ブラゼル、サヨナラ安打

2012/05/31 阪神 ２-１ ロッテ

昨日は粘りを見せて６点差を追いついて、あわやサヨナラゲームまで攻め立てたけど９対９の引き分けで我慢したった。
毎日そんな甘い顔は出来んから今日は決着をつけたった。

先発のスタンリッジは毎回先頭バッターを塁に出す苦しいピッチングやったけど、粘りを見せて点は与えんと、なんとか最少得点の１点でしのいでた。
こっちは２回に藤井がど真ん中の絶好球をレフトスタンドに運んでからは６回までヒットが出んから、押されっぱなしやった。
せやけどロッテが７回にツーアウト満塁を逃してからは徐々に阪神に流れが向いてきた。

９回を藤川で抑えたとこで、ランナーが出たら負けはないなと思ってたら、先頭の金本にビビった薮田がストレートの四球や。

オイオイ、リリーフエースがびびっとるで！

こらサヨナラ勝ちのチャンスやと思ってたら、エンドランでスタートを切った代走の田上を刺そうとショートが２塁に入ったところを、マートンが絵にかいたように三遊間をゴロで抜いてノーアウト１塁３塁としてくれた。

勝が見えたで！

１アウト２塁３塁となったとこで打席は７番のブラゼル。
三振の多いバッターで心配やったけど、バットに当ててさえくれれば何とかなるやろと祈るような気持ちやった。
もしアウトやったら次は代打で、ついに不振の為に先発を外れた新井が用意しとった。
自信を取り戻すサヨナラヒットを打ってくれたらええけど、アカンやった時のイメージも浮かんだもんな。
そないな余計なことを考え取ったらブラゼルが２ストライクを取られてから結構粘って、ついに捕えて１、２塁間を破って田上が歓喜のホームイン。
ロッテナインは呆然自失やった。
とりあえず、これで再び勝率５割復帰や。

さよならデッドボール

2012/05/27 阪神 ３-２ 西武

９回裏１アウト満塁で代打の関本が押し出しのデッドボールでサヨナラ勝ち。
内角を突いてくるやろと思って、関本がちょっと前に立ってたんが分からんかったんやろ。
その分だけわずかにかすった関本の頭脳勝ちやった。
阪神は７安打やけど、西武はエラー４個に四死球６、さらに暴投が２個やねんから、３点しか入ってないんが不思議なくらいやった。
幕切れのあっけなさと言い、なんやスッキリせん試合やったけど、勝ちは勝ちや。
これで、引き分けを挟んで３連勝。
乗ってきたで！

ヒーローインタビューは関本やったけど、今日のヒーローは能見とブラゼルやな。
能見は立ち上がりこそ力んで２点取られたけど、その後は尻上がりに調子をあげて西武に付け入るスキを与えんかった。
９回完投で、２回以降は２塁を踏ませず１２奪三振と力でねじ伏せた。

今日３安打のブラゼルやったけど、特に７回のセンターオーバーの同点ホームランは起死回生の一撃やった。
押せ押せやのに、なかなか点が取れんかったモヤモヤを吹き飛ばしてくれた。
９回は先頭バッターとして１,２塁間を破ってライト前に運んでサヨナラのお膳立てをしてくれた。
なんとかこれをきっかけに復調してくれたら、今日もマルチ安打のマートンと合わせて鬼に金棒になってくるんやけどなあ。

あとは、新井さん、あんたや、あんた。
アンタが打ってくれたら今日の試合かて楽勝やったんや。
たのんまっせ、新井さん、働いてくれえ～。

マートン完全復活

2012/05/25 阪神 ５-０ ソフトバンク

４回に金本の２塁打を活かしてマートンが先制のセンター前タイムリーヒット。
１点だけでは安心できんけど先発のスタンリッジが頑張ってくれた。
６回裏に１アウト３塁をスタンリッジが切り抜けたら、直後の７回表にマートンが今季１号ホームランをセンターのいちばん深い所へ打ちこんだ。
欲しかった追加点や。
マートンは左足をあげん好調時のフォームに戻してから人が変ったみたいや。
完全復活やで！

８回は代打の柴田のヒットで築いたチャンスに、代打の桧山が敬遠気味の四球で１アウト１,２塁。
えーっ！俺と勝負かい？
鳥谷が燃えた。
レフトオーバーのタイムリー２塁打で２者生還。
なめんなよ!!　根性の２塁打やった。
鳥谷のあの方向はよー延びるんや。

９回も柴田がタイムリーヒットを打って５対０や。
やっと打線がつながるようになってきた。
ピッチャーは万全やねんから、８回は榎田が打たれる気がせんピッチングで軽く抑えたら、９回はこの点差やから藤川出すまでもなく筒井で３者凡退や。
マートンが完全復活してくれたら打点が打線になって得点倍増や。

これで交流戦２連勝。
行くで、行くで、これから勝ちまくるで！

やっと勝った

2012/05/23 阪神 ８-２ オリックス

交流戦で１回も勝てんかって、このままやったら全部負けるんちゃうかと思うくらい絶不調の阪神やったけど、今日はやっとのことで快勝した。

打線の組み替えが成功して１回に３番に入った鳥谷が２アウトから３塁打を打って、５番の新井が先制のタイムリーヒット。
２回はファーボールで築いたチャンスに大和がタイムリー。
４回は満塁で鳥谷が押し出しのデッドボール。
１点ずつ取って３対０とリードしたけど、最後の一発が出んから１点ずつしか入らんかった。

先発の岩田は１試合の中で、どっかで１回崩れるピッチャーやし安心できんなあと見とったら、案の定４回裏に２ランを打たれて１点差になってしもうた。
いつもやったら、ここから逆転されるパターンに入るとこやけど、今日は持ちこたえた。

持ちこたえてたら、７回に先頭の金本が２塁打で出て、不振のマートンがセンターにタイムリーヒット打って金本を迎え入れた。
なおもこの回満塁になって、またまた平野が押し出しで２点目が入り、待望の追加点が入った回になったけど、それでもなんかまだ便秘気味な攻撃で最後のトドメが刺せん。
打線が復調するためには、たたみ掛けるような集中攻撃が必要や。
そない思ってたら８回ついに打線が爆発。
金本が四球で出たら、新井がライト線の２塁打で続いて、マートンがこの日２本目のタイムリー。
さらにそれまで４四球の関本がタイムリーを打ち、途中出場の浅井もタイムリーを打って８点目が入った。
マートンとかブラゼルの助っ人が打ってくれたら勝てるんや。
新井がチャンスで打ってくれたら勝てるんや。
久しぶりやのう～、こんな攻撃。

９回裏は登板間隔が開いてる藤川が出てきて格が違うピッチングを見せて堂々の３者凡退。
11安打に10四球に２デッドボールやねんから、もっと点が入っても良かったけど、兎に角これで吹っ切れたやろ。

頼むわ、快進撃を見せてくれ！

2回で6四球をもらえば楽勝

2012/05/13 阪神 ８-３ DeNA

DeNAの先発国吉っちゅうピッチャーがストライクをよう放らんから野球にならんかった。
初回からファーボールの連発や。
１回は４番の金本で３四球目の押し出し。
ブラゼルにタイムリー２塁打が出て今日の勝ちが見えた。
２回になっても相変わらずで、この回も３四球で浅井のタイムリーが出たら早くも６対０。
９回にも２点が入って８点を取ったけど、打ったヒットは６本やから、勝ったというより相手が勝手にこけた試合で素直に喜ばれへん。
問題はこれから始まる交流戦や。
試合間隔の加減でエース級が出てくるケースが多なってくるから貧打の阪神は辛いものがある。
せやけど、多分、気分転換してエンジンがかかると思う。