弥生も半ばに
なりかけた
年の初めに
世界を震撼させる事件が起き
幼き者による犯罪に
誰もが胸を痛めていた
季節は移ろいやすいと言うけれど
忘れてしまっていることの
多さに
悲しくなる
忘れるべきなのか
忘れ去るべきなのか
忘れ去るべきと
言われても
忘れられない自分がいる
こうして
悲しいことや
苦しいことと
同じように
楽しいことも
嬉しいことも
忘れ去ってしまうなら
もう
これ以上
何も知りたくないのに
反対の気持ちが
相反する
知らざるを得ないのならば
此れから先も
知る道を選びたい
誰もが痛みを
抱えているのだから
その痛みから
目を反らす事だけは
したくない
痛みを携え
今日という日をやり過ごし
明日も
忘却という悲しみと
直面しながら
生きていくのなら
此の先
三千世界の果てまで
生きて行こう
共に
なりかけた
年の初めに
世界を震撼させる事件が起き
幼き者による犯罪に
誰もが胸を痛めていた
季節は移ろいやすいと言うけれど
忘れてしまっていることの
多さに
悲しくなる
忘れるべきなのか
忘れ去るべきなのか
忘れ去るべきと
言われても
忘れられない自分がいる
こうして
悲しいことや
苦しいことと
同じように
楽しいことも
嬉しいことも
忘れ去ってしまうなら
もう
これ以上
何も知りたくないのに
反対の気持ちが
相反する
知らざるを得ないのならば
此れから先も
知る道を選びたい
誰もが痛みを
抱えているのだから
その痛みから
目を反らす事だけは
したくない
痛みを携え
今日という日をやり過ごし
明日も
忘却という悲しみと
直面しながら
生きていくのなら
此の先
三千世界の果てまで
生きて行こう
共に