パレスチナがみたい

土曜日は私にしては珍しい講演に行ってきました。

「パレスチナがみたい」という本を書いた

森澤典子さんの講演です。

 

実は保育所プロジェクトに参加している方で

いつもパレスチナのことは話の端々に聞いているのですが

今回は講演ということで川崎まで行ってきました。

 

私はほとんど未知の世界の話。

なんでまたそんな危険なところに？？

というのが、以前の私の印象。

 

だけど、森澤さんの話すパレスチナは

オリーブ畑があって、花畑があって・・・という

とても色彩豊かな感じ。

 

そしてそこに住む人の心の豊かさにクローズアップしたレポートは

奪う者と奪われる者、勝ち負け、では計り知れない

心にズシンと響くものがあります。

 

本当の強さとか、愛とか、

これほど悲惨な生活の中で

誇りを失わないで生きること、

 

あまりにも知らなかったことを知りました。

 

何よりも森澤さんの明るい柔らかいコロコロとした声で

もっともっときかせて欲しいなぁ～と思いました。

（現にオジサマたち、すごく残念そうだった。）

 

いつもと違う場所で

握手を求められてニコニコしているのを見ると

なんだかスゴイ人と仕事しているなぁ～と

嬉しくなってしまいました。

 

家に帰ると夫と子どもたちが

世界の国旗のゲームをしていました。

三日月、アラブ色、十字架・・・

いろんな国のその成り立ちを表した国旗をみて

早くお互いのことを認め合える世界がやってくると良いなぁ～

と心から思います。