KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

八重咲の十薬(どくだみ)

2021年06月03日 | 俳句
天気 晴のち曇がち

明日はいよいよ本格的に雨となるようなので、今日のうちに・・と、散歩がてら郵便局へ。今までこの時期に通らなかった路地を紫陽花探しながら。
でも、その前に八重咲のドクダミ(別名・十薬)を一叢、門の外に咲かせている家を見つけた。雑草は綺麗に始末している家だったので、これは植えてあるのかもしれない。


初めて見たのは、もう20年近く前? 友人と高幡不動尊へ紫陽花を見に行ったときの境内だった。大日堂への参道に沿って小流れがあって、その縁に咲いていた。たまたま紫陽花を撮ろうとしたときに、あれ?と思ったのが最初の発見。同行の友人にとってはドクダミは庭の天敵の雑草、私は十字の白い花が好きで別名「十薬」として好きな花に入る。俳句では「十薬」を使うのが常識のようだ。
正確には、「蕺」と書く。解毒作用があるので「毒を止める」という意味なのに「毒のある草」と誤解する人が居て、はびこるのを嫌う都会人が多いとか。
子供の頃は、立派に薬でしたよ、擦り傷なんか作ると、母がドクダミの葉っぱを洗って傷になすりつけた。消毒作用があったのだろう。お腹を壊したときだろう、干して、煮詰めたのを飲まされたっけ・・どくだみ茶は日本のハーブティだ。

紫陽花は、毬咲きがまだ少し早い。
なぜか、通った路地には赤い系統の紫陽花が多かった。土がアルカリ性だと赤くなる、と聞いている。道一つ違うだけで、土壌も違う?


最近は雑草化したように歩道の植え込みにも咲いていたりする紫露草と、あまり好きではないヒメヒオウギスイセン。




スマホで撮るのも、大分慣れてきた。住宅街の花はスマホの方が良いかもしれない。

グミがたくさん美味しそうに熟していた。


塀の外に枝が伸びていたので、前後に人の居ないのを確認して一粒を無断で採取。色の割には固いな、と思った通り、帰宅してから洗って食べたら、甘さはあったけれどまだ渋味も残っていた。人が見ていないとはいえ、悪いことをしてはいけません。

十薬の道猫の行き人の来る  KUMI

コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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kumiさんのブログで (ふきのとう)
2021-06-04 07:36:26
十薬の八重の花はkumiさんのブログで初めて知ったのでした。以来実物に出遭ったことはないのです。見て見たいとは思いますが、好きなのはやはり単の花です。毎年この時期には台所の出窓にコップに入れて楽しんでいます。好きな草花の一つでもあります。
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ふきのとうさん、除虫にもなるようです (KUMI)
2021-06-04 14:56:53
私も結構好きな花、その昔には蚊やりに焚いた、と母が言っていましたが。八重の花だけ見ると普通に突然変異かと見えますが、葉っぱのカタチもちょっと違います。最近は、八重咲きが注目されているとか。確かに、八重ですと鉢植えしても楽しめそうです。
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