散りばめられた
沢山の
証拠を元に
行きついた先は
やっぱり
君は
私のことが
好きなんだなという
事実
それでも
どんなに
証拠を突きつけても
白を切る君
私が好きだと
バレているのに
白を切る君が
愛しく感じるのは
私も君を好きだから
という理由に他ならないのだけど
好きなのに白を切り続けるのは
君の作戦なのかな
それが
恋の醍醐味なのかな
もうすぐ
こちらにも
春がやってくるよ
季節を先取りした
この恋は
まだまだ
春が続きそうで
君の棲む街に向けて
好きだと
告げたい私がいた
春爛漫だね