濱寅の好き勝手BLOG

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ヒノキとダブル飛散、花粉全開

2005-03-16 | 健康

「史上最高」と予想される花粉の飛散が、いよいよ本番を迎えた。
東京都内ではすでに昨年の1シーズン分を超え、12倍以上の所も出ている。
もうすぐ「ヒノキ」の開花も始まり「ダブル飛散」は黄金週間前まで続きそうだ。

東京都福祉保健局は都内12ヶ所で花粉の飛散量(1平方センチ辺り)を観測している。
1日の飛散量が50個以上を「非常に多い」としているが、9日には大田区で663個、北区で533個、千代田区で430個などけた違いに増えた。

今年1月4日からの総計(3月13日まで)は、千代田区が1711個(昨年1シーズンの3.6倍)、町田市が2721個(同8.8倍)、八王子市が3119個(同12.1倍)となっている。

昨年の飛散量は、90年以降では2番目に少なかった。
その前の03年夏が冷夏だったため、花粉の飛散が極端に少なく、04年の猛暑で2年分が成長した形となった。
「93年の冷夏→94年の猛暑→95年春の大量飛散」のパターンと似ている。

都のデータによると、13日までに観測されたのはほとんどスギ花粉。
ヒノキはこれから本番を迎える。

花粉は風に乗って、100キロメートルは飛ぶと言われ、関東で言えば、南は三浦半島や伊豆半島、北は栃木や群馬県の山から飛んでくる。
スギとヒノキのダブル花粉と北風と南風のダブル飛散が重なり、4月上旬がピークとなりそう。

「花粉が多い状態は4月下旬まで続きそう。さらに、今年は後ろが長引きそう」
NPO花粉情報協会の村山貢司理事はそう見る。
一段落した黄金週間後、奥多摩や秩父など関東周辺の標高800メートルクラスのスギが、雪解けとともに飛んでくると予想する。

都心でやっかいなのが、再飛散だ。花粉情報協会理事長の佐橋紀男・東邦大学薬学部教授は「横浜や船橋市などよりも都心の方が飛散量が多い時がある」という。
都市部では、アスファルトやコンクリート面が多いため、一度落ちた花粉も再び空中を漂いやすい。

(読売新聞 記事参考)

sho
  
 

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