舶匝

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(追記アリ)「バイレーツ・オブ・モーリシャス」 モーリシャスを口実に「海賊」共が日本に襲い掛かるぞ

2020-08-15 13:00:02 | 技術



の続き。

当方はこの海難事故を、
たまにある
油濁汚染を伴うふつうの海難事故
という認識。

あとは、
船 主: OKIYO MARITIME CORP.(長鋪汽船株式会社の子会社)

当社が長鋪汽船株式会社の関連会社(以下「船主」)から用船し、運航しているばら積み貨物船WAKASHIO

 などから、
大学の法学部で習う保険・海商の基礎(主に傭船契約(ウェット・リース))を再確認できる程度の意義(ちなみに、当方は洲崎さんから保険・海商を習いました)。


ところが、

アクセス解析を眺める限り、
妙にアクセス数が多い。
(その結果、昨日のアクセスランキングは
774位(2944737ブログ中)でした。
深く感謝申し上げます。)

何かある、
と気になり調べてみると、

只の海難事故が
海外メディアのおもちゃされていた……
その結果、
などと騒ぎ立てる連中すら出てきた

こういう連中は、

「三重県熊野灘におけるフェリー横転座礁事故」
の存在すら知らないのだろう。

座礁直後にフェリーからの重油流出が認め られたことにより、漁獲物に油が付着する恐れから直 ちに漁協、大型定置網業者とも現場周辺海域での操業 の中止を決定した。 紀南漁協においては、全漁業者の操業が中止され、 同漁協の市場では水揚げされる魚介類がなくなること となった。 また、大型定置網は操業の中止ばかりでなく、フェ リーが接触した可能性もあったことから、漁具の損傷 確認や付着した油の除去のため、漁具の漁場からの撤 去を余儀なくされた 

周辺海域での漁業活動は、座礁事故直後から全面的 に中止され、油の抜き取りや拡散防止・防除作業、積 み荷等流出物の回収作業が続けられてきた。 その後、油の抜き取り作業が終了し、大規模な油流 出の恐れが少なくなったことや船体撤去の作業が開始 されたこと、県の緊急漁場調査及び漁業関係連絡会議 が行った影響調査により、座礁現場周辺での魚介類、 海藻、水質、底質のサンプルから油分等が検出されな かったことから、漁業関係連絡会議は 1 月 22 日に安 全宣言を発表、撤去作業区域(座礁現場よりおよそ半 径 1 . 5 km 以内の範囲)以外の海域での操業が 1 月 24 日から再開された。

 油濁汚染は、手順を踏めば何のことはない。
それとも、モーリシャスには油濁汚染に対処する力すらないのだろうか。
言うまでもなく、モーリシャスは船舶(特に遠洋漁業の漁船)の寄港地として重宝されている。
ていうか、
……どうして、港に置いてあるはずのオイルフェンスを、モーリシャスは使わなかったのか。

湾岸戦争の油まみれ海鳥のように、
やらせの臭い。

このやらせをする人たちがいる。

それは、環境NGO。
モーリシャスの油濁汚染で以て、
寄付や国際的関心を引き付けることができる。

環境NGOが主要メディアを嗾ければ、
各メディアは挙って、
センセーショナルな画を「獲り」に行く。
湾岸戦争の油まみれ海鳥の如き、
センセーショナルな画を「撮れる」大チャンス(もしかしたら、著名な賞を獲れるかもしれない)。

新型コロナウィルスの影響で寄付や社会的関心を得にくくなっていた
環境NGOにとっても、
新型コロナウィルスの影響で似たり寄ったりな画像・映像ばかりになっていた
メディアにとっても、
Win-Winの関係です。
 などと大袈裟に扱われることで、Win-Winの関係は強固になる。
東洋の船会社と日本を踏みにじった上に成り立つWin-Winの関係。

しかし、所詮は、只の海難事故。
しかも民間船舶の。
政府とは無関係(「船主親会社の本店所在地」を統治する日本政府だけでなはく、「モーリシャスの旧宗主国・英国」を差し置いて影響力を発揮したいフランス政府にとっても)。
ところが、
などと騒ぎ立てる連中が出てきた。

日本政府に対して法的義務のない支払い・負担を、
「主張」する動き……
船の界隈から見れば、「海賊行為」が今後も出てくるでしょう。

それから、今回の海難事故と比べて六倍超の油が流出した「ナホトカ号」事故の教訓は、
「① 油流出事故の影響は大きく早期の対応が非常に重要である。 」

しかし、モーリシャスは自体を放置していた。
オイルフェンスすら使おうとしなかった。
 砂浜を大切する姿勢とは、大きく矛盾している。

……モーリシャスは、日本にたかるため、
敢えて事態を放置したのでしょう。

砂浜を売りに観光客を呼び込んて得られる収入(ただし、新型コロナウィルスの影響で激減)よりも、
日本政府をゆすって得られる収入の方が大きい、
と勘定したのでしょう。砂浜を美しくしても、観光客が来ないならば、モーリシャスとモーリシャス国民にとって意味のない砂の山。砂の山がカネに化けるならば、カネを払う者が、観光客であっても、賠償「義務」者であっても、どちらても良いのでしょう。

こういう海賊行為に対して
断固拒否を

ちなみに、日本国内にモーリシャス大使館は存在せず、
オーストリアに、 High Commission of Mauritius in Australia があるだけ。
(大使館すら置く価値のない国相手ならば、やりたい放題できるのでしょう。)

 High Commission of Mauritius in Australia 
2 Beale Crescent
Deakin
Canberra ACT 2600, AUSTRALIA 

Tel .No :
020 612 6281 1203
020 612 6282 4436
Telefax No :
020 612 6282 3235


以上、2020/08/15 10:14:09 

只の海難事故をおもちゃにする輩は、日本国内にもいる。

例えば、
の書き手、オルタナ編集長・森摂。
オイルタンカーとそれ以外の船とでは、海難事故後の法的扱いがまるで違う事すら、 知らない模様(「ブルーカード」についての言及すらない杜撰さ)。

社名:株式会社オルタナ
代表取締役社長: 森 摂
設立:2006年9月26日
資本金:2909万円
東京本社:〒153-0041 東京都目黒区駒場1-26-10 ドミナーレサクマtel: 03-6407-0266
関西支社:〒542-0081 大阪市中央区南船場4丁目10番5号南船場SOHOビル702
お問い合わせ受け付け時間: 平日午前10時から午後6時まで
お問い合わせメール info(a)alterna.co.jp  ※(a)を@に変えて送信下さい。
info@alterna.co.jp


追記
座礁後、モーリシャス政府は一貫して
オイルフェンスを船の周囲に張り巡らせていない。
座礁から油流出まで約二週間もの時間があったのに。

もし、モーリシャス政府が本気で砂浜保護に努めているのならば、
国中のオイルフェンスをかき集め、かつ、
近隣諸国から「空輸」でオイルフェンスを運び入れていただろう。

……しかし、モーリシャス政府は二週間もの間、放置。

モーリシャス政府は 外貨獲得の好機を見て、
油濁汚染を待っていた節がある。

モーリシャス在住者が書いた
ただ、リスク配分と費用負担があるだけです。


船の所有関係を辿れば、日本国内に本店所在地のある企業に辿り着くだけの話。
船主や荷主の本店所在地は、船の世界では、決定的な意味を持ちにくい(言うまでもなく、船員の国籍も)。


今回のモーリシャス沖の海難事故では、モーリシャス政府の「積極的」不作為ふりが、目に付きました。
サルベージ作業中に油が漏れる恐れくらいモーリシャスの政府ならば、予測できた事態です(モーリシャスは、船の寄港地として日本でも知られている)。
今回の油濁汚染は、モーリシャス政府が不作為によって招き寄せた事態、と見ています。




3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
初めまして。 (三瓶金男)
2020-08-19 10:56:02
初めまして。
三瓶(さんぺい)と申します。

事件の構図がとても分かりやすい記事を
ありがとうございます。

モーリシャス政府の動きが、とてもうさん臭くて
あちこち見て回っていたのですが、こちらの記事を
拝読して、ようやく腑に落ちました。

初対面(?)の方に対して、不躾で恐縮なのですが、お詳しそうなので、ひとつだけお尋ね申し上げます。

MVわかしおが、MarineTraffic (h ttps://www.marinetraffic.com/ )で見ると、
Owner DAE AH SHIPPING
Manager NAGASHIKI SHIPPING

となっているのはどういう関係でしょうか。

もし、ご存知でしたら、お教えいただければ
幸いです。よろしくお願いいたします。
返信する
連投失礼いたします。 (三瓶金男)
2020-08-19 11:22:32
度々すみません。

単純にデータが古いだけのようですね。
ページ汚しになってしまい申し訳ありません。

(もし、可能でしたら削除いただければと存じます。)

大変失礼いたしました。

           三瓶
返信する
お気になさらずに。 (舶匝(@online_checker))
2020-08-19 11:52:07
当方がバッサリ省略したことの一つに、

船は売買されやすく、また、諸々の権利関係も変動させやすい

ということがあります(便宜置籍国に船籍置いたり、ペーパーカンパニーに船を持たせる意義の一つこそ、諸々の権利を動かしやすくなることなのです)。

三瓶金男殿の指摘は、
当方がバッサリ省略したことを端的に伝えて下さる極めて有益な指摘です。
外航船事情を伝える上で有益な指摘を、無碍に削除するなど滅相もないことです。

書き込み、感謝申し上げます。
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