KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

猛暑は続く、水を飲もう

2023年07月26日 | 俳句
天気 晴 38℃

写真は38℃の今日の空、久しぶり、隣駅前の整体院へ治療に出かけた。13時予約なので、写真の時刻は12.40分くらいかも。今日の最高気温が何時だったかは解らないが、とにかく猛暑の空。シャレで言えば、もうしょうがないような暑さ。
でも、日蔭に入ると風はむかつく暑さではなく、整体院までは日向の道が殆どないので、私はあまり不快な暑さとは思わなかった。
治療を終えたら、嘘みたいに首が軽くなって、今まで動かせなかった斜め上へ視線を動かせる。随分我慢していたのだと思った。来週は、訪問治療に来てもらえることになった。無論、治療費にプラス出張費になるけれど、真夏の真昼は患者の予約も少ないらしい。

解ります、わざわざ猛暑の中を行きたくない理由。
実は、今日、治療を終えて猛暑のさ中を帰ってきたら、足底が攣った。こむら返りは時々寝ている間に起こすが、足の裏、というのはあまり経験がない。これが高校野球などでよく見る、熱中症による「足が攣った」状態なのか、と納得した。猛暑の中を歩いたのは10分ほどなのに。
というのも、今日は昼食を食べてから出かけたのでは治療時間に間に合わないので、隣駅の、いつものカフェでランチ。この前はあまりエアコンが効いていなかったのに、今日は猛暑になるからか、身震いするほどの冷気が出ていた。持参のスカーフを首に巻いて食事。冷えてきたら、お腹が・・最近、またトイレタイムが増えている。慌てて食べ終えて・・駅ビルには階ごとに綺麗なトイレがあって困らないけれど、整体治療中にトイレタイムは困る。
ということで、食事中も食事のあとも、お腹のトラブル回避したくて水はあまり飲まなかった。施設に居れば暖かくて不味いお茶が出るけれど、カフェでは飲み物は暖かいのを頼めても、セルフサービスは水しかない。
水なら、キンキンに冷えたものを持参しているし・・と、何も飲まなかった。冷え切った体に冷えた水を飲んだら、またトイレタイムが増えそうで。
といことで、整体院で始めと終わりに持参の水を少しずつ飲んだだけ。そして施設に帰り着いて玄関へ入った途端、足の裏が・・

反省しました。これからはポットに暖かいお茶を淹れていきます。冷たいものと暖かいものと両方持参、は面倒だけれどお腹の調子に合わせ、考えておかないと。明日は病院の定期診察日。冷房の効き過ぎに騙されてはいけない。外へ出た途端に猛暑なのだから。

落蝉を拾へばじいとふるへけり KUMI


コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

梅雨明け十日の晴れ・猛暑

2023年07月25日 | 俳句
暑中お見舞い申し上げます

昔から、梅雨が明けたら晴天が続くので、梅干しを干す作業に適している、と言われた。梅を漬けなくなってもう5年。私と同じ味の塩だけで漬けた梅干しはスーパーには売っていない。他の店で添加物無しの「昔の梅干し」を買っている。下の写真は、1階応接スペースに置いてあるブリザードフラワー


さて、第4月曜の昨日の午後はラインでの3人句会。
でも、月2回の訪問医の日程と重なってしまった。第3月曜の先週が祝日で延期されたのだ。困る。ちょうど時間的には句作の最中に診察に来る訳で。投句の締切は遅くしてもらえても、患者の部屋を廻ってドクターが何時に来るのかは、解らない。時間のかかる人も居れば3分診療の人も居て。午後1時に、今日の句の題を一人3つずつラインで投稿、いつもなら2時半ごろまでに9句を出句出来るのだけれど・・
ドクターは今月から替わったので、まだ2回目。話すことが色々あり過ぎて、メモしておこうか・・いや、メモするなら歳時記開いて使えそうな季語でも探して・・
そうそう、あの薬、どれだけ残っていたっけ? と、薬を収納してある箱をガサゴソ。湿布薬はあったっけ?市販のものは汗に弱いので処方してもらおう・・そうだ、汗、を季語にして・・
などなど、頭の中の忙しいこと。結局、投句を済ませた直後にドクターが来た。あたふたしていて、湿布薬をお願いし忘れた。ほんと、冷房効いているのに汗汗、ですよ。

で、ニュースで山手線の全線運休と汗が結びついた。青い字が昨日の題です。

り換えの渋谷新宿汗拭ひ  KUMI

何処へも行かないので、席題句会もテレビの画面からの想像になり・・そうそう、昨日だっだか九十九里の観光地引網の様子がテレビに映っていたっけ。

砂掴む裸足や重き地引   KUMI
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

何も起きない日

2023年07月23日 | 俳句
天気 晴

写真はナイアガラへ行く途中で宿泊した、オタワの街、カナダの首都ではあるけれど、落ち着いた街並と水辺の風景が涼しそうだ。確か、議事堂の塔に上って見下ろした風景。



さて今日は何かあったっけ・・と夕方になって考える。認知症ではない(つもり)なので、朝からの行動は覚えているものの、昨夜からちょっと気分の塞ぐことがあってあまり印象に残ることをしていない。小学生の頃、夏休みの絵日記に苦労したのを思い出す。書くことは子供の頃から好きだったが、書くことを見つけるのに苦労したものだ。今はそんなことはない筈なのに・・印象に残ることがなかった日、ということかも。体調も、まあまあだったのかも。

そうそう、朝9時にシャワーを浴びた。その前に紙ゴミをエレベーターの前の大きなゴミ箱へ捨てに出たら、Nさんのご主人が声をかけてきた。「食事はまだですかね」「私はさっき朝食を食べたばかりですけど・・」「ぼく、食べていません」って、そんな訳はないと思うけれど・・彼の食事の席は私とかなり離れていて、私は彼の姿を確認していない。食べたでしょ、と断定までは・・
エレベーターが来てしまった。
彼をエレベーターに乗せて3のボタンを押す。今の時間は職員の朝の引継ぎで、3階に集まっている筈。3階で下りれば誰かが世話するでしょ。
そんなことがあったっけ、あれは今日だった。毎日、そんなことは起きているけれど、最近はあまり認知症の方たちに声を掛けないようにしている。疲れてしまう。
で、午後になったら、前の部屋のYさんが又、奇声を発して廊下に出てきた。実は、一昨日の夜にはもっと大声で叫ばれてちょっとしたパニックになった。今日はそこまではいかないで大声は止み、やはりエレベーターに乗りたがるので介護士さんを探しに行ったが廊下に見当たらない。3階で館内レクレーションの始まる時刻なので、エレベーターに乗せて3階のボタンを押す。

不思議なこと。食べたばかりなら、空腹ではない筈なのになぜ食べていない、と思い込むの? 時間がかなり経過したのなら忘れるのも解るけれど・・それが私には理解不能。
1年前までは一人でエレベーターに乗れたのに、何で乗り方が解らなくなるの?数字は読めるのに、自分の往く先が解らなくなている。
Nさんは、入居したばかりの時、夜中に火災報知器のボタンを押してしまい、消防署や近隣を巻き込んだ騒動の犯人だ。皆から非難された。それがトラウマになってエレベーターのボタンを押すのが怖くなっている? と推量したことがあった。でも、それは違う。1時間前の食事も覚えていないのだから、そんな何ヶ月前のことなど覚えている訳がない。

認知症の仕組みって、どうなっているのか、ミステリー。

朝ぐもり鴉先づ来て叫喚す   KUMI(2004)
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

梅雨明け・そして初蝉

2023年07月22日 | 俳句
天気 晴

昨夜の早い時刻に大夕立があった。雲の動きを天気予報サイトで見て、珍しく埼玉県境を越えて東京まで来る動きだった。ベランダがびしょ濡れ・・という以外に何ごとも起きない穏やかな地域なのだ。久々に雨で樹々が洗われて、空も青さを増して、梅雨明けの雰囲気の日となった。

気温は高いかもしれないが湿度が低くなり、私には不快感のない日だった。買い物に出かけてそんな空気と日差しを楽しんだのだが・・何もかもが旨くいく、という訳にはいかない。最近、頚椎の痛みと重さがだんだんひどくなる。去年の10月にイレウスで入院してから、整体治療を休んでいるせいだ。でも、それどころではないあれこれで、とても週一で治療に出かける体力の余裕がなかった。
でも、そんなことは言っていられぬ・・というくらい最近は首が重くて、今日は私の好きなからりと暑い天気の筈なのに頭痛までしてきた。覚悟して、隣駅までまた通うしかない・・ま、体調良ければ何とかなるけれど。来週の予約を取ったので頑張ろう。
もう、蝉は鳴いていたのかもしれないが、今日出かけたら初めて蝉の鳴き声を聞いた。みんみん蝉だった。梅雨明けを待っていたのだろうか。

昨日は、部屋に籠って結社誌の最終号を読み耽っていた。実は、届いてすぐに目を通したものの、全てを読んでみる気持の余裕がなかった。主宰がもう居ない、というのは事実なのだ、と突き付けられるのが嫌だった。誌上に、亡くなる2日前の講演会の主宰の話が再現されている。その講演のあとに泊まった甲府市内の宿で倒れ、病院へ運ばれてその翌日に亡くなった、ということがまだ信じられない。飯田龍太氏の亡くなったのと同じ病院だったという。遠出には足腰の丈夫なご主人がいつも同行されていたので、最期はお一人ではなかった、というのが救われる。
と思いつつ、あれこれ読んでいたら、ほぼ半日が過ぎてしまい、ひどく疲れた。
最期の日まで精一杯の多忙な人生を生き抜いた主宰の大往生を「お見事」と拍手すべきかも・・と思いつつ誌を閉じた。

梅雨明くる藍色の富士暮れ残し  KUMI (2022年)
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

梅雨明け近し

2023年07月20日 | 俳句
天気 曇がち

猛暑は少し遠のいたが蒸し暑い。
列島の東海から西の地域は、梅雨明けしたという。関東はあと2.3日かかるかも・・ま、秒読み。昨日は梅雨夕焼けとも言うように久々の夕焼け空だった。が、食堂から部屋へ帰った時刻にはもう消えかけていて、今日のトップに使うには貧弱な写真。


で、トップの写真はここへ入所した年の今頃の梅雨夕焼け。家は7階だったのでベランダから何でもよく見える家で、富士山は無論、空も花火も景色は楽しめたなあ、と思い出す。

さて、今日は私個人の「ラビットデー」
年に何回か昼食がサンドイッチになることがある。スープと野菜のトマト煮など付いて。メニューの写真はなかなか美味しそう。でも・・私は真っ白フワフワの食パンがお腹に合わず、随分長い年月、食パンは食べていない。もう大丈夫だろう、と思い、ここへ入所したばかりの頃、週3回のパンの日に出る食パンを食べてみた。・・ダメでした。まだ今の化学療法はしていない頃のことなのに、見事にトイレタイムを増やしてしまった。ちなみに、その後は朝食がパンの日は米飯にしてもらった。でも副菜までは合わせてくれないのがちょっとキツかった。反対に、米が苦手で朝食だけは毎日パン、という人が結構多くて、味噌汁でパンを食べている。その方が私には不自然に見える。
ある時から、そのフワフワ食パンは朝食から消え、バタロールになり、それは何とか大丈夫なので今はパンを食べている。

ということで、サンドイッチの日は外食することにしている。
でも昨日から目眩がかなり酷いままで、もし暑さが和らいだら隣駅まで・・と思っていたが、どうにも回復しない。仕方なく駅前のいつものパスタ屋へ。同行者がいるといつも写真を撮り忘れていたが、今日は一人だったのでバッチリです。


食べるのはシーザーサラダと生地ぱりぱりのピザ、と決まっている。何故スパゲティにしないかというと・・このピザの方が好き、ということもあるが、今はイレウスの再発防止のために「ラーメン・スパゲティ禁食」状態。粉になるくらいまで良く噛めばよいそうだが、消化せず詰まることが多い・・とドクターから聞いたので、もう一生食べません。あの治療の、大変な思いは二度としたくない。

ともかく生野菜に飢えているので、レタスの美味しかったこと。
ドリンクバーの飲み放題付で1280円。ウサギになった気分で満足しました。

欠席と記す返信遠花火   KUMI(2016年)
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする