ははこのじかん

育児・学び・集う
赤ちゃんとお母さんの教室『ははこのじかん』早川幸江の日記

最近多い相談

2008-04-01 | beautiful life

知り合いのお母さんとの会話の中で、

多いなぁと感じるのが、

「お友達のお母さんが、その子どもを叱ってくれない」

と言うことです。

 

一緒に遊んでいて、私の子どもが痛い目にあっているのに、

相手の子のお母さんは全然その子を叱らない

ということです。

 

子どもの大好きなおもちゃを壊されてしまった。

子どもがおもちゃで叩かれた。

などなどのとき、皆さんならどうしますか?

 

私は相手の子どもに言います。

「これ、大好きなおもちゃだから、本当に悲しいんだよ。」

「こんな硬いおもちゃで叩かれたら痛いよね。」

と。

 

聴かないようなら、「ちょっと待って」と捕まえてしまいます。

 

相手のお母さんがきちんと叱ってくれていたらあえてそこまではしませんが・・・。

 

それを話したら、

すごい!斉藤さんみたい!

と言われましたが、

けっこう保育士仲間の中では当たり前です。

 

もしかしたら、叱ってくれないのはそのときを見ていなくて、

状況がわからないからかも知れないし・・。

 

そうしたら、その状況を見ていた人がきちんとその子どもに伝えることが

適切なのではないでしょうか?

 

自分の子どもじゃないからって叱れないのは

ほかの子どもがどうなっても良いということなのでは?

 

だから叱ってくれるって言うのは、私だったら

あぁ、ちゃんと見ていてくれているんだなってありがたく思います。

 

でも、そう思わないお母さんもいるかも??って思うから

叱れなくなっちゃうっていうのも分かります。

 

でも、叱ったことで「うちの子をしかった!」なんていうお母さんなら

きっとその後もいろいろトラブルになる可能性もあるから近づかない。

 

悪いことは悪い。

愛情を持って叱ることはとても大切なことだと思うのです。

 

自分の子どもを叱る人が自分達夫婦だけになっちゃったら

親の負担が大きすぎる。

「親はなにやってる!!」

「どういう教育してるんだ!」

なんて言われてばかりになっちゃう。

 

そうじゃなくて、そこにいた大人がきちんと教えてあげられたなら、

もっとラクに子育てできるんじゃないかなぁと思うのです。

 

大人ってそういうものですよね。

 

それで、「ありがとう」っていえる関係を大人が作っていきたいものです。

 

 

 



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