ハマノヒロチカブログ

ピアノ弾き、ハマノヒロチカの雑記的ブログです。

日々のオモイデ

2024年07月04日 00時55分58秒 | 日記

 今年も早いものでもう7月、あっという間に半分が終わってしまいました。
 今年の僕はというと、相変わらずライブに明け暮れておりまして、その数は現時点で68本。去年は119本のライブをやってヒィヒィ言っておりましたが、そのペースをさらに上回りそうです。
 さすがに100本超えるといろいろキツイし今年はレコーディングもあるからライブの本数は少し減らそうと思う、なんて言ってた人のスケジュールとは思えませんね!笑

 ライブの本数もさることながら、その内容もここ最近は本当に痺れるような強敵との対バンが多かったり、選んでいただいたことを光栄に思うようなステージが多かったりと、以前にも増して一本一本の重みやそのステージに上がるに至った想いや背景などを噛みしめることが多くなりました。
 最前線で戦い続けているライバルたち、結果を出してきた猛者たち、そう簡単には勝たせてくれない凄腕たち、そんなすごい人たちとの対バンに全身全霊を打ち込んで挑む日々は、間違いなく僕の大きな経験となり糧になってくれています。そういう舞台に僕をブッキングしてくれた人たちの想いと、それを決して裏切ってはいけない、期待を上回らなくてはいけないという想いは、確実に僕の心を律して、進むべき道を照らしてくれています。
 お客さんの反応も最近は少し変わってきたように感じていて、少しずつですが、良いライブを続けられているんじゃないか、ステージのクオリティも少しずつ高められているんじゃないか、そう思えるような瞬間もたびたびあったりします。もちろん、僕の音楽に対する好き嫌いや価値観の違いはあるとは思いますし、まだまだ未熟な部分もたくさんあるとは承知しておりますが、ちょっとずつ、ちょっとずつですが、なんだか広がり出しているような気もします。

 レコーディングもようやくスタートしまして、これだけライブをやって、仕事もきちんとバリバリやって、そんな合間のレコーディングなので牛歩ではあるのですが、それでもアルバムという作品が形になり始めているのは、他の何にも代えがたい喜びです。
 冬になるまでには何かしらのアナウンスができるように、まずはじっくりと良い録音ができるように頑張っております。どうぞ楽しみに、いましばらくお待ちください。

 最近は歌うことが本当に楽しくなったなあ、と思います。
 やっぱり楽しんで取り組むのは、気持ちも上向くし、良いところに目が行くようになるし、良いイメージがあったほうがうまくいきやすいし、好循環が生まれやすいんだろうな、と思います。
 ちょっとうまくいったぐらいで浮かれて調子に乗って痛い目を見る、みたいなのが嫌で今まであんまり言わないようにしてましたが、でも自分の試行錯誤の中でうまくいった部分があったりするのは嬉しいし、そういう嬉しい瞬間が増えてくると、やっぱりシンプルに歌うことは楽しいですね。
 怒涛の日々の中でいろんなことに揉まれながらも、こんなハードスケジュールな日々を前のめりに続けられるのも、単純に楽しいからなんだろうな、と今さらながらに思います。
 楽しんだ先に、新しいアルバムだったり、3年後の大きなステージだったり。そんな感じで楽しいイメージで目標をクリアしていけたら、成長していけたら最高ですね。

 今年もあっという間に残り半分、でもまだまだたっぷり半年でやれることは盛りだくさん。引き続き突っ走っていきたいと思ってます!
 ぜひまた各地のライブでお会いできたらと思います!
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6月19日の豪徳寺leafroomライブは中止となりました

2024年06月10日 23時22分28秒 | 日記

 6月19日(水) 東京/豪徳寺 leaf roomで予定していたライブは、お店側の諸般の事情により中止となりました。
 万全の状態になりましたら、また改めてやらせていただけたらと考えております。
 楽しみにしてくださっていた皆さん、ご来場の予定だった皆さんにはご迷惑をおかけしますが、何卒ご理解いただけますと幸いです。
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5月6日(月・祝) 東京/新宿 新宿UNDERGROUND Azzitto1224「新宿落とし2」

2024年04月23日 23時45分28秒 | 日記

 5月6日(月・祝) 東京/新宿 新宿UNDERGROUND Azzitto1224「新宿落とし2」のフライヤーが届きました。
 ずっと以前からお世話になっているAzzitto1224にコロニー落としとして出演させていただいたのが去年の年末。普段のAzzitto1224の雰囲気とはミスマッチなコロニー落としの痛快なライブはおかげさまで好評をいただきまして、今回Azzitto1224にて再演ということになりました。
 そして、メインアクトはコロニー落としということですが、その前にオープニングコロニーと銘打ちまして、わたくしハマノヒロチカとしてのライブもやらせていただきます!
 わたくしフル回転でやらせていただきますので、ぜひコロニー落としもハマノヒロチカのピアノ弾き語りも両方楽しんでいただけたらと思います!もちろん対バンのダウン・タウン・ムギムギ・バンド(MKM ver.)も!よろしくお願いいたします!
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大創業祭ありがとうございました!

2024年03月08日 01時14分15秒 | 日記
 ちょっと時間が経ってしまいましたが、2月24日は毎年恒例の大創業祭でした。
 ここ数年コロナ対策で席数を減らしたりしておりましたが、今年はひさびさにほぼコロナ前の状況に戻りまして、そんなARTRIONを満員にしたい!と奔走していたことは前回のブログ前々回のブログにも書かせていただきました。
 おかげさまで満員御礼、キャンセル待ちという形にさせていただきながらキャンセルも無しということでお断りさせていただいた方もいらっしゃったりして、これほどの反響に本当にありがたく恐縮することしきりでございました。
 配信のほうも、日本中、世界中からご覧いただきまして、あたたかいコメントもたくさんいただきまして本当にありがとうございました!

 やはり満員のARTRIONでのワンマンの風景や拍手は格別ですね。本当にシアワセだなあと思います!
 僕自身、ワンマンの経験も増えてきて、いろんなところでいろんなコンセプトでワンマンをやってきましたが、そんなこんなを経て、去年の新曲チャレンジとボイスメンテナンスを経ての今回のワンマン、自分としてはある程度満足のいく出来だったんじゃないかなあという手応えはあったと思っております。
 もちろん反省点や改善点もたくさんありますし、まだまだ未熟だというのも重々承知してはおりますが、それでもこれまで応援してくださった皆さんに『これだけ頑張ってますよ』『ここまで来れましたよ』といったそんなご報告と、そして僕のちょっとした目標というか、夢というか、そんなようなもののそのイメージの欠片みたいなものはライブの中に確かにあったんじゃないかと思っております。それが思ったように伝わったかどうかはわからないけれども。

 ライブ中にもお話しましたし、ちょっと言葉足らずだったかなというか、間違って伝わっていたら訂正したいのですが、僕自身ここまで自分なりに頑張って活動を続けてきて、その先というものを見据えたときに、やはり僕なりに進化して成長していきたいなというのはありまして、その一つの形として、3年後、50歳の大創業祭をやるときには、ちょっと大きなステージに立ちたいなと思っております。
 それは決してただ単にデカいハコでやりたいということではなく、なんというか、ハマノヒロチカというミュージシャンのスケールを大きくしたい、音楽的にも成長して大きなステージが似合うようなライブをやれるようになりたい、というような意味合いが強いです。
 そこに向かって突き進むここからの3年。まだ3年あるなんて油断したら最後、アルバムも作るって言っちゃったし、やらなくちゃならないことを片っ端から片づけていたらきっと3年なんてあっという間です。
 でも、僕はこうやって目標を公言して、逃げ道を無くして自分を追い込んで、その結果ヒィヒィ言いながらやっていくのが楽しいんだな、というのに気がつきました。我ながらとんでもないドMだとは思いますが、でもそう言えば今までもずっとそうやってきたよなあ、とも思います。
 ハマノヒロチカとして、バンドのみんなの力も借りながら、僕の思い描く理想のステージを作り上げて、僕を応援してくださっている全世界の皆さん全員にお届けしたい!そんな夢を3年後に叶えるために、これからも頑張っていきたいと思います。

 とにもかくにも、大創業祭、西荻窪に集まってくださった皆さん、配信で見届けてくださった皆さん、本当にありがとうございました!
 新曲もやりましたし、こんな時ならではのレアな古い曲もやりました。手拍子で後押ししてくださったのも嬉しかったですし、じっくり聴いていただけたのも嬉しかった。KAZUさんにサポートしていただいた楽曲たちも本当に見違えるほどカッコよくなってくれましたし、そんな曲を二人で演奏するのが本当に楽しかった。アドリブで入れてくれたKAZUさんのコーラスも奮い立ちました。最高の旅するカレー大好きパーカッショニスト、またぜひ一緒にやりたいです!
 いろいろ書き連ねてしまいましたが、観てくださった皆さんが楽しんでいただけていたなら何よりです。こんな幸せな誕生日にしてくださって、感謝してもしきれないくらいです。本当にありがとうございました!
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マイクのはなし

2024年02月22日 01時05分44秒 | 日記

 先日の日野のライブから、新しいマイクを使いだしました。
 と言っても、別になんてことない、ごく普通のSM58ですけどね。改めて新品のSM58を手に取ってみると、重量感もありますし、良いマイクだなと思いますね!

 それまではbeta58を使っていました。ライブでマイマイクとして使用するようになったのはコロナ禍になってからですが、購入したのはもう10年以上の2011年、シングル「朝がまた来る」のレコーディングの時でした。
 もう当時なんて歌うこと自体が大嫌いでしたし、自分の声のこともマイクのことも全然わかっていなかったですが、まあなんとなく高音のところがよく出るって言うので、わりと高めな自分の声にも合うのかなーなんてぼんやりした理由で、あとはなんとなくプロっぽいというミーハーな理由でbeta58を選んだのですが、とは言えやっぱり素晴らしいマイクですから、僕みたいな者が使っても大変使いやすく、重宝しておりました。
 最初のうちは無くしたり落としたりするのが怖くて持ち歩いてはいなかったのですが、衛生面への配慮などもありコロナ禍以降は基本的に常にライブで使用しておりました。なんだかんだで10年選手、特に近年はライブの本数が急激に増えたので、度重なる現場での使用にやはりだんだん劣化してきたのか、ここ最近、ライブをしていて、PAさんから「マイクの出力がちょっと落ちてきている」「中音域が少し凹んでいるように聞こえる」なんて話をいただくことがちらほらと、でも何人かから同じような指摘をいただくようになってきました。
 マイクにも寿命があるなんて今まで考えたこともなかったですが、でもきっと耐用年数は過ぎていたんでしょうね。北海道から沖縄まであらゆる場所で一緒に戦ってきてくれたマイクと思うと愛着もひとしおです。歌うことから逃げていた時代から、バリバリにライブを戦えるようになった今まで、ずっと一緒にいてくれてありがとう、という気持ちです。

 で、2代目のマイクなんですが、beta58ももちろん非常に気に入っていたのですが、いろんな方の助言も踏まえてSM58にしました。
 そもそもbeta58を使っていた理由としては、beta58の特性でもある「高音域が強い(音のヌケが良い)」「出力がデカい」という部分で、特に最初の頃は自分のボーカルに自信がなく不安が大きかったので、少しでもモニターしやすい音を求めてヌケが良いものを選んだということ、また昔はボーカルに自信がなく、ピアノのほうがまだ戦えると思っていて、ピアノを思いっきり弾き倒しているときにボーカルが若干おざなりになってしまう時があり、そこを少しでもカバーするべく高出力のものを、というボーカリストとしては非常に消極的な理由からでした。
 その後、経験を重ねて、発声や歌い方もずいぶん改善できましたし、モニターの作り方やピアノを弾きながらのボーカルのテクニックも随分と上達しまして、当初の問題点は根本的に解決することができました。もちろんその上でもbeta58はとても良いマイクなのですが、どうしてもbeta58でないといけない理由はずいぶん薄れたように思います。
 逆に、同様にbeta58の特性である超単一指向性(スーパーカーディオイド)は、鍵盤弾き語りであるにも関わらずライブ中にけっこう激しく動くスタイルの僕には若干アンマッチかも、と考えるようにもなりました。時に少し横から声を入れることもあるので、その際にはSM58の指向性のほうがより良いように思いました。
 声質についても、まだ自分の声のことを知り尽くしたとは言えないですが、昔はただ単に高いキーが出るということから高音域を目立たせたら良いんじゃないかという単純な考えから、自分の声にも高いところ、低いところ、それぞれに特徴的なところや聞いていて気持ちの良い成分があり、最近は歌い方によって低い声の気持ち良い成分をしっかり出してあげるというところにもトライできるようになりまして、そうなるとbeta58でなくても良いのではないか?と思うようになりました。

 もちろん、世の中にはSM58やbeta58以外にもたくさんのマイクがあり、より自分に合ったマイクを求めていくと果てしない世界なんだと思います。まだまだ僕はボーカリストとしては未熟で知らないことが山ほどありますし、自分の声のこともまだまだ全然知り尽くせていないですが、そんな果てしない旅の第一歩として、世界中で大定番であるSM58を持つことによって自分はどういうボーカルができるようになるのか、楽しみながら研究していきたいと思っております。

 というわけで、人によってはこんな初歩的な感想文みたいな話は薄っぺらくて読むに値しないのかもしれないですが、人によってはこんな僕のマイク話でも参考になったりするのかな?と思って書いてみました。
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大創業祭ソールドアウトしました!

2024年02月18日 13時44分00秒 | 日記
 いよいよ来週に迫った誕生日記念ワンマンライブ「大創業祭」ですが、おかげさまでたくさんのご予約をいただきまして、お席はソールドアウトとなりました!本当にありがとうございます!
 配信のほうは無限にお受けできますので、ぜひ配信でもお楽しみいただけたらと思います!
https://twitcasting.tv/artrion_n/shopcart/290626

 ご予約いただいた皆さんへのお願いですが、キャンセルされる場合は必ずご連絡をくださいますようお願いします!キャンセル料とかは不要ですし、配信もありますので、ちょっと体調面で不安だなーという方は無理をなさらないようにしてくださいね。
 また、キャンセルがあった場合は随時予約をお受けしますので、キャンセル待ちをご希望の方はご連絡ください。キャンセル待ちがない場合はツイッタ等で追加のお知らせをいたします。

 個人的には、今年はどうにかソールドアウトしたい!と思っていたので、ひとまずの目標達成ができて嬉しいですし、満員のお客さんの前で最高のライブをお届けできるようにと燃えております。
 2019年頃までは、この大創業祭くらいしかワンマンをやってこなかったということもあり、おかげさまでたくさんのご予約をいただいてソールドアウトしていたのですが、2020年になってコロナの世の中になって以降、席数が減ったり、あちこちで頻繁にワンマンライブをするようになったりと、僕のライブをとりまく環境もいろいろと変化しました。そうした事情もあってか、コロナが明けて以降はなかなかワンマンもソールドアウトしなくなってきておりました。
 まあ、ソールドアウトするかしないかはライブの内容にはあんまり関係ないんですが、やっぱりワンマンは僕にとってはまだまだ特別な機会ですし、お店に対しても若干の後ろめたさがあったりもして、たくさんの方に見ていただきたいなあという気持ちがありました。

 そんなこんなで、今年は絶対に大創業祭を満員にしたい!ということで、今年に入ってからは大創業祭ソールドアウト大作戦と称して、SNSの告知だけじゃなく、都内近郊のライブを大強化したり、あちこちでチラシを配ったり、飛び入りやオープンマイクへの参加など、とにかく動いて、良いライブをやってと、宣伝活動に奔走しておりました。時間がない中、急遽で組んでくださったり、飛び入りでライブをさせてくださった皆さんにも本当に感謝いたします!
 大創業祭の宣伝のためとは言え、オープニングアクトやオープンマイクなどいつもとちょっと勝手が違うステージは、僕自身とても刺激的でしたし勉強にもなりました。ステージにあがってしまえば一緒という見方もあるとは思うものの、その役割はちょっとずつ違うので、その役割をちゃんと全うしながらいかに自分のステージをやるかというのは普段と違う筋肉を使うみたいで楽しかったです。
 オープンマイクも、会場によって雰囲気はいろいろあるものの、独特の緊張がありますね。僕みたいに宣伝がてらという人もいれば、腕試しで来ている人、趣味でステージに立ちたい人、日課のようにステージに上がっている人、いろんなスタンスの人がいて、その中で10分なり15分なりの短い持ち時間の中で何を残せるか、どうすれば爪痕を残せるかと考えながら上がるステージは、とても刺激的で緊張感のあるものでした。

 とにもかくにも、いよいよ一週間後は大創業祭!
 KAZUさんとのコラボも楽しみですし、一人の弾き語りでも新旧含めていろんな曲をやろうと思っております。歌もピアノもしっかり鍛錬して、楽しい時間をお届けできるように準備してまいります。どうか皆さん楽しみにお越しください!配信の方も、お好きな飲み物などを用意して楽しんでいただけたらと思います!
 僕自身もですが、体調管理には十分気をつけて、元気にお会いしましょう!
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あけましておめでとうございます

2024年01月01日 21時11分48秒 | 日記

 謹んで新年のお慶びを申し上げます。
 昨年もたくさんの皆さんに大変お世話になりました。本当にありがとうございます。
 今年もたゆまずに精進し続けて、よりよい音楽を届けられるように頑張ってまいりますので、ぜひ今年も応援よろしくお願いいたします!

 新年早々の大地震のニュースで、なんだかこういうめでたい挨拶をするのも心苦しい気もしてしまいますが、被災地の皆さんのご無事を心よりお祈りしております。
 そして被災地ではない地域の方々も、報道で心を痛めたりしてしまう方もいらっしゃるんじゃないかと思います。どうか心も身体も労わって、ご自愛くださいね。ご無事な方は、いつも通り平穏に過ごしましょうね。
 2024年、どうかこれから良いことがたくさん起こって良い年になりますように!
 
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今年もお世話になりました

2023年12月31日 16時10分35秒 | 日記

 毎年、年末には暮れのご挨拶のブログをしたためているのですが、今年はそれどころじゃないくらいムチャクチャなスケジュールになってしまいまして、結局ほとんどまともな振り返りをすることなく大晦日まで来てしまいました。
 なんだかブログのほうもすっかりライブのフライヤー紹介ばっかりになってしまいまして、本当はライブの数だけ振り返りがあり、試行錯誤があり、もっといろんな日々の感じたことや考えていることを書き連ねていきたいと思っているのですが、もう完全にキャパオーバーですね。
 今年はライブの本数が増えただけじゃなく、毎月新曲を書くチャレンジを1年間やりきって、ひさびさに長編映画の音楽も作って、さらにボーカルのトレーニングに通い始めたり、禁煙も始めたりと、さまざまな面でチャレンジがありました。
 前回の振り返りにも同じようなことを書いたかと思いますが、これだけ怒涛の日々を必死にもがきながら、次々にやってくるライブのステージや課題にひとつひとつ必死になりながら、ちゃんとひとつひとつきちんと戦いきって、飲み込んで消化して、そして息つく暇もなく次なる試練に晒される。今はそうして、ゆっくり考えたり噛みしめたりすることなく、とにかく目の前のことに必死になり続けるというのが良いんじゃないかと、そんなことを思って走り続けてきた1年間でした。

 去年、初めて年間のライブ本数100本を達成しましたが、今年はさらに増えまして、今夜のタイツキのライブを無事に終えましたらライブ本数は119本になります。ただ闇雲に本数を増やしたわけではなく、たくさんの猛者たちとのツアーや対決など、とても濃密で刺激的なライブばかりで、本当に痺れるような瞬間が何度もありました。一緒にツアーを廻った人たち、同じく全国を飛び回っていて旅先でひょっこり再会した人たち、地元で腕を磨き続けて待っていてくれた人たち、ようやく会えた人たち。思い出していくとキリがないくらいに濃密なライブの想い出ばかりです。
 新曲チャレンジも本当にきつくて、もう全然書けなくて、本当に毎月くじけそうになっておりましたが、それでもどうにか約束通り、12か月の間毎月新曲を書いて発表することができました。もっと捨て曲みたいなどうしようもない曲ばかりになるかなと思ってたんですが、意外に真面目にちゃんと自信をもって作品ですと言える曲を並べることができたのは嬉しい誤算でした。
 去年のリメンバーマンも加えて実に16曲、大好きな曲もずいぶん増えました。これも1曲1曲丁寧に振り返りながら紹介したり、作品としてもいずれはアルバムにしたいとも思っておりますが、さしあたっては来月、配信ワンマンで全曲お披露目しようかと思っておりますので、ぜひチェックしていただけたらと思います。

 歌のこと、たばこのこと、映画のこと、仕事のことなどもいろいろと書き連ねていきたいのだけど、それぞれ単独でもかなりのボリュームの文章になってしまいそうなので、また来年、どこかのタイミングで書いていけたらと思っております。
 とにもかくにも、本当に今年は頑張った!よく頑張った!と胸を張れるほど、しっかり音楽に向き合うことができた1年だったんじゃないかなと思います。
 とは言え、これで何かが終わったり、完成したりしたわけでもないので、来年以降にもしっかり繋げていけるよう、油断せずに精進し続けていきたいと思います。

 さて、そんなこんなで、毎年大晦日は家でゆっくり年忘れにっぽんの歌に酔いしれたりしていたのですが、今年はかなりひさびさに年越しイベント、ライブハウスで新年を迎えます。大晦日もいつも通り、全力で走り抜きます!
 みなさんも良い年をお迎えくださいね。
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旅のオモイデばかり

2023年10月26日 22時24分51秒 | 日記

 なんかこう言葉にすると急にチープに聞こえてしまうのですが、それにしたって怒涛の日々を過ごしているな、と思うのです。
 もともと今年はあまり大きな目標などを決めずに、マイペースにのんびりとやっていくつもりでした。ただまあ、単にだらだらしたいということではなく、もう一度基礎的な部分を鍛え直して、基本的な音楽能力を底上げしたいなという想いもあり、毎月新曲チャレンジなどもその一環でしたし、今年からボイスメンテナンスに通って歌い方や身体の使い方も一から勉強したりといったことにも取り組んでやっております。
 なんですが、そんなこんなをやりながらも、ライブの本数は増え続け、大きなイベントや強敵とのツアーといった身震いするようなライブも続々と決まり続けてきました。
 その合間に、筆が遅い僕が毎月毎月新曲を書き続け、かと思えば11月に公開される映画の音楽まで手掛けてしまいました。
 我ながら、これはスケジュールミスだなあ、と思います。笑

 シンガーソングライターとして、もう一度基礎から鍛え直そうと、いろんなことを再度見つめ直してからは、歌うことが、ライブの一本一本が、より濃密で、より刺激的で、より楽しいものになってきた気がします。
 機材のセッティング、椅子の高さ、姿勢、呼吸のタイミング、指の落とし方、感情の込め方、言葉の言い方、言い切るタイミング、帽子の飛ばし方(笑)、ライブの中には本当に数多くの迷うタイミングがあって、無数に積み重ねた判断の先にクオリティの高いライブというのがあるなあと、毎回毎回噛みしめながらライブを重ねております。
 そんなライブをしながら、5月には山田ばさらさんとのツアー、6月は山口中略ひろとし君とのツアー、8月にはりさボルト&Hysとのツアー、10月には武田英祐一とのツアー、はたまた遠征で訪れた各地でもたくさんの交流や刺激があったり、時には悔しい想いもあったり。本当にいろんなことを考え、感じながらの日々です。

 本当は、何か感じるたびにブログを書きたい。何か考えるたびにブログを書きたい。今日のライブではこんなことを思った、今回のツアーではこんな話があったからこういうことを感じた、そういったことをちゃんと記録していきたいなと思うのですが、如何せん筆不精。ともすれば写真すら撮り忘れることもザラですからね、僕は元来はきっとそういう性格なんでしょう。
 なんと言うか、決して言い訳ではなく、今はそれでも良いのかな、という気もしてます。
 こうして怒涛の日々に押しつぶされないように必死になりながら、必死の毎日の中で何かを感じて掴んでいく、それもゆっくり反芻したり消化したりするのではなく、怒涛の日々の中でもがきながら飲み込んでいく、今はそういう時期なのかな、という気もします。

 年末まで新曲チャレンジもあと2曲。大阪と東京でのワンマンを超えれば、もう今年も終わりです。ライブの本数は120本に達しそうな勢いで確実に過去最高ペースになりました。
 そんな日々だからこそ、ワンマンでは未来を、夢を語れたらいいなあとも思っています。
 まだ夢を見たっていいじゃないか、必死に頑張ってきたからこそ、ちょっと夢に手を伸ばしても良いんじゃないかしら、って気もしてきたんだよね。
 まあとにかく、年末までは怒涛のスケジュールを、息切れしないように走り抜けたいと思っております。ぜひライブ遊びにきてくださいね!
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シネマ健康会の新作長編「あっちこっち じゃあにー」東京上映決定しました

2023年10月23日 20時04分21秒 | 日記

 松本卓也監督率いるシネマ健康会の新作長編映画「あっちこっち じゃあにー」の東京上映が決定しました。主題歌はクロマニヨンズ、その他の音楽はわたくしが担当させていただきました。
 東京以外の地域での上映も来年以降順次予定しているそうですが、まずは東京にてたくさんの方にご覧いただけたらと思います!わたくしも映画館へ足を運べたらと思っておりますし、もしかしたら舞台挨拶的なことをさせていただくかも?(11月の新曲の進捗具合で決めようと思っております)

■『あっちこっち じゃあにー』 新宿K’s cinema 上映
2023年11月4日(土)~17日(金)
1週目(11/4~10)は14:20~、2週目は21時位(レイトショー)を予定しています。
詳細はシネマ健康会のサイトをご確認ください。

劇場:新宿K’s cinema
料金:一般:1,800円/大学・高校:1,500円/3歳~中学生:1,000円/シニア:1,200円/障がい者:1,000円/前売券:1,500円

『あっちこっち じゃあにー』(105分)
ー 出会いとオサラバの旅 ー

【あらすじ】
お笑いコンビを解散してピン芸人となった末松。
後輩芸人からも面白くないといじられ、売れる気配は一向にない。
ヘッドフォンで音楽を聴きながら、孤独に生きる日々。
そんな時に6歳の女の子 加奈と出会い、動画配信の手伝いをしてもらう事になる。
やがて末松は、遠方に住む加奈の父に会いに行くことを交換条件に、
加奈に旅の動画撮影の同行をお願いする。
大人と子ども、奇妙な二人の旅が始まる―

【概要】
東京、群馬、新潟、山形と実際にキャンピングカーと共に移動してロードムービーを撮影。
主人公の女の子には6歳の新人 ゆず を起用。その年齢にしか出せない雰囲気と自然な演技が目を引く。
またネパール人のディネス・サプコタ、韓国人のハン・ギュヒなど、
国際色豊かなキャスティングも魅力。演技未経験ながら、独特の存在感を残す。
もう一人の主人公 末松は、松本卓也監督 自らが演じている。
劇中キーとなる曲はザ・クロマニヨンズを使用。物語を盛り上げる。
劇伴にはアーティストのハマノヒロチカが参加。映画の為に作り上げた音楽は感動を生む。

【監督コメント】
ガラにもなく、誰もが考える永遠のテーマ、生き死に について考えました。
そして旅に出たくなりました。
そういえば、キャンピングカーで旅する事が、小学生だった僕の夢でした。
そんな事をぐるぐる、あっちこっち思いを馳せている間に生まれたのが本作です。
映画で初めてキャンピングカーを目の当たりにした時、乗った時、寝転んで窓から景色を眺めた時ー
生き死にのことは忘れて、心から喜んでいたと思います。
子どもから大人までこの映画を楽しんで、人によってはふと何かを考えるきっかけになったり、
旅に出たくなったりしてもらえたら嬉しいです。

映画『あっちこっち じゃあにー』 予告編

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