明日から皐月

　＜　友からの葉書の便り穀雨かな　　花木柳太　＞

　きのうからよく雨が降る
　きのうはよっぽど降ったのではなかろうか
　朝早く起きたが投句する句がない
　今まで考えていた、雨の日に友からの葉書が届いた。

　きょうは平成最後の日なのだなあ
　テレビでは特番も組まれている
　テレビを点けたら、早速のNHKの特番

　災害とバブルの平成の時代
　令和はどんな時代になるのか

　パソコンの令和の令の字は印刷体？であるな
　楷書体というのかは出てこない

　どうでもいいけれど雨が良く降る
　9時から曇りの予報になっている
　
　テレビでも観て、平成を振り返るか？

　

ふらふこと歓声

　＜　ふらふこや子供の歓声親子連れ　　花木柳太　＞

　公園でホームレスを待っていた
　居る場所はわかったが現れなかった
　3時間待っていた。その時間に次々に
　親子連れ、子供等が遊びに来た。

　ブランコで遊ぶ小さな子供とお父さん
　少女と弟ともう一人の兄弟は四つ葉の
　クローバー探しに夢中だ
　そのうちに女の子は花輪を作り出した。
　器用なものだ。と思いながら眺めていた。

　写真に撮らしてほしいと思ったが
　言い出せなかった。
　少女は仕上げて帰っていった。

　自転車で1０３００歩の万歩計、いささか疲れた
　いる場所は分かったので今度は電車とバスを乗り継いで
　行こうと思う。

　子供を迂闊には写せない。
　肖像権があるだろうから。
　
　

蛙の目借時

　＜　鶯の鳴きて蛙の目借り時　　花木柳太　＞

　春は本当に眠い
　内心病気ではないかと思うくらい眠る
　俳句をやらない人のために・・

　目借り時：カエルが泣くころの眠くてたまらない時期

　本当によく眠るのでネットで調べてみたりもする
　眠りすぎは勿論良くないらしい
　歳をとるといろいろと心配にもなってくる。

　ゴールデンウイークも二日目だ
　きのうは部屋の模様替えなどしていた.

　きょうはホームレスの人を探しに行こうと思う
　何処にいるのかは分からない。以前いた処の辺りを
　探してみようと思う。

　見つけて生活保護の申請をしたい。
　だがこういう人に限ってそれを良しとしない人なのだ
　徒労に終わるかも知れないが行くだけ行ってみよう。

　

春眠の猫

　＜　ぽかぽかと春眠の猫目はどこに　　花木柳太　＞

　昨日、電車に乗って大きな公園に行った
　餌をやるおばあちゃんの傍らで満足げに猫が眠っていた
　猫はどの猫も気持ちよげに眠る時は目を細める。
　そんな情景を詠んだ。

　いよいよ、ゴールデンウイークのスタートだ
　私などは家でゆっくり派だ。尤も年中休みの身ではある。
　若いころは人が休みの時忙しい職業だった。

　今こうして眠りたいときは昼寝もして
　自由に毎日が過ごせることは幸せに思う
　することがなくて困った時期もあったが。

　春になったら時々は昼寝をすることが多くなった
　暑くなればそうもいかないのか
　きょうは特に野暮用で近くに行くのみである。

　

陽炎（かげろう）／花水木

　＜陽炎や渋滞の中帰省する　　花木柳太　＞

　きょうの句は若いころ渋滞の中
　帰省した思い出をそのまま詠んだ。少しスランプ気味か。
　
　昔から考えていることだが国境が無くなったら
　どんなにいいか、国境があるから紛争や戦争が起こる
　人類皆兄弟などと云うが元々アフリカから派生した同じ人類である
　
　まだ、アジアにさえ学校にいけない子供たちが居る
　先進国の潤沢な資金でこれらの子供たちを救えないものか
　飢えに苦しむ人たちもいる。
　世界に一つの政府を作り等しく教育や食料が行き渡るようにできないものか
　渡る鳥に国境がないように人類にも国境は要らないはずである。

　狭い地球で紛争や争うことばかりして
　意味のない武器を作り先進国はイデオロギーを押し付け
　永遠に国境を無くすつもりはないのか？
　
　いつか人工衛星から上る地球をバックに
　ジョンレノンのイマジンが流れて来た時にその意を強くした。