添心爛漫(てんしんらんまん)

~心に思ったことを添えて載せていきます~

『投資戦略の発想法』

2008年12月12日 | 
今日の日経平均、8,235円なり~。

一時期、14,000円台とかだったのにね。

今まで株式投資していた人には最悪だろう。
逆に今から買おうとしていた人にはチャンスかも。


私は後者で、そのために読んでいた本がこれ。

『投資戦略の発想法2008』



この本のいいところは
『これからはこれが儲かる
『こうやって1000万円儲けた
とかの話ではなく、表も裏も正直に書いた上でどうしたらよいか提案してくれている。


ここから学んだのは主に3つ。
 ①まずは投資する資金準備が大事
 ②個人投資家は長期的な投資を
 ③リスクは承知で行うこと


①まずは投資する資金準備が大事
これはそもそも株式投資する原資をしっかり儲けましょうということ。
まずは自分の給与を増やす自己投資から。
これなしに株で生活しようなんて、トレーダーでもないのに個人投資家では無理。

同時に、家計においても無駄な出費は押さえ、投資への原資を確保する。
博打じゃなくて資産運用なんだから、という視点だろうね。


②個人投資家は長期的な投資を
これは、短期で利益を得ようとしても
それを職としている人に勝てるわけがない。
市場原理から誰かが儲かるなら、誰かが損をしている。

個人投資家が短期資金得ようとするなら、
仕事中でも株価をチェックしたり、
専門書からよさそうなものを選択したりするしかない。
でも専門家に株価のチェックや予測で勝てるわけもなく、
専門書も専門家が古くなった理論を紹介しているにすぎず
所詮個人投資家はかもにされているというもの。

であれば、個人投資家は専門家にできないことをするしかない。

それが長期保持。

日本株を買うとした場合、日本経済がよほど落ち込むかインフレにならない限り
経済は常に膨張しつづけるのでいずれ株価は上昇する。
専門家は短期利益を出す必要があるので
逆に個人投資家は長期保持をして上昇を見て売却利益を目指そう、というもの。


③リスクは承知で行うこと
これは読んで字のごとく。
でも案外ないがしろにされるものでもある。

株は100%安全なものではない。
企業がつぶれれば株券はただの紙切れだし、
株そのものが信用取引なので当然暴落のリスクはある。

そういうこともまるっと理解したうえで投資のリスク分散を考えましょうというもの。

ベンチャーとか利益率高いものはリスクも高いので、
安全な銘柄も保持してリスク分散を考えましょう。



う~ん、なるほど。
では私はまずは①からかな・・・。

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