ハイライト|J1リーグ第3節|vs清水エスパルス
開幕から続く5連勝を3勝1分1敗で乗り切ったマリノス。
柏戦の敗戦を思えば上々の出来ではないだろうか。
悪夢の様な出来事を見事に乗り越え、それどころかこの時期に見事なターンオーバーを行うことが出来た。
まさに「災い転じて福となす」となった。
この5連戦で出場した選手は、登録選手中23/26人をこなし、新加入選手がしっかり結果を出している。
神戸戦では、西村が2得点、ユース昇格のルーキー山根が初先発で見事な立ち回り。
宮市選手も初先発。そのスピードの片鱗を見せてくれた。
高丘は、神戸戦でファインセーブを連発。勝利に大きく貢献してくれた。
清水戦では、海夏、角田が初先発。
海夏はうれしいマリノスでの初得点。
角田はほぼミスなしの落ち着いたプレーをし、視野も広くて時折繰り出すパスも的確だった。
畠中の怪我、エドゥアルドの不安定さで不安のあったCB陣の中で目処がついたのは大きな収穫だ。
そして小池(龍)、清水戦の先発メンバーを見てぶっ飛んだマリサポは多かったのではないか。
私もその一人だが、役割を見事にこなし、なんと先制点を挙げている。
両サイドバッグに加えてボランチもこなせるーー監督にとっては困った時の小池(龍)だろう。
名前をあげた選手だけではなく、
まさにチーム全員で結果を出している。
マスカット監督の(マジック)采配も素晴らしいが、その起用に応えて結果を出した選手の多さに驚く。
明確な戦術を持つことの強みをこの連戦で発揮した。
やることがはっきりしているから、全員が同じベクトルを持って進めていける。
2018年から築いてきた「アタッキングフットボール」が継続されているから、
明確な戦術を継続できるチームは強くなれる
選手全員のモチベーションは高いはず。チーム内の競争は激化していくはずだ。
まだまだ練習を積んで、連携を深めてマリノスはもっと強くなれる。
皆さん、今シーズンがますます楽しみになりましたね!
2022年3月6日(日) 日産スタジアム 第3節
横浜F・マリノス 対 清水エスパルス
2 対 0
前半32分 小池 龍太
前半43分 吉尾 海夏