ホーランド監督の解任を発表した翌日の4月19日に、中山社長と西野SDが会見しました。
記事中、西野氏は
「監督を選定する責任者として、SDとして、今年最初のプロジェクトは失敗ということを認めざるをえないし、この失敗をどう次に繋げていくかが大事だと思っています」と話しています。
〜〜〜中略〜〜〜
後任については探していく。「マリノスが目指すもの、シティ・フットボール・グループが目指すものはそんなに大きく変わっていない。いかにたくさんゴールを挙げ、いかにたくさん攻撃をし、いかにたくさん勝つか。速さっていうのも取り入れないといけないですし、マリノスが強かった時はそういうものが揃っていたと思います。失われていた部分を取り戻さないといけないと思っていますので、次に監督を務めてもらう人に向けても伝えていきたい」と言及した。
2年連続で監督がシーズン途中で交代してしまいました。これはやっぱり由々しきことだと思います。
西野さんが来て、選手補強の部分では昨年よりはずっと良かったと思います。
ただ、本質はクラブの現状をきちんと認識(把握)して、向かうべき方向にしっかり進めるかだと思います。
言い換えればこの2年間それが出来ていないから、結果が出ずに監督を交代させる羽目になっているんだと思います。
アタッキングフットボールが強烈だったため、クラブも選手も「それをしなければならない」呪縛に取り憑かれている気がします。
ずっとクラブが好調であるはずはない、つまり同じやり方で済むはずはないので、戦力(選手)やサッカーのトレンドをきちんと確認(分析)してから監督の人選をしないとまた同じことを繰り返してしまうと思います。
恐れながら、言ってもしかたがないですが、外から見て現在のマリノス内でそれを担える人材がいるでしょうか。
クラブの問題点と進むべき方向性を把握していないから、CFGから貴重な情報を得ているのにそれを活かせていないとしか思えません。
生意気な事を言って申し訳ありません。
社長も西野氏も「そんなことは言わずと知れた事。ちゃんと考えています」だと思いたいです。
ただ、この記事の最後の部分が引っかかってしまった。
最近は外国人監督が続いているが、「日本サッカーを考えた上では、J1を優勝させて世界で戦うチームの監督は、日本人監督であってほしいと昔から思っています。マリノスがJ1で優勝して、アジアで優勝して、世界に戦うためには、いい監督であれば、何人だろうが、日本人だろうが、そこはどうでもいいと思っています」と見解を示した。
「いい監督」って、世間の評判(成績)で「いい監督」ではなくて、
マリノスを分析したうえでマリノスにとって「いい監督」ですよね。
とにかく「同じ轍は踏んでほしくない」と強烈に思います。
心機一転、ACLEへ勇猛果敢に挑みましょう。
リーグ戦もここからです。まずは浦和戦、悔いなく戦いましょう。
トリコロールの逆襲を切に見たい!