オルメカ展

行ってきましたオルメカ展！
仕事で上京したついでに、今回は岩崎邸を見に行こうと思っていたのですが、古代オリエント博物館で「オルメカ展」をやってると聞き、予定変更。
（たけさん、素敵な情報をタイムリーにありがとうございました！）

池袋はずいぶん久しぶりです。
若いころ来た時には大江戸線とかなかったし～
駅の中なんか田舎者にはカオスだし～（笑）

で、オルメカですよ。
古代メキシコに栄えた謎多き文明。
会場入ったところにどーんとこの巨石人頭像がありました。（ここだけ写真ＯＫだった）

マヤ文明やアステカ文明の母体になった文明といわれていて、まだまだ謎も多いらしいですが、日本が縄文時代だったころに、海を渡ったモンゴロイドたちが築いた文明だと説明してありました。
紀元前にレベルの高いヒスイ加工技術や農業技術（暦、灌漑など）があったということで、小規模ながら面白い展示でしたね～。
ヒスイの石斧の数々とか、ヒスイの仮面が印象的でした。
ヒスイの仮面はどことなし、日本の伎楽面（能面）に似てました。
なんか不思議。

オルメカではジャガーが信仰されていたということで、ジャガーの剥製まで展示してありました。
そういえばいつぞやドラえもんでヒスイのジャガーがモチーフになってた作品見たぞと思い出したりして。
ヒスイは割れにくいので、古来、特に中国や中米で貴重なものとされてきたのですが、割れにくいということは加工しにくいということで、そのヒスイを彫り上げて面にするというのはどんな技術を持っていたのだろうと想像がふくらみます。
ん～古代のロマンだわ～

京都府京都文化博物院
こちらのサイトにヒスイの仮面の写真が出てるので、その精巧さを見てください。

あと、おもしろかったのが紀元前につくられた競技用のゴム製のボール！
３キロ以上もあって、ずいぶんずっしり重いボール（レプリカに触れる）でした。

おもしろいといえば、こんなコーナーもありましたよ。

ジャガー神を模したかぶりもの（模造品）で、実際にかぶって記念写真をとることができるようになってました（笑）
え？　私ですか？
いえ、いかに物好きな私でも、一人で行ってたので、さすがにかぶってみるのは遠慮いたしましたよ（笑）
おみやげには、テキーラ入りチョコレートをお買い上げ～♪
民族衣装と同じような刺繍がふんだんに入ったバッグ類も欲しかったけど、ミニポーチで我慢です～
図録も買おうかと思ったけど、重いのでやめときました…
もっとパンピー向けに、薄い廉価版の図録も出してくれるといいのにな～

東京会場の展示は12月19日まで。それが終わったら、次は福岡、愛知、鹿児島に巡回するらしいです。
●福岡会場
　北九州市立いのちのたび博物館
　会期：2011年1月2日（日）－3月31日（木）
●愛知会場
　名古屋市博物館
　会期：2011年4月16日（土）－6月26日（日）
●鹿児島会場
　鹿児島県歴史資料センター黎明館
　会期：2011年7月29日（金）－9月3日（土）