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(随時更新中)小さな種が世界を股に掛け、我々を手玉にとった! 

2020-08-04 22:28:38 | 経済
種苗(タネと苗)の商取引・貿易は、盛んです。
具体的には、世界で一兆円規模。
日本は輸入・輸出ともに盛んで、市場規模は世界の上位に。
(流石に、品種改良大国のオランダには、及びませんけど)。

ちなみに、サカタのタネは、
野菜種の取引で、世界トップ10に入る大プレイヤー。

とは言っても、
国別の市場規模で見れば、やはり米中は半端ないです。

に登場する種苗の市場規模・輸出額・輸入額の表は、
高校地理の問題(大学入試二次試験)に最適です。

このように、
小さな種は、苗とともに、市場を作り出し、
世界を飛び回っています。
この種が、苗を差し置いて、
地球を手玉に取ってしまいました。

さて、

 に

まず思い浮かぶことは、業者さんによる住所データの出力ミス。住所データを取り違えられたら、発送作業の現場も、両国の郵便当局も気づきようがない。あの量ならば、発送料金から気付くことも難しいでしょう。


そもそも、何かをばら撒くためならば、わざわざ種の種類や種を包む包装を変える理由がないですし、種以外の何か(例えば、プランターやスコップなどの園芸用品。当方が何かをばら撒くならば、組み立て式みたて家具一択。)に紛れ込ませた方がばら撒きやすいです。



国境を越えた通販(顧客リストは必須)は珍しくない時代です(当方も、シンガポールから雑誌を国際郵便使って定期購読していました)。データ出力ミスならば、宛名にインターネットの発達した国々(≒ネット通販の浸透している国々)が並んでいる事は、説明しやすいです。
データ出力ミスや打ち間違いでも、ラベルの乱れ周りは説明できます。

「指輪やおもちゃ」
ならば、猶更データ出力ミスや打ち間違いの線が濃くなります。営業・受注・顧客管理と在庫管理・発送業務は、別々の業者が扱うことになりやすい(遠縁が安物の「指輪」の類を販売する会社(本社・都内)にいるので、事情はちらと聴いたことあります)ですから。

「南部バージニア州では届け出が1000件以上」https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200801/k10012544671000.html バージニア州は農業も盛んな州であり、ハイテク産業にも強い。農家が通販で種子を買いそうな地域です。


米国内ではかつて、郵便を使ったバイオテロがありました。しかし、その際に発送された郵便物の数は、千件からは程遠い少数でした。
今回のケース、
特定の人物やグループを狙ったにしては、件数が多すぎ、かつ、受取人たちに共通点が乏しすぎます。かといって、無差別に送るにしては、千件単位は少なすぎます(桁が三つ以上大きくないと……)。


更に、
 (植えたら周囲の植物、全滅したという一報に)
枯れる!
種は発芽までにはそれなりに時間掛かるはず。
なので……気になって、少し調べてみました。


すると、"USA Today"に
「Robin Pruisner, state seed control official at the Department of Agriculture and Land Stewardship in Iowa, told Reuters she's concerned the seeds may have been coated with something, possibly insecticide or fungicide, that could damage crops.」https://www.usatoday.com/story/news/nation/2020/07/31/usda-identifies-some-seeds-appear-sent-china/5555404002/
その種には、殺虫剤や抗菌剤のコーティングされているかも、という指摘。


植物防疫の一環として、輸出側が殺虫剤や抗菌剤の類をコーティング剤として使うことがあります。で、普通の取引では、輸入者(受取人)側で輸入した種を洗浄して、表面のコーティングを落とします。
落とさずに植えれば……周囲の植物にとっては、一たまりもないでしょう(大抵の植物は、その手の物質に敏感ですから)。


(食用の種ではないでしょうから、流石に放射線による殺菌処理はしていないでしょう。)


……当方の指摘した「発送ミス」の線だとしても、発送元の総経理(社長さん)の首がポンと飛んでも不思議ではない、くらいの一大事(届くべき相手(もしいれば)に届けるべきものが届いていない、or 発送する必要のない者を発送した訳ですから。しかも千件以上も。)


故意であれ、過失であれ、貿易界隈にとって重要なケースになりそうな予感。


ドジっ子のドジですら世界に拡散するグローバル化社会ぶりを伝えるケース、かもしれません。

以上、2020/08/02 09:59:14 

追記 その一。


東南アジア、、、物流拠点のシンガポールも、発展途上国のラオスも、同じ東南アジア。東南アジアのどの国からか、によって、意味合いは大きく変わってきます。


ブロッコリーの種ならば、おそらく日本の「サカタのタネ」社製でしょう。同社がブロッコリーの種で、世界シェアの大半持っています。https://www.weekly-economist.com/2015/01/13/%E7%B5%8C%E5%96%B6%E8%80%85-%E7%B7%A8%E9%9B%86%E9%95%B7%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%93%E3%83%A5%E3%83%BC-%E5%9D%82%E7%94%B0%E5%AE%8F-%E3%82%B5%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%81%AE%E3%82%BF%E3%83%8D%E7%A4%BE%E9%95%B7-2015%E5%B9%B41%E6%9C%8813%E6%97%A5%E5%8F%B7/
なので、「サカタのタネ」から丁寧に辿れば、「発送者」に辿り着けるでしょう。


……ちゃんとX線写真でみれば、金属(ピアス)と有機物(植物の種)の違いは、(両者の比重が違うので、)分かるものです。
各国の税関は、敢えて見逃していた?
税関のザルさを明らかにしたケースかも。
 
税関がきちんと仕事をしていれば、
違った展開になっていたばす。
(違法薬物や大麻の種も、こんな調子で税関をすり抜けていたら……嫌だ!)

以上、2020/08/02 19:20:12 

中国から「謎の種が届く事件」を解く有力な推理
8/4(火) 15:31配信
先にこの事件の結論を言いましょう。これはアメリカの大手通販会社でのレビューを不正に高評価に吊り上げてくれる業者がいて、以下にお話しするような手口でレビュー操作をするために日本の見知らぬ人に種を送りつけていると見られます。

通販のレビュー周りの話は、色々と耳したことがあります。
レビューの為ならば、このくらいの仕掛けはやるでしょう。
(ただ、当方にとっては盲点でした……)

ちなみに、国毎の「郵便料金の違い」の活用は、従前から知られていた方法。
前述の「当方も、シンガポールから雑誌を国際郵便使って定期購読していました」
も、国毎の「郵便料金の違い」の活用事例です(文句があるならば、Time誌に)。

ただ、この推理通りだったとして、

・短期間のうちに、ここまで大量(千件以上)に郵送したら、さすがにアメリカの大手通販会社に気付かれるのではないか?という懸念を送り主側は抱いていなかったのだろうか
・「発送した事実」を作り出すためならば、只の紙切れでも良かったのではないか?

という疑問は残ります。

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