あなろぐ

ここは私の巣穴です。自閉症の息子のことや、好きな作品のことなどを書きます。
最近のハマリものはイ・ジュンギ。愛だぜ。

イルジメ14話

2010-05-26 05:37:57 | イルジメ
13話でいよいよイルジメが完成、14話では完成形のイルジメのカッコよさが炸裂!
と期待していたら、確かにカッコよかったんだけど、早くも暗雲の兆しが。
きゃ~先を見るのがこわーいーーーーと思いました。


清の使臣館(今で言うなら大使館)の前に集結する民衆。
チョン・ミョンス勅使は彼らを「暴徒」と呼び、排除に乗り出します。

シフが読み上げさせられた、判義禁府事(日本人にわかりやすく言うと公安の長官みたいなもの?)の「公式見解」は、ヤンスンの死を「単なる事故死」と断定、ただちに解散せよと高圧的に命じて、民衆の怒りをより激化させてしまいます。

怒った民衆は馬糞を手に取り、兵士たちにぶつけてやろうとしますが、それを権力サイドは、乾いた馬糞であれば火薬に混ぜて爆薬を作ることもあると、またしても事実を曲解して弾圧へと向かいます。


馬糞を運んできたセドルが、何も知らずに「何だよこのニオイ!!」と叫ぶヨンを制止しているシーン。
私の大好きなびっくり顔です

民衆を武力で弾圧せよとの命令が出たと知るシワンは、ヨンに「早く逃げろ」と教え、さらにその場にウンチェがいるのを見て大慌て。ウンチェを門内へ保護します。

武装した兵士たちが、弓をつがえ、矢先を民衆に向けたまさにその時。
「待った!」の声とともに、楼上に現れた漆黒の姿!

その手首にはヤンスンのリボン。


イルジメの姿を見て喜びを隠せないウンチェ、それを見て心穏やかでないシフ。
襲いかかる兵士たちを払いのけ、なぎ倒し、殺さずに突破していくのは並大抵のことじゃありませんが、ヤンスンを死なせたチョン・チホンを拉致し、みごとに逃げおおせるイルジメ。
大喝采の民衆の中で、ひとり、その手首のリボンに気づいたセドルだけが、ぼうぜんと立ちすくんでいました…。

翌朝、使臣館の門には吊り下げられたチョン・チホンの姿があり、真相を白状させられます。
謝るチホンに、殺せ!と叫ぶ民衆。
ヤンスンの母は言います。
「ここで殺したら、私たちもこいつや兵士たちと同じ人間になってしまう」と。
憎しみの連鎖は、だれかがどこかで断ち切らないといけないのだけれど、このヤンスンの母の言葉は、ポンスンを含め、怒りに燃える人々の耳には届かないのですね。


ヤンスンの葬儀。
棺に火をつけて川へ流す、というのはこのころ一般的な葬儀だったんでしょうか。


民衆に英雄視されていくイルジメ。
「暗雲」と書いたのはこのことです。民衆から英雄にまつりあげられることで、権力サイドからはさらに目の仇にされますし、民心は水ものですからねえ。

デシクの店でフンギョンやその父と食事しながら、仏頂面でそれを聞いているヨン。


イルジメ賞賛が高まれば高まるほど、小心な王は平静でいられなくなってきます。
サチョンにすずりをぶつけたのにはびっくりしました! 
善人面して、ほんとに恐ろしい人ですよね~。いよいよ本性が現れてきました…。

ウンチェが民衆にまじって抗議行動に参加したことを叱るピョン・シクですが、
「誰が民衆に弓を向けろと命じたのか」と逆に詰問されてタジタジ。
ウンチェの方が賢いんだからしかたない。
ピョン・シクが靴ではたく身振りをすると、たたかれるはずのウンチェでなく、シワンが身構えたのには笑いました!

これが条件反射ってやつね。

さて、ヨン=イルジメであることに気づいてしまうセドル、が14話のハイライトだと思います。

泣きながら絵を描いているヨンのイメージ。


ヨンの描いた絵を見て、記憶がすっかり戻って、父親を殺した奴を探していると察したセドル。
ヨンの実父イ・ウォノの死に少なからぬ因縁のあるセドルは、因果の深さに慟哭。

壁に刀子で縫い止められた標的の貴族たちの名が読めず、「役立たずの目め!」と自分の無学をのろいつつも、字を書写。
必死に写してきた字をフンギョンに読んでもらって、その両班たちの邸に、新開発の錠前をとりつけます。

我が子に絶対盗みなんかさせないぞ!ってわけです。

さらに、夜にはヨンの布団へ(笑)。

いったい何事かとおびえるヨンに抱きついて寝てしまいます。


むろん、ヨンは夜、ひそかに目覚めて抜け出すのです。

↑流し目王子。

が、セドルの新型錠前がすぐには破れず、結局屋根から侵入。
脱出路を失って危機一髪!と思ったら、セドルが「万一にそなえて」脱出路を作っておいてくれたのに救われました。
さすがセドル、盗賊経験者だよね(笑)



脱出したイルジメ、大勢に囲まれますが、鮮やかに血路をひらいていきます。
ここのアクションのカッコイイこと!
あの覆面をつけると相当息苦しいらしい(証言者:パク・シフ)ですが…。

屋根の上へ躍り上がって追っ手を振り返り、この表情。かっこいい~



コンガルの墓参のことも書きたかったけど時間切れ! 一言だけ。コンガル師匠!いい男だ!
しかしこのあたりから、ジュンギののどの不調が隠せなくなってきてますね…、可哀そうに……。つらそう……


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6 コメント

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久しぶりに~ (柚子茶)
2010-05-26 13:49:04
春花さん、皆さんこんにちは
春花節堪能~
お友だちに貸してたDVDが返って来たので13-14話のディスクを入れてみましたよ
久しぶりの動くヨン=イルジメ、こんなにカッコよかったんだ、と今更ながら感動…
初見の時、私、何話目でイルジメに恋しちゃったのかな、もう完全に心持ってかれてる頃よね~

そういえばケヌクシは、16話なのに16週間以上別のとこ布教に出て行ったまんまで~ スヒョンと一緒に記憶が…
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イルジメの帰宅おめでとう~ (春花)
2010-05-27 05:19:47
柚ちゃん、おはようございます。
私の「イルジメ」との出会いはこの14話でした。
(以前の記事に「たぶん13話?」って書いたことがあるんだけど、14話の間違いでしたわ)

そして私が心を奪われたのは、17話ですね。
雷に打たれたように、そこから来る日も来る日もイ・ジュンギ一色な生活へ転がり落ちていきました(笑)

ケヌクシも旅に出たままなの?
それは寂しいよね~。
私も…、ケヌクシDVD買っちゃいましたよ~。
この前急にまた見たくなって。何度もレンタルするぐらいなら買っちゃえ!と思って。
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春花様、柚子茶様、こんば…もとい〓おはようございます! (sebastian)
2010-05-27 05:48:42
確かここの 後半だったでしょうか?(違いますかも…)

イルジメが 敵の刀を鞘に えい!
と、戻してやるシーン…

本当に斬新でした…!
大使館の アクションは、もう 何回でも繰り返し 見てしまいます!


このころになると
もう、現場の混乱も ちらちら 見え始めて来ますねえ…

ワイヤーの 消し忘れ…とかまでは 行かないまでも
画像処理の 尋常じゃない 速さでやった結果の
仕上げの 荒さとか…

でも、そんなものは
みちゃいかん
大好きです

ここの ヨンのお絵かきシーン…
筆の持ち方が 凄く綺麗でお気に入りです!

あと、セドルの作ってくれた 逃げ場に
偶然、背中から転げる、イルジメらしからぬ(笑)ヨンの 表情が 大好きです

イルジメの 格好はしていても、ヨンとしての、おっちょこちょい さが出ている時が、個人的にツボです!

話数が違いますが、わざわざ
仕掛けの呼び鈴を
全部 鳴らしに いっちゃう所とかも…

数えだすと きりがありません!
返信する
アクション&お茶目 (春花)
2010-05-28 06:06:44
アクションもお茶目も魅力!というのは「イルジメ」およびジュンギへの誉め言葉ですね~

追っ手の剣を奪って、それを持ち主の鞘へ投げ戻す!
これはそれまで見たことなかったアクションでした。ほんと、斬新でした。

逃げ道を失って、ため息をついて、錠のかかった扉にもたれかかった……ら、ドターン!って倒れちゃってびっくり!も可愛かったですね(笑)
ほんとに!

仕掛けの呼び鈴…それはたしか、シワンを井戸に落っことす回でしたっけ?
あれもお茶目な表情でした!
ああ、sebastianさんのおかげで、また見たくなってきました(笑)。週末に見よう~っと。

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イルジメ完成!! (ひろS30)
2010-05-29 08:28:53
春花さん 柚子茶さん sebastianさん お早うございます。

あの振り返る所、キャ~~カッコイ~~イ
衣装ではっきり判ら無いけど、だいぶ細っそりしてしまいました…
体重が軽い方が、アクションの切れは良いのかも知れないけど…体調悪そうで

絵を描くシーン綺麗だ~
ジュンギが眼をウルウルさせると、一緒に泣いてしまいます(T_T)

この先…号泣してしまうシーンが…

演技と判ってるんだけど、観ると凄く凹みます
入り込み過ぎ??

兎にかく格好良いジュンギで~す
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同感~ (春花)
2010-05-29 20:58:33
「ほっそり」ならいいけど、やつれて見えると心配です。
もともと細身なんだから、無理してダイエットしなくていいのにねえ。

振り返るところ、絵を描くところ、どこもイイです~。

そしてこの先……セドルが……。
考えただけで辛いですが……。
イルジメは涙のシーンが多いですよね。
私、お姉さんが処刑された回も泣けて泣けて……。
ほんと、演技とわかってるんですけどねえ。
いいドラマです
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