word worlds

日々思いつくまま綴ってます恋愛詩、その他諸々。たまに過去に書いた詩も載せています。

どんなに好きだとしても……

2022-10-26 20:17:13 | poem




貴方の隣は

とても

居心地が良かった


私が何を言っても

怒ったり

否定することもなくて


いつでも穏やかな口調で

肯定してくれた



いつも

何かに悩んでいた私

自分から

言い出すタイプじゃない

私の性格を

見越してたのかな


悩み事あったら

訊くぞ


なんて

さりげなく

言ってくれた貴方の

気遣いと

優しさ


でも

あの頃は

貴方に

弱いところを

見せるのは

抵抗もあって

素直に

悩みを打ち明けるなんてこと

できなかった



貴方の前では

いつも

素の私でいれたのに

そういう時は

貴方の前でも心をガードしていた私



好きだとは

絶対言わない貴方だとは

思うけれど


もし

あの時

私が

好きです


と言ったなら


貴方は

同じ言葉を

くれたのかな……



私が一番欲しかった

その言葉を

貴方の口から

聞けたなら


少しは

後悔も

薄れるのに



運命の

女神は

私には微笑んでは

くれなかったんだ









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