功績が大きいかな？)。そして近田さんのラップだが、内容に共感出来るかどうかはともかく、言葉(ライムっつうのか？)の使い方が凄く上手で面白くてぐっとつかまれるし、ラップそのものも存在感がある。しかし”“Hoo！Ei！Ho！(風営法ね)”とか時代だなあ。しみじみ。後にスタジオ録音で「エントロピー・・」に収録される"人間バーベキュー"とか低重心グルーブが凄くてやっぱ名曲だし、”Wabi Sabi"～”NASU－KYURI”のグリグリの流れも気持ちよいし、ちょいCAMEOあたり連想しちゃう”YADA”もカッコイイ。

今は活動して無いらしいし、最近店頭でCDを見かける事も無い･･･他の近田作品は結構再発とかもなってるけど何故かビブラ関係はならないんだよなあ。当時も、日本語で生演奏のFUNKでこんだけの物をやってて思ったほどは世間に浸透してなかったみたいだし、なんか残念。特に荒くれ系のFUNK好きの人は未聴だったら「ビブラ物」中古屋でも何でも見かけたら入手してみてくださいな。このアルバムにこだわらなくても、最初に書いたけどスタジオ版もカッコいいっすからね。是非！！

つわものどももゆめのあと

昨日は会社の忘年会。鹿沼駅そばの金比羅っつう店。最後に出たそばは美味かったような・・・パイナップルも美味かった。二次会は久々にカラオケで壊れて喉が痛い。そして飲んだ次の日の「満福のチャーシュー麺」はまた格別だった。