天気 曇
ご近所の裏庭の十薬が咲き揃い、紫陽花も咲き始めて、ともかくも6月が来てしまった。十薬の咲く光景は好きなので楽しませてもらっているが、多分、近々抜き取られるだろうと思う。このお宅の裏庭に沿って細い市道があり、人間だけは通れるので、私は花を楽しませてもらっている。
昨日は、愛知に住む姪が上京のついでに寄ってくれて、ランチを一緒に摂ってから部屋で延々と話し込んでしまった。去年までは千葉の彼女の実家近くに住んでいて、ここは日帰り圏だった。要介護の父親を施設で看取って実家を片付けて・・などなど、話をしていたら際限がない。母親(私の長姉)は50代で亡くなっていて、父親の方は長生きをしてしまった。家の処分までして、色々あって・・という話は省略。自分の娘の嫁ぎ先近くへ家を買ったそうだ。一人住まいの中古住宅、愛知の田舎の住宅の価格にびっくり。東京では、60㎡くらいでも新築なら億ションというのに・・
ともかく、私は最近、あまり人と話さないので身内が来てくれた時くらいしか「まともな長い会話」が出来ない。せっかく来てくれた姪に、時間があればあれこれと助けてもらいたいことがあったのに・・愛知まで帰る人を留める訳にもいかない。ともかく、話だけはたくさん出来た。 もう、会えるのもこれが最後になるかな、と別れ際に言ったら「秋にはまた来るから頑張って」と言われてしまった。秋まで頑張らなくては。膠原病の症状がこれ以上ひどくなったら、冬を越すのはキツいかも。
昨夜、食後にぼんやりテレビを見ていたら、タモリさんが出ていて、盛岡市のインバウンドの観光客の話題を。盛岡には二回行っているが、二回とも観光ではなかったので、街の良さまでは堪能できなかった。ただ、地方都市としての落ち着きがあって、街の中心を流れる澄み切った川に鮭が遡上していて、その川の上流を見ると岩手山、という晩秋の光景は心和んだ。
で、昨日のタモリさんの話。盛岡の魅力色々の話のあとで「地方都市は何処も街なかから山が見えるのが魅力・・」と話し
「(街から)山の見えないのは東京くらいでは・・」
仰天ですよ。タモリさん、東京が何処なのか知っています?
どこに住んでいるか知りませんけど、東京は、都心からでも富士山の見えるのが自慢の都会ですよ。ま、いつでもどこでも見える訳ではないけれど、岩手山だって雨の日は見えないし。
高い所へ行かないと滅多に見えない富士山は計算外としても、多摩地域では、イヤでも奥多摩や丹沢山塊の山は常時見えています。いえ、杉並や練馬あたりからも同じように見ています。富士山も、都心よりは見える確率は高いです。タモリさんは嫌いではないけれど、あれを放送したディレクターの常識も疑います。
と、多摩地域に暮していてこんなことを言っていると僻みに聞こえるだけかも?
草噛んで猫の立ち去る走り梅雨 KUMI
真夏になったり寒くなったり・・私も色々大変でした。
暫くは初夏の陽気が続いてくれるみたいなので、復調しますように。
気温や気圧の変化で厭な時期、でも十薬の花にほっとします。
日本のハーブですから、虫除けにもなっているようです。
大都会の周辺は高額な不動産も、地方では安いようですね。
長崎も、坂の町ですから、車時代には土地が売れない、と聞いたことがあります。
房総は、東京湾にアクアラインが出来て、田舎も首都圏になって結構高値に。
でも、大きな家を片付けるのには苦労したようです。
Dolceさん、マンションの方が、面倒ありませんよ(笑)
万が一の時はお孫さんが住めますし。
私も、印象に残る句、と思いました。鳩のくぐもる喉の音を「呻く」とはなかなか思いつきません。
コロナもあって、日帰り圏に住む身内とも会えないまま、自分から会いにも行けず。
親の墓参りにも行かないままです。
15歳くらいしか離れていないので、妹感覚でいましたから寂しいものです。
大都会の周囲以外は、不動産も値がつかないくらい安いのですね。
東京一極集中を何とかせねば・・そろそろ、今の金権与党には引っ込んでいただいて。
それに票を入れてきたのは地方の人たちですよねえ。
ゴロゴロしていました。
十薬は、昔住んでいた戸建ての北側の裏庭に
沢山咲いていて、干してドクダミ茶をつくったりしていました。
可愛い花で私も嫌いではなかったです。
久しぶりに姪御さんと色々お話ができて良かったですね。
私も長崎の実家を処分しましたが、価格が安過ぎて
笑ってしまう位でした。
気になって、先日長崎へ行った時にソット近くまで
行って見てきました。
ちゃ~んと壊さないでそのまま使われていて、大きな桜の木も切られてなかったので嬉しかったです。
それは良かったですね。
ドクダミを十薬とも呼ぶんですね。武田薬品工業の京都薬用植物園に出ていました。
ほんとさわやかな印象です。
>愛知に住む姪が上京のついでに寄ってくれて、ランチを一緒に摂ってから部屋で延々と話し込んでしまった。
きっと積もる話が、弾んだことでしょうね。
>母親(私の長姉)は50代で亡くなっていて
早かったんですね。
>東京では、60㎡くらいでも新築なら億ションというのに・・
うわ、東京にはいよいよ住めませんね!
>時間があればあれこれと助けてもらいたいことがあったのに・・
はっはっは、会話の時間が貴重なのが想像できます。
>「秋にはまた来るから頑張って」と言われてしまった。
とても素敵な頑張りができましたね。
>街の中心を流れる澄み切った川に鮭が遡上していて、その川の上流を見ると岩手山、という晩秋の光景は心和んだ。
テレビ拝見していませんが、素晴しいですね。
>どこに住んでいるか知りませんけど、東京は、都心からでも富士山の見えるのが自慢の都会ですよ。
へへへ、私と同郷の福岡市育ちの感覚なのでしょう。
私は「笑っていいとも」をやっている時は大好きだったのですが「ブラタモリ」では、その日のゲスト解説者の話すようなことをしゃべってしまうのが、耳につきましたね。
お笑いタレントに徹してくれたら好感を持っていたのにと思っています。
「草噛んで猫の立ち去る走り梅雨 KUMI」
京都の雨の西本願寺境内で詠んだ自由律を思い出しました。
「鳩呻くジャズが流れる走り梅雨 啓」(汗)
有難うございました。