キャンプ&オーディオ&トレッキング

趣味のブログで気ままな独り言を日記として綴っています。

娘とスノーランチ

2017-03-12 22:29:00 | 雪山・山スキー

  
膝の具合もだいぶ良くなってきたこの日曜日、天気予報も良かったので娘と近隣のキャンプ場へスノーランチに出かけた。キャンプ場は除雪されていないのでスノーシューを履いてストックの代わりにスコップを持って歩いた。 

 
冬期は閉鎖されているキャンプ場、車道から約20分で着くお手軽コース、もちろんトイレや炊事場は使えない。

  
途中のスーパーで買いだした食材で手際よく?「すき焼き」を作る。それにしてもコールマンのキャンプ用ガソリンストーブとUNIFLAMEのスキレットの重いこと...
意識したつもりは無いけれど早春時期のスノーランチは「すき焼き」が多い。ずいぶん昔も行ったっけ...光り輝いていた時代、でももうその頃には戻れない...

  
油を忘れたので熱したスキレットに肉を入れると瞬く間に焦げてへばりつく!慌ててタレを流し込み、手当たり次第に肉、野菜、シタラキ、豆腐、エノキをぶち込む!日本酒と残りのタレを入れてフタをして煮込むほど数分。恐る恐るふたを開けるとなんと「鍋」になっていた!汁がたっぷりで肉を食すと味の染みていない煮牛肉、ひどい味だ!こんなすき焼き喰ったことがない!
それでも娘はウマイウマイと言って食べていた。(驚)たとえまずいものでもポカポカ陽気の雪上で食べるランチは日常では味わえない心の隠し味があったのかもしれない。

  
MSRライトニングアッセントと無名のスノーシュー、ザックGRANITEGEAR、スコップBlackDiamond、LIFE-LINK。

  
トップスOUTDOORRESEARCHソフトシェル、ボトムスMAMMUTソフトシェル、ベーイレイヤーTERNUA、ミッドレイヤーPatagoniaのR2。PatagoniaのR2は年代別に何着か持っているが保温性が高く軽く非常に着やすいフリース。Polartecの生地を使用していて年代別にいろいろな質感が楽しめる。近年のものは以前の毛足の長いタイプの生地に戻っている。長年着ていると肘の部分の毛足のつぶれが気になるが、最近のものはここがフリースではなくストレッチ素材になっている。

  
スノーシューやスコップなど10年以上も使っている。使用頻度はそれほど多くはないもののスノーシューは劣化しやすいゴムやプラスチックの部分もそれなりにあるが故障はない。コールマンのガソリンストーブに至ってはもう何回使ったことか...
一度ポンピングの部分を交換しているが購入後多分30年はたっている。素晴らしい耐久性だと思う。

昨今、物を大切にしないというか、壊れたら直さず捨てる、飽きたら捨てるという使い捨ての感覚が普通になっている。電化製品など修理するより買った方が安いし、100均に行けば何でも買える時代だ。しかし日本の高度な工業技術は性能の追求もさることながら、丈夫で長持ち、たとえ壊れてもきちんと修理してくれる抜群の安心感があったはず。

今はもう衰退してしまったオーディオの業界では今だに30~40年前の製品が現役で動作し、しかも素晴らしい音を奏でている。日本の工業技術の素晴らしさ、時代の開発者たちの熱意がひしと伝わってくる。私はこれらの古いアンプの電源を入れる時、心の中で「今日もよろしく」落とすときは「良い音をありがとう」と心の中で唱えている。

古い車を修理しながら大切に乗っている。もう何度車検を取っただろうか...それでも壊れるのは消耗品だけで大きな故障はない。走行距離も25万キロを超えた。もうそろそろ買い替えの時かなとは思うけれど、壊れない限り踏ん切りもつかない。こちらにも日々運転するときに「今日もありがとう」と感謝の気持ちを心で唱えている。

にも拘わらず古い車の税金が高くなっていくのは何故?!早く買い換えろってか!