ベルギーでは、
国王ボードゥアン1世が法律公布の為の署名を拒否した、
という事件があった。
ベルギーの内閣は、「国王が職務遂行不能である」と決めつけて、
法律公布を強行した。
(ベルギーはこの手の手荒なケースが時々出てくる。)
学術会議の任命拒否の問題は,学術会議の実態がどうとか,拒否された人がどんな人だとかは関係なく,本来総理に取捨選択の権利の無い,純粋な任命行為(法に任命できる,ではなく任命する,とある)を「人事権」だと言い張り始めたことにある,と思う。
— Taiga YODO (@TaigaYodo) October 2, 2020
その結果、天皇が事実上の「人事権」を持つに至る。
https://t.co/Q5rcrvYKlX
— 舶匝(はくそう @online_cheker) (@online_checker) October 3, 2020
総理大臣にによる #日本学術会議 委員の任命拒否は、
天皇陛下が総理大臣の任命を拒否すると同程度にあり得ない事態。
ちなみに、任命拒否された委員候補のうち、
加藤陽子は、ガチの保守派論客。
松宮孝明は、山口厚最高裁判事の盟友。
芦名定道も、コンサバ臭強め。
言うまでもなく、天皇は国政に関する権能を有しない。
それでも、日本学術会議委員の任命拒否という生まれたての先例があれば、
天皇が国会によって指名された総理大臣を任命しない、
という選択肢を「憲法改正抜きで」得ることができる。
https://t.co/Mfp6adKeQi #日本学術会議 に於ける「推薦106人にもとづいて100人任命した」は、天皇陛下が国務大臣15人のうち九人だけを認証した、に匹敵する事態。
— 舶匝(はくそう @online_cheker) (@online_checker) October 3, 2020
ともに普通に、法秩序の崩壊です。
天皇による任命・認証の対象は、
総理大臣、国務大臣、副大臣、最高裁長官、最高裁判事、高裁長官、全権特命大使、会計検査院検査官、公正取引委員会委員長、原子力規制委員会委員長、検事総長、次長検事、検事長など数百名。
また、政令・法律・条約・憲法改正の公布も、天皇が行う。
これらの公布を天皇が拒否すれば、それらは只の紙切れ。
更に、国会召集・衆議院解散にも、天皇が能動的に拒否できることになる。
https://t.co/87vSV06czq
— 舶匝(はくそう @online_cheker) (@online_checker) October 3, 2020
徳仁陛下が「国務大臣任命の認証」を拒否した場合、
君は、陛下に「ヤクザか?」と宣うのかしら?
法秩序を妨げるな #日本学術会議
ネパール王国にて、国民に人気のない国王が専制政治を始めた結果、国民の猛反発を食らった。
その果てに、国王は国王ではなくなった(王制廃止に至った)。
スガ内閣は、遠回しながらも、徳仁陛下に弓を引いたも同然。
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