考えてみれば、上祐氏も、お気の毒な立場なのかもしれない。教団の先行きを考えれば、教祖をいつまでも信奉する路線では、いずれやっていけなくなることは、目に見えていた。かといって、自分の言うことは、なかなか下の者が聞いてくれない。思い余って、教団から離れることを決意したのだろう。
本来なら、あれほどグルを擁護していた方である。そんなに簡単に、グルを否定したり、捨てられたりするわけが無い。そこを押しても、改革を進めなければ、教団の存続、法の継承、衆生の救済が出来ないと考えたから、なかば強引に、教団を離れることにしたのだろう。背景に、大乗的な心情が働いたであろうことは、十分理解できる。
しかし、片や、グルを捨て、煩悩社会に迎合してまで、教団を存続させる意味があるのかと、反発する気持ちも分かる。まして、教祖は、口も利けない状態であり、事件について何も語ってはいないのに、外部の圧力に負けて、グルを捨てるとは何事だということなのだと思う。
大乗のステージに入った者が、グルを捨て、衆生済度に向かうのは理解出来るが、自己の煩悩に苦しむ者が、グル無しで、どうやって彼岸へ到達すれば良いのだという、修行者にとって切実な、宗教的反発があるのも当然だろうと思う。
よく上祐氏が、A派の方に、いつまでも、グルという親にすがりついていないで、自立していかなくてはならないと、メッセージを投げかけるが、じゃあ、親代わりになるようなものが、M派にあるのですかと、逆に問われた時に、なんと答えるのだろう。
もちろん、中には、ただただ、教団におんぶにだっこで、教団にいれば衣食住は確保出来て、安泰だと思っている人もいるかもしれない。そういう人には、早く、目を覚まして自覚しろよという言葉は、当てはまるような気もするが、真剣に、解脱への道を目指している人間にとっては、その言葉では、響かないような気がする。
はっきり言って、大乗のヨーガのステージで、どこまで弟弟子達を導けるのだろうか?クンダリニーヨーガ?マハームドラー?どちらまでか分からないが、最終地点までは当然無理だろう。
それに対して、事件で捕らえられた人達の、獄中での瞑想体験を読むと、それはそれは、すごい体験をしている。アストラルでのグルからの示唆、瞑想中の数多くの体験。クシティガルヴァ正悟師の体験談などを読んでみると、すんごい体験ばかりで、これじゃ獄中から抜けたくないだろうなと、不謹慎にも思ってしまうくらいすごい内容だった。
こういう体験談を読めば、グルを最後まで信じていけば、自分も必ずや高い世界の経験が出来るはずだと思っても、仕方がないような気がする。実際、ミラレパ正悟師は正大師になり、諸々の捕まった師の方々は、正悟師の成就認定を受けている事実もある。もちろん、そのために、また悪いことをして、刑務所に入ろうと思う馬鹿者はいないだろうけど、グルを捨てられない理由が、深く宗教的理由に結びついているので、そう簡単に捨てられるものではないように感じる。
かつてのグルに代わる存在、あるいは解脱の方法を提示しない限り、そのような方達の心を動かすことは出来ないのではないだろうか。今は、かなり薄れつつあるようだが、かつては、真剣に解脱を求め、道を求めて集まった、修行者集団であったという側面は忘れてならない。
話を飛躍させるが、私の個人的考えとしては、最終的な解脱へ最も近い上祐氏に、インドの山奥でも、チベットでも行っていただいて、何年かかっても良いので、徹底的に修行をして、最終解脱をしていただく。そして、弟弟子達を最終段階へ導ける状態になってから、もう一度、戻ってきて、私が解脱への道案内をしますと言えば良いのではないかと考えている。かなりな妄想だが、このくらいやらないと、人がついてこないのではなかろうか?
あまりに、教団を存続させなくちゃとか、衆生を救済するのだとか、こだわりすぎると、無理が出てくる。だいたい、自分達の救済も出来ずに、他人様を、どうやって救済するの?どうしようもないだろうと言われるのがおち。M派は今のままだと、宗教的ボランティア団体になりそうな気がしてならない。
しかし、私のように、凡夫に限りなく近い信徒でさえ、上祐氏がつらい選択を迫られたであろう心情を推察出来るのに、正悟師の方々をはじめA派の方々が、上祐氏を魔境呼ばわりして、排除してしまおうとしたのは、なんとも残念としか言い様がない。もう少し、落ち着いた大人の対応をしていただきたかった。
本来なら、あれほどグルを擁護していた方である。そんなに簡単に、グルを否定したり、捨てられたりするわけが無い。そこを押しても、改革を進めなければ、教団の存続、法の継承、衆生の救済が出来ないと考えたから、なかば強引に、教団を離れることにしたのだろう。背景に、大乗的な心情が働いたであろうことは、十分理解できる。
しかし、片や、グルを捨て、煩悩社会に迎合してまで、教団を存続させる意味があるのかと、反発する気持ちも分かる。まして、教祖は、口も利けない状態であり、事件について何も語ってはいないのに、外部の圧力に負けて、グルを捨てるとは何事だということなのだと思う。
大乗のステージに入った者が、グルを捨て、衆生済度に向かうのは理解出来るが、自己の煩悩に苦しむ者が、グル無しで、どうやって彼岸へ到達すれば良いのだという、修行者にとって切実な、宗教的反発があるのも当然だろうと思う。
よく上祐氏が、A派の方に、いつまでも、グルという親にすがりついていないで、自立していかなくてはならないと、メッセージを投げかけるが、じゃあ、親代わりになるようなものが、M派にあるのですかと、逆に問われた時に、なんと答えるのだろう。
もちろん、中には、ただただ、教団におんぶにだっこで、教団にいれば衣食住は確保出来て、安泰だと思っている人もいるかもしれない。そういう人には、早く、目を覚まして自覚しろよという言葉は、当てはまるような気もするが、真剣に、解脱への道を目指している人間にとっては、その言葉では、響かないような気がする。
はっきり言って、大乗のヨーガのステージで、どこまで弟弟子達を導けるのだろうか?クンダリニーヨーガ?マハームドラー?どちらまでか分からないが、最終地点までは当然無理だろう。
それに対して、事件で捕らえられた人達の、獄中での瞑想体験を読むと、それはそれは、すごい体験をしている。アストラルでのグルからの示唆、瞑想中の数多くの体験。クシティガルヴァ正悟師の体験談などを読んでみると、すんごい体験ばかりで、これじゃ獄中から抜けたくないだろうなと、不謹慎にも思ってしまうくらいすごい内容だった。
こういう体験談を読めば、グルを最後まで信じていけば、自分も必ずや高い世界の経験が出来るはずだと思っても、仕方がないような気がする。実際、ミラレパ正悟師は正大師になり、諸々の捕まった師の方々は、正悟師の成就認定を受けている事実もある。もちろん、そのために、また悪いことをして、刑務所に入ろうと思う馬鹿者はいないだろうけど、グルを捨てられない理由が、深く宗教的理由に結びついているので、そう簡単に捨てられるものではないように感じる。
かつてのグルに代わる存在、あるいは解脱の方法を提示しない限り、そのような方達の心を動かすことは出来ないのではないだろうか。今は、かなり薄れつつあるようだが、かつては、真剣に解脱を求め、道を求めて集まった、修行者集団であったという側面は忘れてならない。
話を飛躍させるが、私の個人的考えとしては、最終的な解脱へ最も近い上祐氏に、インドの山奥でも、チベットでも行っていただいて、何年かかっても良いので、徹底的に修行をして、最終解脱をしていただく。そして、弟弟子達を最終段階へ導ける状態になってから、もう一度、戻ってきて、私が解脱への道案内をしますと言えば良いのではないかと考えている。かなりな妄想だが、このくらいやらないと、人がついてこないのではなかろうか?
あまりに、教団を存続させなくちゃとか、衆生を救済するのだとか、こだわりすぎると、無理が出てくる。だいたい、自分達の救済も出来ずに、他人様を、どうやって救済するの?どうしようもないだろうと言われるのがおち。M派は今のままだと、宗教的ボランティア団体になりそうな気がしてならない。
しかし、私のように、凡夫に限りなく近い信徒でさえ、上祐氏がつらい選択を迫られたであろう心情を推察出来るのに、正悟師の方々をはじめA派の方々が、上祐氏を魔境呼ばわりして、排除してしまおうとしたのは、なんとも残念としか言い様がない。もう少し、落ち着いた大人の対応をしていただきたかった。
うーん・・・
個人的には、上祐氏が辛い選択をしたとは思えないような…
あ、全くの個人的意見です&A派でも何でもないです。念の為。
当時の上層部が、上祐氏を魔境呼ばわりしてしまったのは、
いたしかたなかったのではないかと。
実際、社会融和対策として、
対外的には麻原氏を崇拝しないということでしたが、
実際は、麻原氏の作った教団で、今も昔も彼がグルであると。
その系譜を後にも先にも変えることは出来ないのではないかなと。
それを、突然(2001年(くらいの時期?)
以降からですが))グルを外すとなると、
本来の教団の宗教的意味がなくなる訳ですから
(法身・報身などの話は別として)、
魔境と疑う気持ちはわかるような気はします。
勿論、それらに対する対応としては、問題ありだと思います。
それに、上祐氏が、本気で救済を考えてるとは思えないのです。
その理由は、ここでは書きませんが。
少し話がまとまってないですが、すいません。
全て、あくまで個人的意見の一つです。
私の触手が動くような物の言い方ですな。
上祐氏が辛い選択ではなかった?
何故そう思われますか?
グルをはずすと宗教的意味合いがなくなるのはその通り。
魔境と呼ばれない努力が必要だったのか、
魔境と呼ぶべきではなかったのか、
どっちもどっちという気がするんですけどね。
対応の問題はおおありでした。
上祐氏が救済を考えていないかも?
私でさえまだ書かなかったのに。(笑)
ぜひ理由をうかがいたいです。
気になってチェックしてみたら、
素早く返信して下さってて嬉しいです。
いろいろ突っ込んだお話もしてみたいのですが
(といっても、そんなにたいした話もないのですが)、何せ、ここは公の場。
誰が見てるかわかりません。
出来れば、メール等の方が、やりとりしやすいのですが…
コメント二度目にして、内容ぶっとばし過ぎたか…笑
いろいろお話はうかがいたいのですが、
メールはねえ。どうなんでしょう。
私は、PC詳しくないので、メルアドをさらすと、
個人情報全部分かっちゃいそうだし、
とりあえず、ここでのやり取りで、
お願いします。申し訳ないですけど。
尊師からの予\言というか授記というか、
いずれ独立して自分のグループを形成し、
真理勝者への道を、ということの準備を
着々と進めているように思えます。
その意味では、今生ではボランティア団体レベルでも
構\わないと考えているかもしれません。
ともあれ、上祐氏本人は、
案外グルの意思を実践しているつもりかもしれません。
私自身も夢での示唆により、
これがグルの意思通りと考えています。
ところで、メルアドはメールやりとりの提案者である
ルナさんがなさったら如何でしょう?
2ちゃんねるにも登場している白龍さんでは、
確かに何かと危険もあるでしょうから。
当分はここに書ける範囲内で参加させてもらいますね。
お騒がせしました~
聖者ぼんちリンポチェさんも提案ありがとうございます。
個人的には上祐氏の団体が、(仮にですが)ボランティア団体になってしまうことには、
むしろ良いんじゃないかなとは思います。
変にカルト化されるよりは、まっとうな慈善団体の方が…
でも、新しいことを実践する前に、
過去の清算やら何やらと、なさなければならないことを
先にしてもらいたいと思いますが…
アドバイスどうもありがとうございます。
なんか急にいろいろな方から、コメントいただいてびっくりしています。
上祐氏は、未来のサーリプッタへの道を歩む練習なんですかね。
聖者ぼんちリンポチェさんも、それに関する、夢を見られたのですか?
グルの意思は、各自捉えかたがまちまちで、
なかなか曲者だと思っています。
私なんかも、ここでぐだぐだブログ書いているのも、
グルの意思だったりして。(笑)
>過去の清算やら何やらと、なさなければならないことを
>先にしてもらいたいと思います。
全くルナさんの意見に賛成です。
以前に、2チャンネルにも書き込みましたが、
以前の説法会で、信徒にも、きちんと謝罪すべしと、
上祐さんに迫りましたが、
軽くいなされてしまいました。
その後、テレビで一生懸命謝っている姿を拝見したので、
それは、良しとしても、
昨日書いたように、麻原氏はどんな人物だったのか?
本当に、最終的な解脱をしていたのかどうか?
アーレフの教義上は、仏教といえるのかどうか?も含めて、
きちんと、検証をしていってほしと思っています。
別にこれがとんでもないことを引き起こす、
そんなヴィジョンには見えませんでしたから、
尊師の本来の意図を引き継ぐ者として
上祐氏が代表となることを認めているのです。
つまり、本来のオウム真理教の立場を前提とした
M派シンパってとこでしょうね、私は。
なるほどね~。
でも、せっかく、尊師を否定したのに、
そんなこと言われると、上祐氏にとっては、痛し痒しかも。(笑)
私は、今は極力A派、M派が何を為すのかだけを見ていこうと思っています。
話は変わりますが、印仏板のatomさんて、すごいですよね。
和井さんが、独覚とは、あのような人を言うのだろうと言っていましたが、
私も、それは感じていました。
あの口調は気になるのですが、
ついつい、あの人のたどり着いた境地を聞いてみたくて、いろいろ質問してしまいました。
ただし、滅法のお手伝いしてしまうとまずいので、今後は、質問を控えることにします。