ハマノヒロチカブログ

ピアノ弾き、ハマノヒロチカの雑記的ブログです。

五反田ワンマン「ウタノネツ」ありがとうございました。

2021年10月26日 23時28分30秒 | 日記

 先週土曜日は五反田bar PISTOLさんにて、ワンマンライブ「ウタノネツ」でございました。
 わたくし、てっきり告知のブログはとっくに書いたつもりでいたんですが、書いていなかったんですね。。。なんという失態。
 それでも、ほぼ満員のお客様にお越しいただけて、大変ありがとうございました。

 コロナ禍での活動方法を模索していた今年、ツイキャス配信ライブなども定期的に行いつつ、お店でのライブや遠征なども探りつつやってきておりましたが、年始から半年以上ずっと緊急事態という異常事態の中、先の予定が立てられず、努力も水泡に帰すようなことも起こっておりまして、いっそ今年はアルバム制作に振り切ってしまおうと決めたのが夏前ぐらいだったでしょうか。
 そこで、アルバムに収録する曲をもう少し増やしたいと、3か月連続新曲発表企画を打ち出したのが7月。そして、8月、9月とツイキャス配信ライブで1曲ずつ新曲を披露し、その締めくくりとしてやらせていただいたのが、今回のワンマンライブでした。
 我ながら、自分の筆の遅さにほとほと嫌気も差しますが、こうやって自分を追い込めば無理くりどうにか捻り出せるというのも、果たして良いのやら悪いのやら、という気がしますが、とにもかくにも今月も新曲をどうにかこさえることが出来ました。

 bar PISTOLさんでライブをやらせていただくのは4回目でしょうか、毎回マスターとママさんのあたたかくまっすぐな人柄にほだされて、ピアノを弾くこと、言葉を口にすることに純粋になれるような気がします。このタイミングで、サードアルバムに向けて書かれた曲たちを、この場所で歌うことができて本当に良かったなと思います。
 なんだかんだで、お客さんを前にして、ゆったりとワンマンの尺でいろんな曲をやらせていただいた機会も久しぶりな気がします。なんだか、ひさびさの曲もいつもの曲も楽しくて、夢中になって駆け抜けた2時間強でした。お付き合いいただいた皆さん、ありがとうございました。

 8月に書いた「マイ・バック・ページ」、9月に書いた「クジャクソウ」、そして今月書いた新曲(まだタイトルが決まってません‥‥)、それに「Songwriter」や「古い日記帳」といったセカンドアルバム以降に書いて今までライブでやってきた曲たちで、サードアルバムのピースは揃いました。
 サポートミュージシャンやスタッフのオファーも始めておりまして、制作の準備も着々と進んでおります。
 これからプリプロを始めて、年末年始にかけてレコーディングに取りかかれたらと思います。制作の様子も随時お届けできたらいいなと思っております。

 自信のある曲揃いで、名盤になりそうな予感がしております。いや、これはもう意地でも名盤に仕上げなくてはいけませんね。どうぞお楽しみに!
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11月13日(土) 熊谷 MORTAR RECORDS ソングイズライフNEO#82「秋の歌と冬の歌どっちが好き?ナイト#4」

2021年10月25日 23時40分29秒 | ライブ告知

 11月13日(土) 熊谷 MORTAR RECORDS ソングイズライフNEO#82「秋の歌と冬の歌どっちが好き?ナイト#4」のフライヤーが届きました。
 熊谷は今年は毎月のように出演させていただいておりまして、おかげさまで毎月いろんな猛者たちと対決して、楽しくも痺れるような時間を毎回過ごさせていただいております。
 11月は、以前1度流れてしまった藤田悠治君との夜、そしてはじめましてのヤスエでんじゃらすおじさんとのスリーマンとなっております。イベントタイトルもなんだかいろいろ想像をかきたてる感じになってますね。秋の歌と冬の歌を用意して行こうと思います!
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からあげに合うカレー

2021年10月19日 21時42分18秒 | ヒロチカレー

 もう一週間以上経ってしまいましたが、先週日曜日は久米川太陽と月灯りにて「からあげに合うカレー」でした。
 太陽と月灯り名物のからあげとのコラボということで、あくまで主役はからあげという観点から設計したこの日のカレーは、いつもながらのスパイス感がありながらも、ガツンと前面に来る感じではなく一歩引いて旨みを引き立たせるようなカレーにしました。主役がお肉なので、野菜を中心としたカレーにしようかなとも思ったんですが、タイツキの唐揚げもそこまで濃い味付けではないので、旨みを全体で味わってもらおうと、牛豚合い挽き肉のキーマカレーにして、あまり脂っこくならないよう、トマトの酸味を効かせてみました。
 結果的には、非常に好評いただきまして、自分としても良いバランスで唐揚げとの相乗効果を生かせたカレーになったんじゃないかなと思います!
 最近カレーもヒット作続きで非常に調子が良いですね。あとは量産化、均一化、作業時間の効率化を重ねていけば、事業化も夢ではありません。笑

 ライブのほうも、とてもやりやすく、雰囲気も良い感じで、大変気持ちよくできました。気持ちの乗ったピアノが響いて、それにどんどん気持ちが乗せられて、という相乗効果。最近お気に入りの曲たちを揃えたセットリストで、気持ちのままに突っ走りました。会心のライブが出来たんじゃないかなと思います!
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オンガクとオカネとオシゴトのおはなし

2021年10月02日 00時55分26秒 | 日記

 普段、このブログではツアーがどうだったとか、この曲はこうだったとか、カレー以外はバリっとミュージシャンっぽいことを書き連ねておりますが(いや実際ミュージシャンなんですが)、まあブログの初期にも何度かアルバイト仕事のお話は書かせていただいておりましたが、平日の昼間はわたくし東京で元気に働いております。
 このブログを始めた12年前はアルバイトでしたが、いつしか契約社員になり、正社員になり、そしてこの秋、わたくしはめでたくちょっと出世しました。
 いや、たぶん出世だと思うんだけど‥‥左遷だったらやだな‥‥でもたぶん大丈夫です。笑

 何度かこのブログでも書いてますが、自分のソロ活動の方向性をがっちりと見定めた頃、ちょうど社員登用の話がありまして、それまではアルバイトの身分を良いことに、ツアーやレコーディングのたびに2週間ぐらい休みをとったり、急なライブや仕事にも対応して突発的に休みを取ったりしていました。それはそれでメリットであり、アグレッシブな活動ができていたのは良いことなのですが、まあ当然、収入的にはそれなりのものでしかなかったのも事実でした。それゆえ、音楽活動においても贅沢はできませんでしたし、金銭的に厳しい生活の中で活動をしていくことで精神的にも余裕がなく、ありていに言えば心まで貧しくなっているような自覚がありました。
 それよりも、長い目で自分の音楽人生を考えたときに、多少音楽に割く時間が減ったとしても、たとえ音楽と関係ない仕事だったとしても、それで金銭的に少し余裕をもった状態で活動した方が、精神的にも余裕が生まれて有意義に活動できるんじゃないだろうか、という考えに至り、僕は就職をしました。
 結果的には、そのやり方が僕にはとても合っていたんだと思います。いわゆる「音楽だけでメシを食う」というところからは離れはしましたが、そこで生まれた余裕の中で活動していくことで、自分の音楽活動も好転していったと思います。

 会社員をしながらの週末ミュージシャンという二足のわらじの生活ではありますが、例えば会社員が忙しいからライブの手を抜いたとか、逆にミュージシャンの仕事が大変だから会社をサボったとか、そういうどちらかに迷惑をかけるようなことだけは絶対にしちゃイカンと、後ろめたさを感じながら仕事をすることがないよう、どちらの業界にも迷惑をかけちゃイカンという気持ちでやってきました。なので、ミュージシャンのときはプロミュージシャンとして、会社員のときはプロフェッショナルな会社員として、どちらの仕事もその仕事のプロフェッショナルとして全うすること心掛けてきました。会社員のほうでもこうして結果が出せたのは良かったなと思っております。
 会社の中では大組織の中の一パーツではありますが、ミュージシャン稼業のときは、例えばライブや演奏をするときは技術職としてクリエイトに徹しますし、なにか作品をリリースしたり告知したりするときはマーケティング部のような動きもします。物販とかは企画部のようなこともしますし、営業部のようにギャラ交渉や売り込みもしますし、経理部のようにお金の計算もします。そういった個人事業主としてのいろんな経験は、会社の中でも生きることはいっぱいあるなと思いますし、逆に会社の動きがミュージシャンとしての動き方のヒントになるときもあります。そういう意味では、どちらにも自分の経験を生かすことができているのは大きなメリットだなと思います。
 あと、まあ、普通に仕事も楽しいんですよね。もちろん遊んで暮らせたらもっと良いんでしょうけど、別にやりたくもない仕事で苦痛で、というわけでもなく、わりとやりがいを感じながら仕事をできているのもありがたいことです。こればっかりは巡りあわせもあると思いますが、そういう仕事に就くことができたのは幸運だったなと思います。

 スケジュール管理とかは大変ですし、体力的にキツい時もありますが、それを補って余りある充実感があるうちは、この生活が自分の人生にフィットしているのでしょう。これからもこのまま頑張っていきたいなと思います。
 そして、改めて振り返ってみて思うのは、やはり昔は「音楽で身を立てる」ことに固執しすぎて、いろんなバランスが崩れていたのに無理していたなと思うのです。そこには変なプライドがあって、どこか仕事をしながら音楽をやっている人を下に見たりというのもあったのかなと思うのです。それはそれで若気の至りでもあるとは思いますが、挫折感を味わいつつも、ちゃんと違う生き方を受け入れたり、認めたりできるような年の取り方ができて良かったな、なんて思ったりもします。

 ミュージシャンたるもの、夢を見せなくちゃイカン、という向きもあるかもしれませんが、僕自身はこれでも変わらずに大きい夢を見続けられていますし、また音楽に限らず、役者、芸人、作家、クリエイターなどなど、目標と生活や年齢とのバランスの取り方に苦労するような夢って多いと思うんですが、そういうところで悩んでいる人にとって、ひとつの事例として参考になればいいなと思って書いてみました。
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