KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

2018年07月12日 | 暮らしのつぶやき
天気 曇

写真は、食堂に貼ってあるカレンダーで、美瑛の丘の夏の風景。冬の終わりに行ったことがありただ白いだけ、寒いだけだった丘の夏、行きたい・・と思いつつ眺めている。

西日本の土砂災害の惨状を見ていて、水の怖さと水の大切さを身に染みて感じる。
なければ困る雨、でも降り過ぎて人を苦しめ、その被害に遭って今度は猛暑の中で水のないことに苦しむ。
水害だけは殆ど心配のない武蔵野の中でも少し高い所に住み、しかもマンションだから、安心はしていられる。でも地震はいつあってもおかしくない断層の真上に住んでいる。
ともかく、災害に遭ったら水が大事。断水はどんな災害時も起きる。一度だけ、夜遅く落雷で停電したら、水道も出なくなったことがあった。マンションの高階への給水は電気が動かしている。
なので、飲み水だけは、最低でも2リットルのペットボトル3本は残るようにしている。2週に1回か月に3回、配達で6本ずつを定期的に取り寄せている。水道の水は沸騰させないと管の匂いが気になるので普段飲むのはこの水。あとは、夜、薬缶に必ず汲み置きしておく。
東日本大震災の時は断水はしなかったものの、店の食料や日用品などが不足した。多分、断水したら水は買えなくなるだろう。

そして、我が市は「水と緑」を売り物の市。貧乏市でも良い所はある。名水百選の湧き水のあるところだから、市の公園・都の公園、殆どにポンプ井戸が作られている。名水とはいえ飲料には沸かさなければ使えないものの、飲料水さえ備えていれば汲んできた水で顔も手も洗える。歯磨きも出来る。

ともかく、何かあったときに周囲に迷惑をかけない老人でなくては・・と心がけているつもり。あとは、足腰を鍛えておかなくては。

雀らのいちにち軒に来ぬ暑さ  KUMI
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夏木立

2018年07月11日 | 暮らしのつぶやき
天気 晴

今朝は、我が家で初めての蝉を聞いた。ミンミンだった。先日の向島で聞いたのはホウシゼミ。ホウシゼミは秋の季語になっているけれど、先駆けて鳴くこともあるらしい。

診断書を書いてもらう用があり、暑さの来ないうちにと9時過ぎに病院へ。定期検査で2月に行ったきりなので実に久しぶり。
一階の診断書受付カウンターで待っている間、後ろを振り返ったら欅の緑が綺麗なこと。来る道々、暑くて片蔭を探すように歩いてきて、上を見る余裕がなかった。我が家からわずか1500歩ほどの距離なのに、汗びっしょりになった。
一度では済まない用事、診察も必要かもしれないし、少なくともドクターが書いてくれても又受け取りに行かねばならない。・・病院の近くに住んでいることが何とも幸運だ。夫婦して入院やら治療やら、病院が遠かったらどれほど大変だったろう、と思う。

帰路は、病院の玄関前から、我が家のそばを通り過ぎる駅までのバスに乗り・・年間2000円のシルバーパスでフリー乗車・・一昨日、スーパーで買い忘れていたものを買って。
帰宅したら、今日は東京(都心)で今年一番の暑さなのだそうだ。それにしても、病院もバスもスーパーも冷房が効き過ぎ。

家の前のカンナ。


初蝉や町に増えゆく朝の音  KUMI
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雲の峰

2018年07月10日 | 暮らしのつぶやき
天気 晴

午後は雷雨が来るかもしれない、というので家で「待機」していた。せっかくの洗濯ものを濡らす訳にはいかない。
ところが、奥多摩方面や秩父の方角には積乱雲が出ているのに、こちらまでは来なかった。
水源地に降ってくれればそれで良し・・などと、勝手なもの。
季語に「雲の峰」というのがある。積乱雲・入道雲のこと。今日の奥多摩の雲はまさにその感があった。

今日の朝顔。買ったときに咲いていた水色と、赤い色と今までの三色はすべて同じ
「あけぼの系」だ。




あと一つ、団十郎は本当に咲いてくれるのかしらん?と心配になった。呑気な心配。

夏痩せてなほ饒舌でありにけり  KUMI
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今日の朝顔

2018年07月09日 | 暮らしのつぶやき
天気 曇のち晴

午前中の空。まさに真夏到来の雲の峰だ。暑くなるから、と熱中症警報が出た。
びっくりするような大水害の映像を見せられて、呑気に雲や朝顔など見ている自分が後めたい。といっても何も出来る訳ではない。現地が落ち着いたら、いつもの災害時のように義援金を少し送るくらいしかない。

朝顔市の花、買ったときは萎れかけた空色の花しか咲いていなかった。
売り場の人に「団十郎の花の咲く鉢を」と注文。4本のうち1本は団十郎なのだという鉢を渡された。それを信じて買ってみたものの、今朝はこの「あけぼの」と言うらしい花と昨日と同じ水色の花だけが咲いた。なるほど、中心が朝日のようにも見える。悪くはない。


本当に、団十郎は咲くのかな?

朝顔の藍極めたる今朝の色  KUMI
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吟行句会・向島百花園

2018年07月08日 | 俳句

天気 晴

関西から中国・四国地方の梅雨末期の大雨被害は大変なことになっていて、未曽有の・・と呼ぶことになりそうだ。そんな日、申し訳ないように梅雨に関係のない東京下町はどんよりながらさして暑くもない吟行日和だった。
隔月の吟行句会で向島へ。

到着がちょっと遅れて、緑一色の百花園、これをどうしよう、と戸惑うほどの草庭の繁りようだった。
花も、紫陽花の咲き残りから秋草の咲き始めまで色々。何を中心に見て良いやら解らなくなってしまった。


萩のトンネルも今年は育ちが良いようで、9月の吟行が楽しみになる。


いちばん私の気持を惹いたのが山百合。百花園は原則日本の花しか咲かせないので、百合はこの山百合と小鬼百合だけしかない。数本の山百合の香は、西洋の百合とはまた違い、私の大好きな香なのだ。下の写真は小鬼百合。




6人といういつもより少ない参加者、でも仲間の句を見て、あら見落とした、というものがたくさんあった。吟行句会は季語の勉強になる。

ふるさとの香よ山百合に佇めば  KUMI
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