通院始め

仕事始め、ならぬ通院始めの検査日。
通院の最後が年末は28日の抗がん剤の点滴だったから、その日が通院納め。何だか勤めていた頃を同じ日程になってしまった。
検査といっても、去年から黒白のつかない肩胛骨の裏にあるリンパの影をエコーで確認するだけだ。もっとも、大きくなっていたら細胞検査のための「細胞針」を刺す・・と言われていて、その覚悟もしていた。この検査、乳がんの検査の中ではいちばん痛い。今まで二回したものの、まだ「腫瘍」とは言えない小さなものなので採取に失敗している。ドクターも大変だが、時間がかかると患者の私は痛くて泣きたくなる。

という検査は、今日はドクターが急に仕事が忙しくなったということでせずに済んだ。検査技師が行っただけで。大きかったのかどうかも解らない。
結果は次回の点滴日、18日に聞くことになった。

通院始めは楽しくないが、病院の庭にあるロウバイが咲いた。
良い香りを楽しんできた。





臘梅に日の香風の香ありにけり　KUMI