北條決勝打

2017/4/30　阪神 ３－２ DeNA

こんだけミスしても２位におるんが不思議や。
毎試合エラーをして失策の数はリーグでダントツ。
エラーにならんミスも一杯やらかしてるんやけど、そんでも勝ってるんが今年の阪神。

今日も能見の立ち上がりをつかれた１アウト満塁の場面で、併殺打と思われた打球を３塁に入ったキャンベルがファンブルして先制点をプレゼントしてしまいよった。
初回に２点を取られた能見は球数が増えて、どないなるんかいなと思ってたらしり上がりに調子を上げていってくれた。
６回まで投げ切ってくれたんはさすがやと思わせたな。

その能見が３回に四球を選んでチャンスメイク。
上本が粘りに粘って打ちあぐんでたジョーダンからファーボールを選んでチャンス拡大。
糸井は１塁横へ高く弾ん打球を打って、ピッチャーと１塁へ競争。
糸井は足が速い。
楽々内野安打で満塁。
このチャンスに福留がピッチャーの足元を抜くセンターへの２点タイムリーヒット。
今日の１本をここで打つんが４番やね。

延長戦になるかもしれんと思い始めた８回の攻撃。
先頭バッターの上本がまたまた粘りよった。
粘りに粘って四球で出塁。
ここで点取られたら９回の攻撃しか残ってへん中日の祖父江はビビッてしもてストライクがはいれへん。
原口にも代打の高山にも四球を与えて満塁にしてアップアップ状態。
酸素不足の金魚状態や。
そんな祖父江を狙いすまして北條がライト前へライナーのタイムリーヒット。

最後はドリスかと思ったけど、左が続く事もあって金本監督は高橋を投入。
高橋は期待に応えて３者凡退で締めくくった。
大島のレフト線へのライナーを逆シングルのスライディングキャッチした中谷のファインプレーが最後のプレーやった。
能見にまた勝ち星がつけへんかったけど、今日みたいな粘りのピッチングしてたらその内に勝てるわ。

助っ人大活躍

2017/4/28　阪神 ６－０ DeNA

メッセンジャーが投げてキャンベルが打つ。
これぞ助っ人！　

メッセは結構ヒットも打たれてピンチもあったんやけど、肝心なとこは抑えて中日を力でねじ伏せた。
梅野が盗塁を阻止してピンチを摘み取っていったんも大きかった。
中日は何を焦っとんねんや。
助っ人外人が打っとらんからなあ・・・気持ちはわかるけど・・・。
メッセはこの間の方がストレートも走ってたと思うけど、点さえやらんかったらええんやから見事なピッチングやった。
メッセにしてはチョッと間隔があきすぎたんかもしれん。

打つ方は４回にライト線へ２塁打で出た上本と初球デッドボールの糸井を置いて、キャンベルがライト線へのタイムリーツーベースで上本を返して均衡を破った。
キャンベルはホームランを打つ怖さを感じへんけど、チャンスに強いバッターみたいやからこのままヒットを打ち続けてほしい。
まだ続いたチャンスで北條がレフトオーバーのあわやホームランという大犠牲フライを打って２点目が入った。
美しい攻撃やったなあ。

中日にはチャンスを作らしたって、そこから抑えるという相手がイライラするような守りをやってる間に、こっちは着々と加点。
５回には高山に代わって１番に入ってる中谷がレフトへライナーのソロホームラン。
パンチ力は高山よりあるな。
外野の定位置争いも厳しいで。
ええこっちゃ。

７回はダメ押しの攻撃やった。
やっと真っ芯でとらえられるようになってきた梅野がセンターへクリーンヒットを飛ばし、代打糸原の送りバントを、これ以上点をやられへんと焦ったピッチャ大野が間に合わん２塁へ投げてピンチ拡大しよった。
こないなったら開幕投手の大野も終わりやな。
右の上本にライトへタイムリーヒットを打たれ、左の糸井に初球をレフトオーバーの２点タイムリー２塁打を打たれよった。
わーい！
６対０のワンサイドゲームになってもた。

９回はピッチャーゴロを素手で捕りに行ってアウトにした藤川が後退したけど、急遽リリーフしたマツダはわずか３球で後続の二人を打ち取って完封劇や。
終わってみたら中日のヒットは８本で、阪神は９本とあんまり変わらへんのに得点は６対０や。
投打がガッチリ嚙み合ってきたというこっちゃ。
メッセは４勝で月間MVPやな。

４連打の先制攻撃

2017/4/27　阪神 ５－２ DeNA

DeNA先発井納の立ち上がりをボロボロにしたった。
あんまり当たってない先頭の高山がうまいこと打ってセンター前のヒットで井納の動揺を誘った。
２番の上本は粘ってフルカウントから上手いこと内角球を引っ張ってレフト線へ２塁打。
続く糸井は引っ張って１,２塁間を抜いて２点タイムリーヒット。
福留もレフト前へ軽打してノーアウト１,３塁や。
井納はマウンド上で何で打たれるんか分からんから青い顔してアップアップや。
外人が１塁と３塁守っとるし、セカンド、ショートも若手やから、DeNAの選手は誰もマウンドに行ったりよれへん。
キャンベルの併殺打の間にまた１点入って、いきなり３点がはいってしもた。

２回も先頭の北條が２ストライクからレフト線へツーベースを打って、井納を休ませたらへん。
やっと２アウトまで来たと思ったら、上本がライトへタイムリーヒットを打って追加点や。
井納は訳が分からんうちに４点も取られよった。

先発の藤浪は５回まで５四球を出して、２塁への悪送球もやらかし、さらに５安打も打たれ、その内の１本は筒香のホームランやのに２点しか取られてへん。
調子はようなかったけど、危ないとこでスゴイ球が決まるという藤浪らしいと言えば藤浪らしいピッチングやったけど、もうちょっと頑張ってほしかった。
まあせやけどDeNAにも次の対戦相手に頑張ってもらわなアカンから、不調の筒香に打たしたりよったんかもしれん。
インフルエンザあがりやったし、まあしゃあないか。

７回には初めて先発に入ったキャンベルがレフト前へタイムリーヒットで追加点。
高山、原口の調子が悪いから、１塁もレフトも守れるキャンベルが打ってくれたら打線の層が厚なるわ。
マテオ、ドリスのリリーフ陣がええがな。
巨人を抜いて２位浮上や。

福留大明神！

2017/4/23　阪神 ２－１ 巨人

藤浪がインフルエンザにかかってしもたから急遽横山が今シーズン初登板。
この横山が期待通りに５回を」１失点で投げ切ってくれて勝利に貢献してくれた。
毎回ランナーを置くピッチングやったけど気合負けしてへんかったんが良かったな。

頼りになったんは完全に調子を取り戻した福留やった。
１回表、高山に代わって１番に入った中谷がいきなりレフト線へツーベース。
２アウト３塁となったとこでバッターは福留。
もしかしたら敬遠かもと思ってたら、巨人は１回ということもあって勝負してきよった。
バーカめ！
今の福留に勝負してきたら餌食になるということがわからんのかい。
福留は真っ芯でとらえてライトへクリーンヒットで、３塁ランナー歩いて帰ってきよった。
福留は３回にも１アウト満塁で、楽々とセンター横へライナーの犠牲フライ。
なんとかするんが今の福留や。

ピッチャーは６回から連続試合無失点を続けてるリリーフ陣が登場。
先ずは桑原。
２アウト１塁、３塁で代打は阿部。
敬遠気味の勝負をするかと思ってたら真っ向勝負で、安部を空振りの三振に打ち取りよった。
ええ根性や！
７回２アウトからマテオ、９回はドリスと完璧リレーや。

これで通算でも３勝２敗で巨人に勝ち越しや。
バッターがアカン時はピッチャーがカバーする。
始めの頃と違う展開になってきた。
お互いにカバーし合うんがチームプレーや。
その内また打線が爆発するようになってきて無敵のタイガースになっていく予感がするわい。

福留覚醒！

2017/4/21　阪神 ４－１ 巨人

巨人先発のマイコラスには去年えらい目にあわされたけど、今年も同じやと思っとったらあかんで。
１回表に高山、糸井がバットを折りながらも、根性で外野も前まで打球を運んでいきよった。
バッターボックスは、もうひとつ調子が出てないキャプテンの福留や。
福留は狙いすましとった。
タイミング、ドンピシャで振り抜いた打球はライナーでライトスタンドへ飛び込んでいった。
いきなり３点をゲットで、もうきょうの勝利は確実やと思わせたな。

マイコラスは福留に上から目線で見られて打つ手なし状態やった。
５回なんか２アウトランナーなしから福留に左中間を真っ二つに割れるツーベースを打たれて頭、真っ白や。
動揺したマイコラスは原口に追い込んどきながらデッドボール。
鳥谷にはフルカウントからファーボールで満塁。
北條にもフルカウントから押し出しのファーボール。
ビビリまくっとるやないか。
福留は５打数４安打３打点で完全復活や。
きっかけ掴んだら怖いで。

先発のメッセンジャーは初回に３点をもらってスイスイや。
８回130球で巨人を締めあげたった。
坂本、阿部だけの打線やもん、自責点０で、早くも今シーズン３勝目や。
巨人なんかグイグイいったったら大人しいもんや。