東北3daysでした

　竹原ピストルと廻る東北ツアー、弘前、盛岡、そして福島と3箇所のみでしたが、やってまいりました。
　弘前、盛岡は、どちらも野狐禅の頃に足しげく通っていた街であり、ハコであり、そしてどちらもソロになってからは初めましての場所。
　こういうパターンの街を歩くのは、やっぱりいろんな想いが巡るもので、懐かしくもあり、またここから始めるんだという気持ちにもなり、とにかく気負いをしてしまう。ましてや、対バンは、竹原ピストルである。

　いつも通り、を心がけながら、でもやっぱりどこか特別な夜。どちらも精一杯やりきりました。

　ライブ後の手ごたえもさまざま。野狐禅の頃からのお客さんとの久々の再会もあり、また竹原ピストルから野狐禅を知ったと思しきお客さんもあり、単純に地元のお客さんもあり。そんな皆さんからいただく言葉もまた、いろんな想いが巡ってゆく。
　嬉しい言葉もいただきました。また一つ、頑張る理由が増えました。ありがとうございます。


　福島は、今年の夏、3年ぶりにお邪魔して以来、2度目のPlayer's cafe。
　前回お邪魔したときに、打ち上げでアベさんと「カレーライブ、やりましょう！」「私、やるって言ったらホントにやりますからね！」なんて話をしていた、本当に言葉通りに実現した夜でした。
　芋煮会用という巨大な鍋に溢れんばかり、カレーを仕込むこと50人前。ひさびさに大鍋と格闘しましたが、開場10分前になんとか完成。
　次々に出てゆくカレー、みんな喜んでくれて、本当に良かった！ありがとうございました。

　ライブも、最初から総力戦！強豪揃いの強烈なイベントでした。会場の皆さんも、テンションが上がりっぱなしで大変だったんじゃないかと思います。ライブの準備をしながら、ステージから目が離せない、そんなイベントでした。
　そんな並み入る強豪を差し置いてのトリ、めちゃくちゃプレッシャーでしたが、ここはもう、何も考えずに、いつも通りを100％出してぶつかるしか無いと、そういう想いでやりました。
　アンコールまでいただけて、本当に嬉しかったです。

　カレーライブやりましょう、というつぶやきから始まって、こんな盛りだくさんの素晴らしいイベントにしてくれたアベさん、そしてカレー仕込みから音響までお世話してくださった加藤さん、同じく仕込から、厨房全般を手伝ってくださったミオちゃん、そして共演の皆さん、ありがとうございました！

　福島だから、なんて言うと嫌がられてしまうかもしれないけれど、もちろんどこでだって、楽しいイベントはしたいけど、特に福島をはじめ、東北の皆さんには、震災直後の大変だった時期ですら、こちらが逆に勇気や希望をいただくようなことがたくさんあって、もっともっとこちらから笑顔を届けたい！と思っておりました。今回、こんな素晴らしい夜に携わることができて、本当に嬉しく思っておりますし、僕も幾ばくかは力になれていたらいいなと思います。


　竹原ピストルのライブは何度見ても良かった。3日間本当にありがとう！来年は何箇所一緒にできるかな？スタッフのテッペー君も、本当にお世話になりました！ありがとう！