鳥谷３打点、ブラゼル１発

2012/06/30　阪神 ６-４ ヤクルト

昨日５対０から信じられへん逆転負けをして、今日は今シーズン初登板の秋山とあっては、試合開始前から心配で、心配で…。
案の定４対１で勝ってるのを追いつかれて嫌な雰囲気やったけど、２番手の渡辺が６回、７回をパーフェクトに抑えてくれて阪神に勝利を呼び込んでくれた。

鳥谷は先制ホームランに、タイムリーヒット、犠牲フライと型をかえて３打点。
ブラゼルもライトスタンドに放り込んでくれた。
打線の破壊力は出てきてるんや。
ナゴヤドームを除いて２桁安打が続いてる。
（なんでか、ナゴヤドームの中日戦では打てんし、競り負けてしまうんやなあ…）
今日かて１２安打をヤクルト投手陣に浴びせたった。
開幕当初のピッチャーの踏ん張りさえ帰ってきたら連勝出来ると思う。

４対４で迎えた５回は、１アウト１塁、３塁で鳥谷がノーストライク、３ボールから果敢に打って出て、マートンが歩いて帰ってくるほどのあわやホームランかと言うライトへの犠牲フライで勝ち越した。
いつもヒット打てるわけちゃうんやから、これは積極的な美しい勝ち越し打やった。
追加点が欲しい８回もツーアウトから代打の新井良太が四球で出て、代走の大和が盗塁して、８番の藤井がタイムリーで、これまた美しい点の取り方やった。

やっと榎田の出る幕が出てきて藤川のいない９回をきっちり締めてくれた。
"あと１球"コールを聞くのんも久しぶりやった。
秋山はフラフラやったけど運よく初勝利をあげることが出来た。
運は大事にしてほしい。

マートン先頭打者ホームラン

2012/06/24 阪神 ５-２ DeNA

三浦の立ち上がりから攻めに攻めてボコボコにしたった。
先ずはトップバッターのマートンが３球目をレフトスタンドまで持って行った。
そのショックを引きずって三浦は２番の平野をなかなか打ち取られへん。
粘って平野はライト前にヒット。
１アウトから新井（A)、金本（K)、ブラゼル（B)が３連打でさらに２点追加。
うちのAKBが機能すると楽勝パターンや。
三浦は「何で？　何で？・・・」という顔しとった。
そんな疑問持ってたらええピッチングなんか出来へん。
打たれてるんはアンタが悪いからや。

２回は平野が「俺の甲子園でのホームランはこの場所しかない」というライトポール際の最前列に打ち込んだ打球は、人生初の甲子園でのホームランとなった。
うまいこと体を回転させよったなあ。
さらに四球の鳥谷を新井がタイムリーヒットで返してこの回２点。
ツーアウトからのあっという間の２点やった。
三浦は何が何やらわからんとマウンド上で呆然自失や。

安藤はスイスイと投げて９回まで危なげなく来たけど、この回ピッチャー強襲の打球を二つも受けて降板。
どうしても安藤を打ち崩せんかったDeNA打線はピッチャーを狙って故障退場させるきたない作戦できよった。
大事のうて良かったわ。
最後は榎田が二人を三振に切って取って試合終了。

これで阪神は５割復帰や！

"真夏の夜の夢"を見せつけたる体勢は整いつつある!!

金本逆転３ラン

2012/06/23 阪神 ７-３ DeNA

BS1が試合開始から放送してくれてたから良かったけど、関西テレビの３時からの中継だけやったら、始まった時にはもう７点も取ってて試合は終わってたとこからの中継になってた。
関テレさん、たのんまっせ！
中継してくれるんはええんやけど、試合開始から終了までやって欲しいわ…。

昨日３安打で負けて、今日も初回に先発の能見が中村にソロホームランを打たれてのスタート。
その裏、ノーアウト１塁、２塁で鳥谷、新井が倒れて嫌な雰囲気になりかけたとこやった。
そこで出たんがあの天才ホームランバッター田淵の474本に並ぶ金本のライトポール際への逆転３ランやった。
雰囲気変える一撃やった。
DeNAの東宝の怪獣映画に出てきそうな名前のブランドンはこれで意気消沈や。
２回もマートンの早くも２本目のヒットなどで築いた２塁、３塁で平野がタイムリー２点打。
楽勝ペースや！

ピッチャー変わっても阪神の勢いは止まらん。
３回はヒットの金本を置いてブラゼルがバックスクリーンへ大ホームラン。
７点目が入った。
もっとやっつけたろかと思って、６回もツーアウト満塁でバッター金本の場面をつくったんやけど・・・。
せやけど、ここでまたホームラン打ったらどないなんねんやろ？
試合はおもろなくなるやろか？
悩みながら打った金本の打球は再びライトポール際へ…。
やめといたったわ。
試合が面白なくなるもんな。
ライトがフェンスにぴったりついてこの打球を補給。
球場と金本に笑顔がこぼれた余裕の試合やった。

昨日が特別、今日が本来の姿や。
球児がおらんようになって不安な抑えも、８回福原、９回榎田で抑えきった。
皆でカバーして、なんとか歯車かみ合わせて大反撃や!!

眠れる虎が目を覚ました。

2012/06/16 阪神 ８-５ ロッテ

前の試合に続いて今日も２桁安打の１６安打をロッテ投手陣に浴びせて粉砕。

日向ぼっこして寝てた虎がやっと目を開けて眠りから覚めよったで。
その姿に恐れたロッテの先発香月はまともなピッチングがでけへん。
先頭の野原にヒットを打たれたら、それだけで逃げまくってファーボールを連発。
満塁で新井がミスショットしたけど、次のブラゼルは初球を狙いすまして右中間を深々と破って満塁の走者を一掃して、いきなりの３点やで。

その裏、メッセンジャーは３者連続の空振りの三振にねじ伏せたから、この時点で今日の勝ちは見えたようなもんやった。

２回も相変わらずファーボールを連発しよって、早くもピッチャー交代や。
ピッチャー交代したって虎はもう目を覚ましたあとやから手遅れや。
金本のタイムリーに続いて、不振の新井までが右中間を破る２点２塁打にブラゼルまで続いてこの回も４点。
３回も１点取ったから、相手はロッテと違って小雨が降りしきる天気となってもうた。

雨の中で応援する千葉マリンのロッテファンが可愛そうやから、角中だけには打たしたって、８対４で７回を迎えたけど、念には念を入れて、７回は筒井、８回は榎田で軽く抑えた。
セーブが付けへんし、足の具合も心配やから９回は福原でいった。
藤川がどんだけ立派かを見せるために、軽くツーアウトを取ってから３連続ヒットにデッドボールで１点をやって尚も満塁。
抑えはしんどいんやでと言うことを見せて、サブローをショートゴロにしとめてゲームセット。
やろうと思ったら、２桁得点も出来た試合やったけど、いっぺんに調子あげてもあかんし、徐々にやっていこか…。

まるで、のっそりと休んでた虎が借りに出るために起き上ったみたいな雰囲気やで!!

ついに出た！ ２桁安打の猛攻

2012/06/14 阪神 ４-３ 西武

３点をリードされて、いつもやったら「もーあかん」の気分やけど、今日はいつもの阪神と違った。
なんせ１３安打の猛攻やったからな。
じわじわと、真綿で首を絞めるようにやっつけたった。

１回、２回、３回のセカンドランナーを返さんかったんは挨拶代わりのジャブで、わざと点はとらんかった。
４回は新井良太のタイムリーで１点返して、なおも１アウト、１塁、２塁やったけど、ここはこれぐらいにしといたろとなった。
５回の満塁も、その内に本気でやったるからなと震え上がらせるだけで、かんにんしたった。

６回は平野がタイムリーを打って１点を追加。
なおも続く満塁では、次は本気やでと西口を継いだ松永をビビらせるだけで、ここでのノックアウトはかんにんしたった。

震え上がった松永は７回によー出てこんので、MICHEALが代わりに出てきよった。
我慢もここまでと、不振の新井が先頭バッターで左中間ツーベース。
それを弟の新井良太がホームに迎え入れて同点に追いついた。
その後も３塁までランナーは進んだけど、今成が楽しみは後にとっとこと振り逃げ出来るとこを、ボールに当たったってアウトになってやり、同点どまりにしといたった。

毎回サービスしながらやったってんねんけど、西武はその間反撃よーせえへん。
７回筒井、８回榎田にギャフンや！
最終回やし、そろそろここらで勝ち越そかと、９回は金本、新井のヒットで築いたチャンスに大和がピッチャーをはじく打球を打って、３塁ランナーの代走田上を返した。

９回は予定通り藤川やと思ったら、な、な、なんと、福原や。
球児はどないしたんや？！
そんなざわめきは気にせず、福原は軽く３者凡退でゲームセット。
福原に11年ぶりのセーブがついた。

１３安打、４四球、２暴投で４点は少なすぎるんやけど、復活への慣らし運転やと思って、文句言うのんはやめてここは我慢したろ。
勝ったんやし・・・。