梅雨が来ない

天気　晴　

7月の陽気が続いていて、なかなか梅雨前線がこちらへ近づかない。写真は去年の20日ごろの紫陽花。今年はとても早く見ごろになってしまい、額紫陽花はお終いだ。

紫陽花だけではなく、雨不足に困る人も居ると思うけれど、ほんとのことを言えば、私の体調は少し安定していて助かっている。その間に外歩きの機会を増やせばいいのだが・・格別の用のない土日は外出交渉が面倒になってきている。

あと半月・・ワクチン効果が出るようになったら、少しは堂々と外へ出られるかなぁ、と小さな望み。もっとも、ワクチン2回目の明後日は、注射の前に病院の検査があるので、そのためにも体調維持しておかないと・・発熱だけは避けねば。とにかく、明後日が私の今年前半折り返しの一大イベント。って、大袈裟な話ではあるけれど。

オリンピックがやってくることになったせいか、緊急事態宣言なんて守らない人たちだらけで、ラジオの交通情報は海岸方面の週末の渋滞を告げ、テレビは街の人出の混雑を映している。8月になったらまた「大感染が起きる」と専門家の話。ワクチンも、感染拡大に関係なしの所ばかり接種率が高く、大都市近辺は滞っている。感染を抑えるのは接種率にかかっているのに。

国の大規模接種会場はガラガラなのだそうだ。ならば、若い人にどんどん打てばいいのに、接種券を発送していないから、とか何とか。注射なんて何度も受けるような人は居る訳ないのだから、「接種済証明書」を出して、必要ならあとで自治体へ届ければいいでしょ。その方式で大企業は接種するらしいから。

会場の周知の方法も国は「下手」です。大手町、と駅名と同じ場所を紹介しているものだから地下鉄大手町のあの面倒な地下道をＴＶ報道したりして、都心を知らない高齢者に怖気づかせている。私だって、大手町は苦手、地下鉄なら東西線・竹橋の方が簡単に地上へ出られる。

東京駅南口から、「はとバス」が会場までシャトルバスを出していることをもっと宣伝すればいいのに。東京駅までなら、ＪＲを利用する近県の人たちだったら、千葉・神奈川・埼玉、どこからでも便利に電車1本で行けるのだから。

オリンピック前の今のうち、もっと現役世代に接種して欲しい。今でないと間に合わない。少しでも、オリンピック期間の恐怖から逃れたい。

もう見えぬ子燕の親追うて翔ち　　　KUMI