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天皇独裁への道を開いたスガ内閣。日本学術会議会員を任命しない副作用

2020-10-03 17:31:03 | 憲法
ベルギーでは、
国王ボードゥアン1世が法律公布の為の署名を拒否した
という事件があった。
ベルギーの内閣は、「国王が職務遂行不能である」と決めつけて
法律公布を強行した。
(ベルギーはこの手の手荒なケースが時々出てくる。)


その結果、天皇が事実上の「人事権」を持つに至る。

言うまでもなく、天皇は国政に関する権能を有しない。

それでも、日本学術会議委員の任命拒否という生まれたての先例があれば、

天皇が国会によって指名された総理大臣を任命しない、

という選択肢を「憲法改正抜きで」得ることができる。


天皇による任命・認証の対象は、
総理大臣、国務大臣、副大臣、最高裁長官、最高裁判事、高裁長官、全権特命大使、会計検査院検査官、公正取引委員会委員長、原子力規制委員会委員長、検事総長、次長検事、検事長など数百名。

また、政令・法律・条約・憲法改正の公布も、天皇が行う。
これらの公布を天皇が拒否すれば、それらは只の紙切れ。

更に、国会召集・衆議院解散にも、天皇が能動的に拒否できることになる。


ネパール王国にて、国民に人気のない国王が専制政治を始めた結果、国民の猛反発を食らった。
その果てに、国王は国王ではなくなった(王制廃止に至った)。

スガ内閣は、遠回しながらも、徳仁陛下に弓を引いたも同然。

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