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村中詭弁をサクッと切り返してみよう。対・村中璃子編 その五十一 (軽症と換気とステロイド・パワー)

2020-10-06 19:45:28 | 政治過程論


相対的概念を使うときは、判断基準を明瞭する必要がある。

「軽症」「無駄」「必要」これらは相対的概念。
新型コロナウィルス絡みでの「軽症」か否かの判断基準は、呼吸管理を必要とするか否か。
しかし、軽症者が容体急変するケースはそれなりにあることは、既に知られている。

「軽症」と分類されている者が果たして、
24時間後も入院を要しない、
と断言できるのか。
(トランプ大統領の例を見れば、明白)

ちなみに、新型コロナウィルスの特徴の一つは、血栓症を起こす恐れがあること。

によれば、

免疫グロブリン大量静注療法(IVIG)や血漿交換、IL-6阻害、抗補体療法などを早期に用いることが血栓予防に有用ではないかとしています。

「無駄」か否か、
「必要」か否か
を、誰が、如何なる基準で、判断するか、
村中は提示しようとすらしていない。


とトンチンカンなことを言っている。

新型コロナ「『空気感染』の可能性」 米CDCが指針改定
2020/10/6  7:26

 米疾病対策センター(CDC)は5日、新型コロナウイルスの感染経路に関する指針を改定し、「『空気感染』で広がることが時々あり得る」と指摘した。感染者との濃厚接触が一般的な経路だと説明しながら、閉じられた空間のなかで感染する可能性に言及した。 

日付だけで見れば、
冬が近いことを意識した発表とみるべき。

冬になれば、窓もドアも閉めて暖房を使う。

「『空気感染』で広がることが時々あり得る」

と指摘することで、
特に寒冷な地域に対して
冬場の換気を促している
と見受けられる。

寒がりは、どの国であっても、冬場の換気を嫌うものです(by 寒がり)。


なぜか、村中は米国内の党派対立を無視。
NY州は民主党の牙城。NY州絡みのドクターがトランプ大統領を非難。

党派対立の一環でしかない。


売れ行き芳しくないDVDの販促文の如く。
そして、「未承認薬」は、明確な間違い。


医師団は4日、トランプ氏の体調が安定すれば5日にも退院できるとの見解を示していた。コロナ重症者向けに使われるステロイド薬「デキサメタゾン」をトランプ氏に投与したことを明らかにし「早期使用のプラス効果が(副作用などの)どんなリスクも上回るだろう」と説明した。

認可されたときの
「効能・効果及び用法・用量」
とは、異なる使い方をしただけ。

デキサメタゾンについては、
が詳しい。
要するに、炎症を抑え込む薬剤
国立がんセンターHPでも
紹介されるほど、使い方の広い薬剤。

そもそも、トランプ大統領医師団の会見ならば、

「トランプ氏、5日退院も」医師団説明 ステロイド薬使用
2020/10/5 3:34 (2020/10/5 6:49更新) 

の方が明瞭かつ詳しい。
 
 

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