word worlds

日々思いつくまま綴ってます恋愛詩、その他諸々。たまに過去に書いた詩も載せています。

world end

2015-03-13 20:15:56 | poem
弥生も半ばに

なりかけた


年の初めに

世界を震撼させる事件が起き

幼き者による犯罪に

誰もが胸を痛めていた





季節は移ろいやすいと言うけれど

忘れてしまっていることの

多さに

悲しくなる



忘れるべきなのか

忘れ去るべきなのか



忘れ去るべきと

言われても

忘れられない自分がいる



こうして

悲しいことや

苦しいことと

同じように



楽しいことも

嬉しいことも

忘れ去ってしまうなら



もう

これ以上

何も知りたくないのに

反対の気持ちが

相反する



知らざるを得ないのならば

此れから先も

知る道を選びたい



誰もが痛みを

抱えているのだから



その痛みから

目を反らす事だけは

したくない



痛みを携え

今日という日をやり過ごし

明日も

忘却という悲しみと

直面しながら

生きていくのなら


此の先

三千世界の果てまで

生きて行こう


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案内状

2015-03-13 05:44:54 | poem
たくさんの人との

出会いの中で

ずっと続く出会いは

いくつあるんだろう?


一期一会じゃ悲しいな

また

会いたい人になれたら

どんなに素敵なことだろう?





ボクは

どれだけの人に覚えられている?



そう思うと怖くなって

欠席に丸だけつけて

出した同窓会の案内状





ちょっとだけ後悔してる



キミに忘れられてたら

悲しくて

勇気を出せなかった







弱気な

ボクに…。


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春の息吹

2015-03-13 05:33:15 | poem

雪解けた

ある日


また


春の息吹を


見つけた



雪の下で

一所懸命に

その芽を伸ばしてたのかと

思うと


健気な、その姿に

愛しさを感じた




キミの街では

そろそろ

桜の開花予報が

流れる頃だろうか?



私の街の桜は

皐月まで咲かないけれど


心には

一足早い春の訪れを感じているよ




サクラサケ



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私の王子へ

2015-03-13 05:24:38 | poem

昨日は

どんな、空色だったのかな?

きっとキミの街は

天気予報通りなら

晴れてたはず



キミが

私に

ようやく

あだ名をつけてくれた



私は悩んだけれど

キミを元の呼び名に

戻すことにした



だって

やっぱり

私には

王子だもの



繊細な、その部分は

王子の名に相応しいから



王子へ


おはよう


目覚めのKissを

贈ります。



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