集中攻撃で巨人を粉砕

2016/5/28　阪神 ６-４ 巨人

３回に２点を先制されたけど屁の河童や。
阪神は直後の４回表に集中攻撃や。
相手は今村とかいう訳わからんピッチャーやもん。
先頭の俊介がフルカウントからフォアボールで出たんが口火やった。
ゴメスが初球を狙いすましてライトへヒット。
５番に入った原口がフルカウントから追撃となるライトへのタイムリーヒット。
続くヘイグも初球をレフト線へタイムリーツーベース。
尚も続く２塁、３塁で新井良太も初球をライトへ２点タイムリーヒット。
今村は考える暇があらへん。
初球を狙い撃ちで一挙４点や。

９回も原口、ヘイグが連続ホームランで巨人をギャフンと言わしたった。
あんまり可哀そうやから、藤川がその裏にワイルドピッチとかして２点取らしたったけど楽勝や。

岩貞完封

2016/5/27　阪神 １-０ 巨人

阪神岩貞、巨人菅野が先発とあっては投手戦確実やった。
ホンマにそんな試合やったな。

阪神は菅野の立ち上がりを責めて板山がファーボール、福留がヒット、ゴメスもショートへのヒットやったけど、それを坂本が悪送球しよって初回に１点が入った。

そこからは両ピッチャの投げ合いや。
今や岩貞は阪神のエースや。
菅野に一歩も引けをとっとれへん。
３安打完封。
見事に菅野に投げ勝ちよった。
スミイチの試合やったけど、久しぶりにしびれる投手戦やった。

巨人もボロボロやな。

北條先制、原口３号

2016/5/24　阪神 ７-５ ヤクルト

阪神打線は当たりが出てきて１３安打で７点。
対するヤクルトはたったの４安打や。
せやけど５点も取っとる。
えらいヒヤヒヤしてしもうたけど、もうちょっと楽に勝ってくれや。

出だしはヤクルト先発の八木をちょっと勘違いさせたった。
三振ばっかりしたって、もしかしたら調子がええんと違うかと思わせたった。
１回は振り逃げもあったから４三振。
２回も２者連続三振。
ここまでアウトはみんな三振や。
せやけど選球眼のええ鳥谷が２アウトからファーボールを選んだだけでガタガタになりよった。
ストライクがはいれへん。
ピッチャーの能見にも四球を与えて１番の北條にセンターオーバーの２点タイムリーツーベースを打たれよった。
大和にもタイムリーであっという間の３点やった。
３回も１アウト満塁でピッチャーの能見にあわやセンターオーバーという犠牲フライを打たれよって１点追加や。
わからんピッチャーやで。

７回は月間ＭＶＰの声も上がってきた育成上がりの原口がライトへソロホームラン。
滅茶苦茶楽勝ムードやねんけど、６回１安打の能見が肘の故障を心配して降板し、試合もこのままではオモロないし、ヤクルトにちょっと点を取らしたった。
リリーフの安藤は出てきて、ファーボール、ファーボールやし、継いだ高橋もタイムリーを打たれ、１塁へのけん制悪送球もやってやって５対３と試合らしくしてやった。
８回は藤川が出てきて北條のエラーもあったけどファーボール連発で、押し出しまでやって５対４となり神宮はえらい盛り上がりになってきた。
さすがに阪神は気合を入れなおして９回はゴメスのタイムリー、高山のエラーみたいなヒットで追加点をあげて７対４と試合を決めた。

決めたと思ったんやけど、阪神はまだまだサービスしよる。
抑えに出てきたマテオがヒットは打たれるはファーボールは出すわ、犠牲フライは打たれるわで７対５となり、ランナー２人を置いてバッターは４番のバレンティンや。
１発打たれたら逆転サヨナラ負けや。
えらいこっちゃ。
バレンティンの打球はセンターバックスクリーンの方へ飛んで行った。
おい！おい！おい！　とテレビの前で思わず立ち上がってしもた。
フェンスぎりぎりでつかんでゲームセット。
滅茶苦茶楽しませてくれるで、阪神というチームは…。
金本監督談。
「あれだけミスをしても勝てたという試合やったね」

ルーキー高山、初のサヨナラヒット

2016/5/21　阪神 ４-３ 広島

阪神は野球が好きなんやろな。
昨日も夜遅く11時まで試合やってたし、今日もアッサリ終れるところを９回裏まで試合を引っ張てた。
４回にゴメス、高山、原口の連続ヒットで同点に追いついたら、今シーズン初登板の石崎が６回を１点に抑えて試合を作った。
浮き上がるようなストレートに広島は空振りばっかりや。

阪神打線は打ちまくってるんやけど、なかなか点を取らんと１対１の緊張を続けていく。
見てるこっちは結構疲れる展開や。
やっと７回に大和のタイムリーで勝ち越して、８回には１アウト満塁のチャンスで鳥谷がライトへライナー性の犠牲フライを打って追加点をあげて勝利を確定させたかに見えた。

８回表に出てきたマテオがわずか９球で３,４,５番を三者凡退に打ち取ってたもんやから、球数も少ないし９回も行かしたんやけど、マテオはこのまま終わったら面白ないと思たんやな。
鈴木に２塁打を打たしたって、いっちょ広島ベンチと広島ファンに期待もたしたろかと代打の安部にいい当たりのライトフライを打たしたりよった。
ところがこの回から風向きが変わってライトに向かって吹き始めとった。
ライトフライやと思ってゆっくり走ってた福留の上を超えて同点の２ランになってもた。
えらい時に風向きが変わったもんや。

オイオイ、今日も又延長戦で５時間ゲームやるつもりかいなと思ってたら、さすがにそれはしんどいから９回裏のセントバッター大和が左中間への２塁打で出て、続く今成がキッチリとランナーを３塁に進める送りバントを決めた。
広島は外野フライが怖いから福留、ゴメスを連続敬遠して満塁策。
高山勝負やけど押し出しかてあるし、これはもうギャンブルやな。
高山は狙いすまして打ったんやけど、これが３塁へのファールフライ。
と、思ったら、さっきからふてる風がボールを押して、３塁手がウロウロしてる間にポトリと落ちるファールになった。
神さんは公平やな。
打ち取ったと思ってたピッチャーは気落ちして、もうけた高山は気持ちを奮い立たせて、この時点で勝負は見えとったけど、高山は予想通り見事なライト前へのサヨナラヒットや。
何もそない楽しまさいでもええんやけど、勝ったらこのほうがオモロイわ！

原口サヨナラ打

2016/5/19　阪神 ３-２ 中日

藤浪が１回に２点取られてえらい苦戦した。
中日先発ピッチャー若松のチェンジアップがなかなか打たれへんかった。
せやけど円陣を組んで意思統一を計った６回に集中攻撃をかけたった。
１アウトから板山が右中間へツーベースで出塁。
２アウトになったけどキャプテン鳥谷がしぶとく1,2塁間を抜いてまず１点。
ここんとこ当たりが止まってた福留がセンターオーバーの２塁打。
鳥谷は１塁から必死に走って同点のホームを踏んだ。
やるときにはやってくれるんや。
円陣組んで打線のエンジンがかかるんやったら、もっとはよやっとけよと言いたかったけど、ここはベテランが頑張りよった。

そこからは阪神が誇る若手ピッチャーがええピッチングやった。
石崎は昨日に続いてビュンビュン押して、中日の3,4,5番を力で抑えよった。
石崎、威力のあるストレート投げ込んで、なかなかええやないか。
８回に出てきたんはビックラポンの田面（たのぼ）や。
先月に育成から支配下登録されたプロ初登板のピッチャーやで。
この大事な場面で大丈夫かいなと思ってたら、なかなかどうして堂々としたピッチングやった。

ほんなら９回は昨日に続いて藤川や。
球場は滅茶苦茶盛り上がったけど、いきなりヒットを打たれ、ファーボールを出し、ワイルドピッチもやらかして、２アウト２塁３塁のピンチを演出。
ここで打たれたら試合が終わってしまう。
こっちはハラハラして見てたけど、そこは藤川、貫録で５番の３割バッター、ナニータをフルカウントからレフトフライに打ち取って中日ベンチをシュンとさせよった。

ガックリきとるから９回裏はゴメスにヒットを打たれ、ヘイグにはデッドボールや。
高山にもヒットを打たれ、サヨナラかと思たけど、そこは流石に中日も前進守備で防いできよった。
ところがどっこい、ここでバッターは94番のユニホームが似合ってきた原口や。
３ボール１ストライクで押し出しかと思ったけど、次の球を見事に打ち返してセンターオーバーのサヨナラヒット。
「サヨナラやりました～！」と叫びよった。
「必死のパッチで打ちました」は懐かしいフレーズや。
「サイコーです！」はこっちも叫びたかったわ。