明るい未来でありますように

はじまる時は

ワクワクドキドキ

未来がどうなるか

楽しみな気持ち



まるで

遠足前の子供のように




君とは

いつまでも

そんな気持ちを

持ち続けられる

関係でいたい



君さえ良ければ

そうありたい


そうありますように

嘘みたいな言葉

君じゃなきゃ

ダメだと

思ってた


君だから

いいって

思ってたけど


時間が過ぎてしまえば

そんな熱っぽい言葉も

嘘みたいに

消えていく



赤い糸とか

運命なんていう

言葉と

同列なくらい

自分にとっては

その言葉だって

陳腐に感じてしまうほど



火照りが

冷めた


季節は皐月


君がいなくなってから

一年なんて

あっという間

未来の自分

例え

その時

どんなに苦しくとも

どんなに辛くとも


人には自然治癒力というものが

あるから


大抵のことは

時間が解決してくれる



失恋や挫折も

きっと

未来の自分の糧になる

friend

替わりの人は

いくらでもいる


そう

思ってたけど


君は

特別だったみたい



あとから

思う

この気持ち


後悔と

言わずして

何と言えばいいんだろう



せめてもの救いは


君はまだ

ここにいるということ



それだけで

少しだけ

救われてる

傷心

心が離れてる気は

随分前からしていたから


きっと

こうなるのは

時間の問題だったんだ


今はせめて

恨み言は

言わず

時間の流れに任せて


忘れたいことは

忘れてしまいたい



それを

卑怯だと

誰かに言われても

そうしたい

rain

喧嘩した

帰り際

雨が降り出していた

まるで

二人の仲直りを

阻止するみたいに

土砂降りの雨が




だけど

この雨が止んだら

君に

ちゃんと

謝って仲直りを

しよう



こんな

形で

君とは終わりたくないから


君とはまだ

終わりたくないから

負けない気持ち

勝ちたいという

気持ちは

時に

それが

強すぎて

空回りすることも

あるけれど

負けたくないという

気持ちが

空回りすることは

少ないと思う


目標にする人は

いるけれど

常に勝ちたい相手は

いつも自分

自分にだけは

負けたくない

そう思っていたら

どんな壁が立ち塞がっても

気持ちで負けてしまうことはない

そう思う

遠い昔のあの日の恋

せっかく

出会った人なのに


一瞬でも

想いが通じ合った二人だとしても


必ずしも結ばれるとは

限らない



君とは

どうなんだろうね


そう言いながら

私の顔を覗き込む君が

少し意地悪く見えた

初夏の午後



どうなるかなんて

私にも分からないけれど

君になら

そのまま攫われてしまっても

いいって


その時は思ってた

葉桜と君

先月の終わりには

まだ咲いていた

桜が


もう

葉桜に

なっていた



何が起こっていようと


花にも

人にもまた

同じように

時は流れて行くこと



新緑が

眩しい葉桜を

見ながら

寂しい気持ちが

横切った皐月も

もう半ばで



君は隣にはいなくて……

偽物の恋

もう二度と

私から連絡を

とることは無い


そう思って

君の連絡先を

LINEから消した


たまに

君のことを

思い出すことはあるけれど


私はもう

君のことは

見ていない


君に振り回され

悩んだ季節は過ぎて


特別会いたいと

思うこともなくなっている



一時

あんなに

好きだったこともあるのに

忘れそうになってる今



きっと

本物の恋では

なくて

偽物の恋だったんだ


本気で

好きにならなくて

良かったと

思ってるのは

本物の気持ち


今の本当の気持ち