KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

命果つ

2010年06月30日 | 暮らしのつぶやき
天気 曇時々晴

朝、訃報があった。
4月30日の日記に書いたホスピス入院中の先輩が亡くなった。26日のことだという。
その後に見舞いに行った知人の話を聞いても、まだ元気で居られると思っていたのに・・
献体しているという話は聞いていた。葬儀もしないという。墓もすでに決めてあって「信州の山が見えてとっても良い場所」と以前に聞いていた。初期の膵臓がんだったが、手術も抗がん剤も望まずに最後の日々を穏やかにホスピスで過ごしたのだ。
もう一度見舞いに行けば良かった・・と思っても仕方のないことだ。合掌するほかはない。

そんな思いを持ったまま、今日はランチの約束があったので神楽坂まで出かけた。
神楽坂の通りをちょっと入った裏道にある大きな料理屋さんで、加賀料理の昼膳を食べた。



いつもの長いつきあいの仲間。楽しいはずが、話の輪にあまり入れない。
先輩の訃報やら、ここには書いていない諸々のことを抱えていて、今日は気持に余裕がなかった。

皐月富士その彼方へと発たれけり KUMI
コメント
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