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趣味のブログで気ままな独り言を日記として綴っています。

2台続けてアンプの故障

2017-07-05 23:36:00 | オーディオ

  
すでに1台所有しているLUXMANの同じプリアンプ、音がいいので追加でもう1台入手してしまった。
外観もほどほどキレイで内部の埃も少なく接点不良もほとんどなかった。そこそこの値段ではあったが良品を入手できて大いに喜んだ。外観の磨き上げと端子の垢とり、内部の埃除去、接点の清掃などを済ませ、試験用の簡易システムにつないで音出し。特に問題がなかったのでメインのシステムにつないでみた。案の定つややかで音に力があり手持ちの機器と同様なかなか良い音がする。

申し分ない音で悦に入ったのもつかの間、右側のスピーカーからブーンというノイズが出始めた。慌てて電源を落とし各スィッチ類に接触不良がないかを点検するも原因はつかめない。古い機器でしばらく通電しなかったものは経験上、復調するまである程度のエージングが必要という感があるので、念のため一晩電源を入れっぱなしにしてみたが改善はされなかった。

  
この機器特有の部品であるモジュールがイカレたのかもしれない。ネットで情報を見るとこの機器はこのモジュールの故障が圧倒的に多くメーカーでも修理不能ならしい。修理業者によってはこの部品を独自に作成しているところもあるとのこと。

万策尽きて出品者の大手中古業者にメールで内容を連絡。早速返信に謝罪と返品受付の内容が記載されていた。その後すぐに担当者から電話があり、故障状況の説明と返品対応の説明と丁寧で的確な対応に驚いた。ジャンク品ではなかったのである程度の対応はしてもらえるとは思っていたが、まさに完璧な対応であった。気に入った機器だったので惜しい気持ちはあったが次の機会にと思って着払いで返品、数日後に落札金額がしっかり口座に振り込まれていた。さすが大手の対応と頭が下がる思い(多分赤字)であった。中古品の売買は本当に難しいと思うがリスク以上の利益があるから成り立っているのだろう。

  
どうしてもプリアンプが1台欲しくて次に入手したのがAccuphaseのもの。発売当時200,000円の高級機でプリアンプなのに重さも14㎏ある。同様の機器をすでに1台所有しているが、これは所有機器の後継機で性能もかなりアップしているらしい。外観は非常にキレイで銀盤のフロントフェースがスイッチ類の反射光を受けて上品にしっとりとした光沢を放っている。

  
内部は黒いカバーで覆われており基盤は見えないようになっている。プリアンプであっても構造上、結構熱を持つと思われるが、対策はしっかりなされているらしい。スィッチ類のガリもほとんど無く美品の部類に入る良品であった。

  
黒いカバーを外すと内部はパソコンのように基盤がマザーボードに刺さっているような構造。
使用されている部品の質感や配線、内部構造を見ると素人でも他社とは一線を画すAccuphase独自のこだわりと技術が読み取れる。

到着後一通りの点検と清掃を終えて通電。Accuphaseらしいクリアで誇張が無く上品な音質。
しばらく音出しをしていると突然左側の音が出なくなった。先日のLAXMANといい一体何なんだ?!
手持ちの機器の故障も疑い、あらゆる方法で音出しを試みたがウンともスンとも言ってくれない。

これから先はLAXMANのアンプと同じ、業者は違ったが前回以上の素晴らしい対応で不安感は全くなかった。このショップは返品するか自分で修理に出すかの2択制度があり、修理する場合は全額ではないがある程度の保証金を出してくれるとのこと。アンプは気に入っていたがAccuphaseのアンプは修理に出すと5万円はくだらないと判断しやむなく返品することにした。
着払い返品後、数日で代金の振り込みがあったのは言うまでもない。


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